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東北農政局

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りんごが収穫されるまで

とうほく 食のもの知り隊
 
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りんごはこんなふうにして、作られています。
(作業時期は青森県周辺を基準にしています。)

1

整枝・剪定:1月末~3月末

りんごさいばいの最初の仕事であり、最も重要とされる技術です。
木の中まで日光が入るようにし、毎年よいりんごが実るように木の形を整えます。
 
2

肥料 散布:4月

人間と同じように、りんごも栄養が必要です。4月に肥料をまいて栄養を与えます。

最近は、たい肥や有機質肥料も使われています。

 
3

草刈り:4月~9月

りんご園は、土からの水分の蒸発や雨や風などで土がけずり取られるのを防いだり、有機物補給ということから草を生やしています。(草生さいばいという。)

しかし、草が伸びすぎるとりんごの木と水分をうばい合ったり、虫などが出るので、4~6回程刈り取ります。

 
4

薬剤 散布 :4月~8月

病害虫からりんごを守るために行います。年間13回ほど散布しますが、りんごの実に直接かかるのは9回程度です。

なお、安全性の高いりんごを消費者に提供するため、また、農家にとっても散布作業は重労働なので、少ない人では年間6回程度まで散布を少なくしています。

 
5

授粉:5月 中旬

ほとんどのりんごは、同じ品種の花粉がついても実になりません。そのため、他の品種の花粉をつけてやる必要があります。
昔は、一つ一つの花に、人が花粉をつけていましたが、今ではマメコバチというハチを使っています。
 
6

摘果:6月~7月

りんごは、1つの株に5つくらい花が咲きます。これを全部りんごの実にすると小さなりんごしかできず、栄養が足りなくなって、来年の花ができなくなってしまいます。
そこで、3~5株に1つの実がなるようにいらない実を取ってしまいます。
こうすることで大きくておいしいりんごができます。
 
7

袋かけ:6月中旬~7月上旬

以前は、実を病害虫の被害から守るために袋をかけましたが、現在は着色をよくするために行っています。
 
8

袋はぎ:8月~9月

普通より早く成長したもので8月、普通に成長したもの・遅れて成長したものの場合9月中旬から下旬に袋をはぎ、果実に日光をあてます。 
 
9

着色・手入れ(葉とり、玉まわし):9月~11月

りんごの実全体に太陽が当たって、色がきれいにつくようにします。
葉とりは、りんごの実に日かげをつくる葉を2~3回に分けてつみ取る作業で、玉まわしは、太陽が当たった部分だけ赤くなるので、反対側にも色がつくようにりんごの実を回転させる作業です。
 
10

収穫

こうして、一年間いろいろな作業によって育てられたりんごは、8月から収穫がはじまります。
収穫の時もりんごにキズがつかないよう一つ一つていねいに収穫します。

【りんごの生産者のお話】

りんごの収穫の量や質は日照時間や降水量など、天候によっても大きな影響があります。特に夏から秋にかけてやってくる台風によって木が倒されたり、収穫前のりんごがたくさん落てしまうことがあります。

落ちたりんごは傷がついたり、へこんでしまったりするので、そのほとんどが売り物になりません。

心を込めて育てた真っ赤なりんごを収穫する時が一番のしあわせです。

お問合せ先

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