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農林水産政策研究所

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クローズアップ研究者 飯田 恭子

農林水産政策研究所 主任研究官(国際領域)

専門: 農業・農村振興、EU農政(主にドイツ)、ランドスケープ計画、都市計画

現在取り組んでいる主な研究テーマは?

  ドイツにおける農業・農村振興について研究しています。

具体的にはどのような研究ですか?

  ドイツでは、持続可能な農業・農村振興を目指す取組が展開しています。多様な担い手の連携方法や政策支援のあり方について調査研究し、取組を効果的に実施するための手法を明らかにします。

研究の特色は?

  ドイツにおける持続可能な農業・農村振興を目指す取組には、地域ブランドの強化、環境保全型農業の推進、動物愛護、農地や水源の生態系保全、再生可能エネルギーの利用、グリーン・ツーリズムの普及に関するものなどがあります。一方、今日の農村地域では、住民が互いに支援しあう仕組みづくりが求められています。青少年、家族、高齢者の生活支援や多世代交流、多文化共生、農村のモビリティ確保に向けた新交通情報システムの構築といった課題が山積しています。
  こうした課題に取り組む人々は、自らの取組が、地域の状況を改善するのみではなく、例えば地球温暖化防止というような、グローバル化した課題に対峙していることを共通認識しています。多様な立場にある人々が、課題を解決するために、互いの価値観や利害関係を尊重しあいながら、実行可能な目標を定めて連携し、行動しています。
  農業・農村振興の取組に限ったことではありませんが、行動すると、更に次の課題が見えてくるものです。私の担う調査研究も、長い年月をかけてそのプロセスを追っていくものとなっています。

今後の抱負は?

  今後も、取組の経過を丁寧に調査するとともに、新しい分野やフィールドにも視野を広げたいと考えています。なによりも、日本の農業・農村振興に役立つ情報発信に努めて参ります。

略歴      研究員紹介のページを見る

  東京都出身。東北芸術工科大学卒業、ドイツのカッセル大学大学院修了、同学にてDr.-Ing.(博士(工学))を取得。東北芸術工科大学等の研究員、ドイツのLEADER地域のリージョナル・マネージャー、農村振興コンサルタント、持続可能な開発のための教育における地域ネットワークのヘッセン州コーディネーター等を経て、平成30年4月より現職。
 

お問合せ先

企画広報室広報資料課

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