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東北農政局

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青森地域からの便り(平成23年度)

青森の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

目次

 青森県南の冬の風物詩「寒大根」「凍み豆腐」 -青森県・三戸町- (2012年2月28日掲載)

青森県南部地方の農家では、冬の栄養補給のために、野菜や加工品を寒風にさらして乾燥させ保存する風習があり、寒大根、凍み豆腐、干し菜、干し餅、干し柿等、色々なものを作っており、寒風で乾燥させるために、それらを家の軒先に吊す様は、冬の風物詩となっています。
その中の「寒大根」は、長さ10cmの蒲鉾形に切った大根を柔らかく茹でて、紐を 通し、流水に1週間位さらした後、一ヶ月ほど軒下などで寒風にさらして仕上げるもので、出汁や具のうまみ味がたっぷりと染みこむので、主に味噌汁や鍋などの具として利用されます。
平成21年度「豊かなむらづくり全国表彰事業」で農林水産大臣賞を受賞した三戸町貝守(かいもり)集落には、平成4年に整備した地域伝統食の加工施設と木材加工施設を備えた公民館「ウッド・ロフト貝守」があり、その敷地内では、本年も1月中旬から「寒大根」や「凍み豆腐」の製造が始まり、昨年4月移転オープンした産直施設「SAN・SUN産直広場」で販売される予定です。

八戸地域センター 電話:0178-29-2114

 

青森県南の冬の風物詩
真っ白な寒大根

真っ白な寒大根

寒風にさらし、旨味を凝縮させる

寒風にさらし、
旨味を凝縮させる

網で覆った凍み豆腐

網で覆った凍み豆腐

ウッド・ロフト貝守(三戸町)

ウッド・ロフト貝守(三戸町)


 小正月の郷土料理「けの汁」 -青森県・津軽地方- (2012年1月17日掲載)

青森県津軽地方で冬になると作られる郷土料理に「けの汁」があります。この料理は地域や家庭により材料や味付けなど調理方法は多少異なりますが、多くは、大根、人参、ごぼう、ふき、わらび、ぜんまい、油揚げ、こんにゃく、しいたけ、凍豆腐などを細かく刻んで煮込み、主にみそで味付けした素朴な料理です。
「けの汁」の「け」とは「粥(かゆ)」のことで、「粥の汁」がなまって「けの汁」になったという説があり、津軽の「七草粥」ともいわれ、昔は小正月の前日の15日までに作り、16日の朝に仏前に白粥とともに供えた精進料理でもあったものです。
現在、小正月には欠かせない料理で、大きな鍋にたくさん作る「作り置き料理」ですが、日が経つほど味がしみ込んでおいしくなります。
みなさんも一度食べてみてはいかがでしょうか。

青森地域センター 電話:017-777-3512

 

けの汁
さいの目に刻んだ材料を鍋に入れ、出汁昆布で煮る

さいの目に刻んだ材料を
鍋に入れ、出汁昆布で煮る

味噌仕立ての「けの汁」盛り付け例

味噌仕立ての「けの汁」
盛り付け例


 贈答用ながいも、収穫始まる -青森県・五戸町- (2011年11月29日掲載)

青森県の「ながいも」は全国第1位の作付面積(平成22年産は2,290haで全国シェア41.6%)を誇り、その収穫が始まりました。
通常、春に種芋を植え付け、翌年3月下旬から4月に収穫盛期となりますが、お歳暮等の贈答用として今の時期も収穫を行っています。栽培方法は、「成いも」を切断して植え付ける方法と、ムカゴ(ツルに出来る肉芽)から1年子、2年子の栽培を経て「成いも」を生産する方法があります。いずれも3年程度の栽培期間を要しますが、青森県では、発芽障害の少ないムカゴからの栽培が主流となっています。
出荷・販売は、輸出向けが厳しい環境にあるため、国内向けに主力を置いており、お歳暮等の贈答品に向けるなど、消費者の嗜好にあわせた需要拡大の取り組みが行われています。

八戸地域センター 電話:0178-29-2114

 

ながいもの収穫
気温3℃ 寒風の中で作業

気温3℃ 寒風の中で作業

出荷を待つ「成いも」(80cm)

出荷を待つ「成いも」(80cm)

1年子(約10cm)

1年子(約10cm)

2年子(20cm~25cm)

2年子(20cm~25cm)


 りんごの収穫作業本格化 -青森県・弘前市- (2011年10月18日掲載)

全国生産量の約54%を占める青森県産りんごの収穫作業が最盛期を迎えています。9月上旬からの「つがる」に始まり、10月上旬には「早生ふじ」、「トキ」、現在は中生種の「ジョナゴールド」、「北斗」、「スターキング」等の収穫が行われています。これから11月上旬にかけては、県内作付面積の約45%を占める主力品種「ふじ」の収穫を迎えます。
今年は、東京電力福島第一原発事故の影響により、5月には県産りんごの輸出がゼロになるなど海外での不安が広がっていますが、関係機関は、主要輸出先である台湾バイヤーを招待し園地視察や情報交換を図るなど、安全確保の取組をPRし風評被害の解消を図っています。

青森地域センター 電話:017-777-3512

 

収穫最盛期を迎える青森県産りんご
岩木山を背景にりんご園を望む

岩木山を背景に
りんご園を望む

着色のため反射シートが敷かれる

着色のため
反射シートが敷かれる

収穫を待つ「ふじ」

収穫を待つ「ふじ」

弘前市近郊の直売所

弘前市近郊の直売所


 田舎館村の田んぼアート最後の光放つ -青森県・田舎館村- (2011年9月6日掲載)

青森県田舎館村の田んぼアート「竹取物語」は、登熟期を迎え色合いも落ち着き最後の光を放っています。場所は城を模した村役場に隣接した水田で、今年5月29日に田植えが行われました。つがるロマンのほか白、オレンジ色、深緑など7色の稲により、使者に付き添われて月に帰って行くかぐや姫と、それを見送る翁(おきな)と媼(おうな)の姿が情緒豊かに描かれています。
同村には弥生時代の水田跡である垂柳(たれやなぎ)遺跡があることから、お米にちなんだイベントをと、平成5年、村おこしの一つとして始まりました。当初は色の異なる稲を使い稲文字を描いていましたが、年々図柄が細かく芸術性も高くなり、いつしか「田んぼアート」と呼ばれるようになりました。このイベントを通じて村内外の交流が図られ、地域の活性化に貢献していることが評価され、本年3月には「第15回ふるさとイベント大賞」で最高賞を受賞しました。
村役場の天守閣展望台から見降ろすと、本州北辺の地から被災地に向けエールを送る「がんばろう日本」の文字とともに、「田んぼアート」が目に飛び込んで来ます。
なお、稲刈りは10月2日の予定となっています。

(写真は平成23年9月5日、7月23日(4枚目)撮影)

青森地域センター 電話:017-777-3512

 

田舎館村の田んぼアート
かぐや姫と月の使者

かぐや姫と月の使者

翁(おきな)と媼(おうな)

翁(おきな)と媼(おうな)

田舎館村役場庁舎

田舎館村役場庁舎

平成23年7月23日撮影(白葉稲が良く栄えている)

平成23年7月23日撮影
(白葉稲が良く栄えている)


 田んぼアートで復興祈願 -青森県・南部町- (2011年7月26日掲載)

八戸市の八食センター(理事長:島守雅義氏)では、毎年「八食料理道場」の野外特別企画として青森県南部町の水田に、水稲の品種を変えることにより絵や文字が浮かび上がる田んぼアートの制作を行っており、今年は東日本大震災からの復興を願い「がんばろう東北」のメッセージが浮かぶ田んぼアートを制作しました。
デザインは国立八戸工業高等専門学校の生徒が行い、水田の提供や田植えの指導及び水田管理は「ふくちクリーン米倶楽部」(代表:夏堀徹氏)が担当しています。
5月29日には、15アールの水田に約50名の一般消費者が参加し、つがるロマン・紫稲・黄色稲の苗を手に田植えが行われました。
田んぼアートは現在見頃を迎え、10月に稲刈りを行う予定となっています。

八食料理道場とは旬の食材でプロの料理人が直接指導する料理教室のこと。

(写真は平成23年7月21日撮影)

八戸統計・情報センター 電話:0178-27-2546

 

田んぼアート
「がんばろう東北」の文字

「がんばろう東北」の文字

田んぼアートの幟旗

田んぼアートの幟旗

田んぼアートの圃場

田んぼアートの圃場