このページの本文へ移動

東北農政局

メニュー

Vol.43_堰神社

堰神社は、堰根(せきこん・川の水位を上げるための留め切り)完成のため「人柱」となった堰八太郎左衛門安高を祀る神社です。1645 年(正保2年)津軽藩の手で創建されました。
1609年(慶長14年)、浅瀬石川から幹線水路である藤崎堰に用水を引き入れる堰根を完成させるため、太郎左衛門は自らの命を犠牲にして堰き止め工事に貢献したと言われています。境内には太郎左衛門の200年祭に当たる1808年(文化後年)に建てられた「堰神社祠碑」のほか、庚申塔、農業水利や開田関係の石碑、樹齢400年以上という藤崎町最大級の大銀杏、社殿には太郎左衛門が人柱になる場面を描いた絵「堰八人柱の図」などがあります。
※上記は、藤崎町観光情報サイト「ふじさんぽ」[外部リンク]より引用。
豊葦原の瑞穂の国のお国柄、堰や井・井手を冠し、農業用水をお祀りする神社は各地にあります。ただし、堰神社は藤崎町と横浜市の2か所しか見当たりません。有り難い神社なのです。
是非ご利益に与りたいところですが、天上の太郎左衛門のお眼鏡にかなうかどうか。まず我が身を省みる必要がありそうです。
なお、川崎市には堰稲荷があり、宮城県や東京の福生市には堰上明神社、同じく多摩市には堰宮神社があり、高知県には堰留神社があるようです。

<堰神社(青森県南津軽郡藤崎町)>
堰神社(青森県南津軽郡藤崎町)



















トップに戻る

お問合せ先

津軽土地改良建設事務所
〒036-0357 青森県黒石市追子野木3-145-1
電話:0172-40-4360
FAX:0172-40-4450