Vol.54_災害査定

10月24日から1週間、事務所の企画官が8月の豪雨で被災した県内の農地・農業施設災害の現場に出張し、応援査定を行いました。

大雨などで農地や水路、農道が崩れる等、災害が発生すると、市町村を通じて申請すれば補助金を活用して復旧することができます。ただし、申請された復旧計画が適切か、費用の見積りが妥当か等、事業費の決定を行う農林水産省の査定官が財務省職員の立会いのもと、現地や書類をチェックするのがルールです。この手続きを災害査定といい、その年にあった災害の査定は年末までに行うことで、申請内容を早々に認定し、速やかな復旧を図る仕組みです。

短期間に災害査定を終えるには、大勢の査定官が必要となるため、ベテランの技官は一定の訓練を受けて、必要な時に応援査定官として働けるよう準備しています。事務所の企画官も、応援査定官として各地の災害現場で復旧支援にも活躍しているのです。



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