くにみ農業ビジネス訓練所におけるワークショップ
認定新規就農計画作成に向けてのワークショップを開催しました(令和3年10月26日開催)
くにみ農業ビジネス訓練所は、福島県伊達郡国見町が、様々な野菜づくりの実践を通じて優れた農業技術と経営感覚を備えた農業者の育成を目指して平成30年に設立しました。現在、新規就農を目指して6名が1年間の研修を実施しています。
東北農政局では、令和3年10月26日(火)、福島県伊達郡国見町のくにみ農業ビジネス訓練所の研修室において、くにみ農業ビジネス訓練所の研修生等8名とワークショップを開催しました。
東北農政局職員により、新規就農5年を経過して約半数以上が農業所得で生計が成り立っていない状況のなかでの、自身の農業経営を行う上の設計図である認定新規就農計画の作成の意義の説明を行った後、
「青年等就農計画認定申請書」に基づき
(ア)農地の確保
(イ)栽培作物の選定
(ウ)機械施設の確保
(エ)労働力の確保
(オ)技術の習得
について、
「いつまでに」に「どのようなこと」を目標としており、「目標達成に向けての課題」、「その課題の解決方法」をそれぞれ付箋に書き出して、模造紙に貼り付けながら、(ア)~(オ)の項目について、研修生が発表を行いました。
参加者の発表では、既に具体的に農地を確保予定している栽培作物の選定、目標の単収が明確に出来ている研修生もいましたが、具体的な目標が整理されていない研修生もいました。
今後は、課題が整理出来ていない項目を再度、自ら考えて「青年等就農計画認定申請書」を国見町に提出することになります。
その結果は以下の表のとおりです。
ワークショップの結果(青年等就農計画の作成に向けて)(PDF : 89KB)
なお、東北農政局ではこうしたワークショップを随時開催する予定です。「是非うちの組織でもやってみたい」という方がいらっしゃいましたら、電話やメールにてお気軽にお問い合わせください。
(参考)
くにみ農業ビジネス訓練所におけるワークショップ(令和3年7月1日開催)
青年等就農計画制度について[農林水産省へリンク]
青年等就農計画制度は、新たに農業を始める方が作成する青年等就農計画を市町村が認定し、その計画に沿って農業を営む認定新規就農者に対して重点的に支援措置を講じようとするものです。
お問合せ先
経営・事業支援部経営支援課
担当者:峯岸、草野
代表:022-263-1111(内線4079,4435)
ダイヤルイン:022-221-6217
FAX番号:022-722-7378