環境にやさしいバス(福島県耶麻郡北塩原村)
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~使い終わった食用油がバスの燃料になるよ~
車を走らせるためには主に「ガソリン」や「軽油」という燃料を使います。特に重い荷物を運び長距離を走るトラックやたくさんの人が乗る大型バスなどには多くの燃料が必要です。
みなさんが遠足に出かけるときなどには大型の観光バスを利用する場合も多いですね。ところが、バスなどから排出される排気ガスの中にはわたしたち人間や自然の動植物に悪い影響をあたえる有害なものが含まれています。それが「一酸化炭素」や地球の温暖化をすすめてしまう「二酸化炭素」などの気体です。

有名な観光地「裏磐梯」のある福島県の北塩原村には数多くの観光客が訪れます。この観光地を走るバスには「バイオディーセル」という排気ガスの少ない燃料が使われています。
この「バイオディーゼル」という燃料は村内の一般家庭や飲食店で使われ、いらなくなった食用油から作られています。捨ててしまえばただのごみになってしまいますが、回収し、加工することで地球にやさしい「貴重な燃料」としてわたしたちの生活に役立っています。

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