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過去に実施された国営事業地区の概要と、これらの事業が現在の地域づくりにどのように関わっているかなどを簡単にまとめました。 第1回目は国営開拓建設事業「岩手山麓地区」をご紹介します。
(1)戦後日本の復興のために第2次世界大戦の敗戦から日本が立ち直るためには、 1.食糧の増産 が大きな目標で、全国21箇所で緊急に農地を開拓するプロジェクト(緊急開拓事業)が始まりました。 (2)岩手山麓開拓建設事業の概要事業の内容は、岩手山の東側約1万2千ヘクタールの地域に、 ■ 6,000ヘクタールの“田んぼ”を作る というとてつもない大きなプロジェクトでした。 また、戦後の産業を支えるエネルギー源である電力を生み出すため、岩洞ダムの水を活用した水力発電所を、2箇所作りました。 (3)事業によってもたらされたものこの事業は昭和43年(今から38年前!)に完了しました。 1.岩洞湖: 岩洞ダムによって造られた“ダム湖”で、キャンプや釣りなどレクリエーションの場として利用されています。 2.水力発電による電力の供給: 岩洞ダムの水を利用した2つの発電所は現在でも現役で活躍しています。 3.道路網の整備: この事業でつくった道路の長さは全部合わせると、365キロメートルにもなり、これは新幹線で言うと“東京駅から仙台駅(352km)を超える距離”です。 |
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