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東北農政局

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第10回東北管内荒廃農地解消事例発表会

荒廃農地の再生の取組みを推進するため、東北管内において先進的な取組みを行っている方々の事例発表会を開催しました。

日時場所

平成30年10月31日(水曜日)13時30分~16時00分仙台合同庁舎A棟8階講堂

参集範囲及び参加者数

県、県耕作放棄地対策協議会、県農業会議、農地中間管理機構、市町村、地域耕作放棄地対策協議会、農業委員会、農業協同組合、土地改良区等約150名

                   
  会場の様子

内容

事例発表

1.岩手県八幡平市農林課経営支援係長高橋潤氏
再生した農地に付加価値の高い市の重点推進作物である園芸作物の作付けを誘導し、所得の向上を目指している事例を紹介

2.山形県鶴岡市株式会社あつみ農地保全組合統括管理部長佐藤昌幸氏
地域の農地の受け皿として法人を設立し、黒字経営を図りながら、地域の農地維持と若年農業者の育成に取り組んでいる事例を紹介

3.福島県会津若松市株式会社大竹園芸代表取締役大竹辰也氏
花きを中心とする一戸一法人がICTを活用した栽培に取組み、耕作放棄地を再生して経営規模の拡大を図っている事例を紹介


       
   事例発表者による解消事例の発表    

パネルディスカッション

岩手大学農学部の木下幸雄准教授をコーディネーター、事例発表者3名をパネリストとして、荒廃農地の再生利用は公益性と私益性、経営戦略、環境適応能力の3つの課題に大きく区分されることから、3つのキーワードを主体に参加者からの質問も交えてパネルディスカッションを行いました。
パネリストからは、ピンチをチャンスに考える意識改革が必要なこと、荒廃農地の再生に補助事業を活用することによって公益性が生まれ、円滑に実施することができたことなどの意見が出されたほか、荒廃農地を再生する場合には、黒字を前提として取組むことが重要などの意見が出されました。

    
パネルディスカッション及び会場からの質疑応答の様子

お問合せ先

農村振興部農村計画課

担当者:業務班
ダイヤルイン:022-221-6246