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東北農政局

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青森地域からの便り(平成24年度)

青森の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

目次

 JAつがる弘前農業塾で小学生が食農体験学習 -青森県・弘前市- (2013年3月19日掲載)

りんご栽培の盛んな青森県弘前市に本部を置く、つがる弘前農協では、農協管内5市町村の小学校を対象に、平成20年度から「JAつがる弘前農業塾」を開講しています。
この「農業塾」は、次世代を担う子どもたちを対象に「農業体験」や「食の体験」を通じて農業や食べ物、命の大切さを伝える事を目的として実施している体験型の塾です。
「農業体験」では、農協職員が先生となり、黒豆や毛豆(青森のブランド枝豆)等のいろいろな「大豆」のほか、「じゃがいも」、「さつまいも」、「かぼちゃ」等の野菜を種まき・植え付けから、草取り等の管理作業も行い、収穫までを体験します。
「食の体験」では、農業塾ヘルパーとして農協女性部の協力を得ながら、収穫した大豆を使った「豆腐づくり」、豆や野菜の「お菓子づくり」等、自分達が育てた作物を料理して食べる「調理実習」を体験しています。
平成24年度は、弘前市と西目屋村の小学校合わせて7校の生徒約440名が、「農」に触れ、作る喜びと食べる喜びを体験しました。

 

(情報収集)青森地域センター 電話:017-777-3512

農業塾
ピーマンの植え付け 

ピーマンの植え付け

農業塾の看板 

農業塾の看板です

大豆の収穫 

大豆の収穫

豆腐づくり

豆腐づくり

(画像はJAつがる弘前提供)

 冬の風物詩、「八戸えんぶり」が開催されます -青森県・八戸地域- (2013年2月6日掲載)

青森県八戸市では毎年2月17日~20日の4日間にわたり、国指定重要無形民俗文化財の「八戸えんぶり」が開催されます。
「えんぶり」は、元々、農村地帯で小正月(旧暦の1月15日)に1年の豊作を神に祈る行事として行われていた舞で、種まきや田植え、稲刈りなど稲作の一連の動作を表現したもので、太夫(たゆう)と呼ばれる舞手が華やかな烏帽子(えぼし)をかぶり、その頭を大きく振る独特の舞が特徴です。ちなみに、「えんぶり」という名は「えぶり」という田んぼの地ならしに使う農具から由来したと言われ、「えんぶり」を舞うことを「摺る(する)」と言います。
「八戸えんぶり」では、まず初日早朝に長者山新羅神社で、各町内から集まったえんぶり組(およそ30組)の練り歩く順番を決める番号札が配られ、朝7時からその神社で「奉納摺り」が始まり、10時から市の中心街に向け、順番に行列をつくり練り歩いて行きます。そして中心街では、集結した全部の組が一斉に舞を披露する「一斉摺り」が執り行われ、数あるえんぶり行事の中でも圧巻の一幕となります。
演目には、「摺りこみ」、「摺りはじめ」、「中の摺り」、「摺りおさめ」、「畦留め(くろどめ)」などの太夫達が舞う勇壮華麗な摺りと、「エンコエンコ」、「松の舞」、「大黒舞」、「えびす舞」などの愛らしい子供達が主役の舞があり、観客の目を楽しませてくれます。
また、えんぶり行事にはこのほか、市長(昔は八戸城主)の前で一組だけが摺りを披露する「御前えんぶり」、夜の市庁前広場でかがり火を焚いて摺る「かがり火えんぶり」、日本100名城の一つ「史跡根城」での「根城えんぶり」、国の登録有形文化財「更上閣」庭園での「お庭えんぶり」などもあります。
「えんぶり」は八戸市周辺の町村でも行われており、北国に春を呼び込むこの伝統芸能をご覧になれば、およそ800年の歴史を肌で感じることができる良い機会になることと思います。

 

(情報収集)八戸地域センター 電話:0178-29-2114

 

えんぶり
「太夫」の摺り

「太夫」の摺り

頭を大きく振ります

頭を大きく振ります

「史跡根城」での「根城えんぶり」

「史跡根城」での
「根城えんぶり」

市庁前での「かがり火えんぶり」

市庁前での
「かがり火えんぶり」

烏帽子舞う

烏帽子舞う

エンコエンコ

エンコエンコ

大黒舞

大黒舞

 

(画像は(社)八戸観光コンベンション協会提供)

 津軽のりんごジュース加工場は、今が最盛期 -青森県・平川市- (2012年12月19日掲載)

生産量全国一を誇るりんごの産地、青森県の津軽地域では、今、りんご搾りの最盛期を迎えています。
平川市町居にある「企業組合 飛鳥ジュース」は、JA津軽みらい青年部町居支部の部員20名、平均年齢30歳の若いメンバーが運営しており、りんご箱1箱からジュースの加工を年間300件~400件ほど請け負っているそうです。平成23年度には緊急雇用創出事業の中南果樹経営6次産業化推進事業も実施しており、雇用の一助も担っています。
11月から始まった加工作業は、12月には最盛期を迎え、加工場内には近隣の農家や農家からりんごをいただいた一般の人たちが持ち込んだりんごが、山積みになります。
県内には、このようなりんごジュースの加工場が大小約50カ所あり、そのうち約9割がこの津軽地域にあり、一口にりんごジュースと言っても、持ち込まれたりんごの品種やそれぞれの加工場の加工方法の違いで、味や風味が異なったさまざまなジュースが生産されています。
加工を委託した農家も産直施設等で販売していますので、みなさんも津軽を訪れた時には、りんごジュースをぜひ購入していろいろな味や風味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

(情報収集)青森地域センター 電話:017-777-3512

 

企業組合 飛鳥ジュース
「飛鳥ジュース」加工場入口

「飛鳥ジュース」加工場入口

持ち込まれた「りんご」です

持ち込まれた「りんご」です

加工作業中です

加工作業中です

品種や加工方法によって、味も色も異なります

品種や加工方法によって、
味も色も異なります

 青森県南地域の郷土料理「せんべい汁」 -青森県・三八地域- (2012年11月6日掲載)

今回は、青森県南地域(特に三八地域)の郷土料理「せんべい汁」を紹介します。
「せんべい汁」の歴史は江戸時代に遡り、当時は地元の食材(野菜、ウグイ、キジ、ヤマドリ、蟹、ウサギなど)の汁物に、柔らかい麦せんべいをちぎって入れて食べていました。明治時代に入り鉄製のせんべい焼き器が普及すると、せんべいも堅焼きに変わり、現在のように「かやきせんべい」(南部せんべい)を割って入れるようになりました。
一口に「せんべい汁」と言っても、地域や家庭によって味や作り方も様々です。八戸港で水揚げした焼きサバやサバの缶詰を使った鍋、鶏や豚の出汁を使った鍋、県南地域名産の馬肉を使った桜鍋など種類も様々で、味付けも味噌、塩、醤油とバリエーションは豊富です。いずれも地元産野菜はもちろん、地域特産の具材をたくさん使用し、栄養も満点です。
平成19年には農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれ、地域で愛される食文化の代表料理となっています。八戸市内だけでも100店舗以上の飲食店が、その店独特の「せんべい汁」を提供しており、お客さんを温かく迎えてくれます。
本年10月20~21日に福岡県北九州市で開催された第7回B-1グランプリで、「八戸せんべい汁研究所」がゴールドグランプリを受賞したことも相まって、関連商品の製造業者には、全国から注文が殺到し、生産が追いつかない状況です。
東日本大震災で被害を受けた青森県南地域ですが、「ロンドン五輪での地元出身選手の金メダル獲得」、「高校野球甲子園大会での準優勝」等の明るい話題に加えて、「せんべい汁の金賞」の盛り上がりが、地域の復旧、復興への大きな原動力となっています。

 

(情報収集)八戸地域センター 電話:0178-29-2114

 

せんべい汁
桜鍋にもせんべい

桜鍋にもせんべい

(画像は五戸町尾形精肉店提供)

 ~ 青葉湖展望交流施設、「山の楽校」へようこそ ~ -青森県・八戸市- (2012年9月25日掲載)

今回は、青森県八戸市南郷区にある青葉湖展望交流施設、通称「山の楽校」を紹介します。
この「山の楽校」は、平成15年に世増(よまさり)ダム(通称青葉湖)建設により水没した世増地区と畑内地区の歴史と自然を後世に伝え、地域の活性化、農村と都市の交流促進の場となることを目的として、廃校となった旧南郷村立増田小中学校を改築して平成16年に開校した施設です。施設は、校舎・体育館のほか、農産物加工施設、炭焼き小屋、農作業小屋などからなり、運営は同地区の63世帯が会員である「山の楽校運営協議会」が行っており、「昔ながら、田舎ならでは」をモットーに田舎暮らしの体験メニューの充実を図っています。
特に、地域の高齢者を講師に伝統食等の調理方法を学ぶ講座は年間約60回実施しており、そば打ち、てんぽせんべい作り、豆しとぎ教室、玄米こうじみそ教室など、食による健康づくり活動などが評価され、平成21年には「食育」活動優良事例表彰事業において、東北農政局長賞を受賞しています。
このほかにも、布ぞうり教室、炭焼き教室などの講座の開催、青葉湖ウォーク、花見など、誰もが楽しめる催しでいっぱいです。ぜひ、観光と体験を兼ねて遊びに来てはいかがでしょうか。

 

(情報収集)八戸地域センター 電話:0178-29-2114

 

青葉湖展望交流施設、「山の楽校」
校舎玄関
校舎玄関
親子でそば打ち体験(山の楽校提供)
親子でそば打ち体験
(山の楽校提供)
そば打ちにチャレンジ(9月11日撮影)
そば打ちにチャレンジ
(9月11日撮影)
布ぞうり
布ぞうり
てんぽせんべい焼き器
てんぽせんべい焼き器
収穫を待つそば
収穫を待つそば
そば(手前)ひまわり(奥)の花見
そば(手前)ひまわり(奥)
の花見
これから咲くヒマワリもあります
これから咲くヒマワリも
あります

 「全国田んぼアートサミットinいなかだて」開催 -青森県・田舎館村- (2012年8月14日掲載)

さる7月30日に、田んぼアートで有名な青森県田舎館村で、「田んぼアート」20周年を記念し、「全国田んぼアートサミットinいなかだて」が開催されました。
このサミットは、田んぼアートを取り巻く様々なテーマについて広く情報や意見を交わし、各地における田んぼアートの発展と相互交流へとつなげて行こうと、田舎館村むらおこし推進協議会が主催したもので、北は北海道旭川市から南は鹿児島県南九州市まで、全国で田んぼアートに取り組んでいる13団体が参加しました。
第1部では、青森公立大学香取学長の基調講演や香取学長とフリーアナウンサーの草野満代さんとの「田んぼアートと地域の振興」等についてのトークショーがあり、さらには、田舎館村において田んぼアートを始めてから、遠近法を導入した緻密な田んぼアートを作成するようになるまで、実際携わった方々の紹介がありました。
第2部では、参加した団体がそれぞれ、田んぼアートで地域との関わりや田んぼアートを作成する上での失敗談等を地元の方言を交えて発表し、会場を大いに沸かせていました。
なお、各地で取り組んでいる田んぼアートでは、今後、稲刈り体験が予定されており、興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

 

(情報収集)青森地域センター 電話:017-777-3512

 

全国田んぼアートサミットinいなかだて
田舎館村の田んぼアート

田舎館村の田んぼアート

トークショー

トークショー

参加団体による事例紹介

参加団体による事例紹介

パネルディスカッション

パネルディスカッション

(平成24年7月30日撮影)

 自身で作った農産物等を販売する高校生の売店「五農農業会社」 -青森県・五所川原市- (2012年7月3日掲載)

津軽鉄道「津軽五所川原駅」には、元気な高校生販売員が出迎えてくれる売店「五農農業会社」があります。
この売店は、青森県立五所川原農林高等学校が、生徒が学校で作った農作物や農産加工品を生徒自身が学校で学んだ事を生かしながら販売することで、多様化する社会情勢に対応できる生徒の育成を目指そうと、津軽鉄道の協力を得て、平成23年6月20日にオープンしたもので、11月11日まで営業した後、一旦休業していましたが、今年は5月19日から営業を再開しています。
今年は、学校で生徒が栽培している野菜を販売したり、いちご・ブルーベリー・カシス・ハスカップなどをジャムに加工して販売する予定となっており、りんごの収穫が始まると、ジュースを搾って販売します。現在は、学校で収穫したコメ「五農産米(ごのうざんまい)」と、そのコメを原料にした純米酒「農學髙育ち」が好評販売中です。さらに、9月からは、学校で栽培した野菜を使ったランチを学食として提供するために、食品科学科の生徒がメニューを考えています。(ランチは事前予約が必要ですので、学校へお問い合わせください。)
なお、営業は午前10時30分から午後5時までの毎日で、生徒が販売する時間帯は、月曜・火曜・金曜が13時30分~15時20分、水曜・木曜が10時55分~12時45分で、土曜・日曜は、寄宿舎教育として3カ月間寮生活での学習を行っている生物生産科1年生が担当しており、それ以外の時間帯は津軽鉄道の関係者が担当しています。
津軽においでの際は、ぜひ立ち寄り、元気な高校生と会ってみませんか。

 

(情報収集)青森地域センター 電話:017-777-3512

 

五農農業会社
五農農業会社のある津軽五所川原駅
五農農業会社のある
津軽五所川原駅
五農農業会社
五農農業会社
「五農産米」と「農學髙育ち」
「五農産米」と「農學髙育ち」
昨年のランチメニュー「五農カレー」
昨年のランチメニュー「五農カレー」

(五農カレーの画像は五所川原農林高校提供)

 見処・味処がいっぱい「しちのへ春まつり」 -青森県・七戸町- (2012年5月22日掲載)

青森県上北郡七戸町は上北郡の中心地で、古くから城下町として栄えてきました。
町はいま、東北新幹線の七戸十和田駅開業(平成22年12月4日)以降、様々なイベントを開催し活気づいています。特に、5月中旬から町の花「つつじ」を題材にした「しちのへ春まつり」が町内各地で開かれます。
まつりのメインとなるのが、室町時代に祀られた天王神社で開催される「天王つつじまつり」(5月13日~27日)で、境内周辺には、昭和初期に植えられた約500本のツツジが今では見事なツツジ山となっており、満開時にはあたり一面鮮やかなピンク色に染まります。
そして町内には、ばらの栽培・販売・フラワースクールを行っている「(社)東八甲田ローズカントリー」、六次産業化法認定の金子ファーム直営のジェラート店「NAMIKI」、石臼で挽いた自家生産のそばが食べられる女性農業社経営のそば店「婆古石」など見処・味処がいっぱいです。ぜひ一度お越しください。

 

(情報収集)八戸地域センター 電話:0178-29-2114

 

しちのへ春まつり
天王神社とツツジ(五分咲き)

天王神社とツツジ
(五分咲き)

東八甲田ローズカントリー

東八甲田ローズカントリー

そば店「婆古石(ばっこいし)」

そば店
「婆古石(ばっこいし)」

ジェラート店「NAMIKI」

ジェラート店「NAMIKI」

 八甲田 雪の回廊とうまいもん -青森県・青森市~十和田市- (2012年4月10日掲載)

八甲田・十和田湖の春の観光の幕開けとなる、冬期間閉鎖していた「八甲田・十和田ゴールドライン」(国道103号)が4月1日に開通しました。
開通に先立ち、3月30、31日の両日に、昨年は東日本大震災のため中止となってしまった、酸ヶ湯~谷地間の約8kmを歩く「八甲田雪の回廊と温泉ウオーク」が開催され、参加者(約360名)は、心地よい汗を流した後、八甲田地域にある酸ヶ湯温泉、蔦温泉などで冷えた体を温めました。
豪雪の影響から、今年の雪の回廊は、高いところでは9メートルほどにも及び、見る者を圧倒します。
そのゴールドラインにある、ヒバ千人風呂で有名な「酸ケ湯温泉」と萱野高原(かやのこうげん)にある酸ケ湯温泉直営「萱(かや)の茶屋」では、八甲田周辺で採れる根曲り竹(細い筍)を使い、しょうが味噌をたっぷりかけた「しょうが味噌おでん」と、八甲田の湧き水で練った、そば粉100%の酸ケ湯温泉のオリジナルそば「酸ケ湯そば」が観光客に特に人気です。

八甲田の雄大な雪の回廊を見た後は、地元の温泉であったまり、八甲田のうまいもんをいただいてみてはどうでしょうか?

 

(情報収集)青森地域センター 電話:017-777-3512

 

雪の回廊とうまいもん
ゴールドライン最高点(標高1040m)「笠松峠」

ゴールドライン最高点
(標高1040m)「笠松峠」

「笠松峠」から望む八甲田

「笠松峠」から望む八甲田

雪の回廊を上から眺めては?

雪の回廊を
上から眺めては?

まだ雪深い「酸ケ湯温泉」

まだ雪深い「酸ケ湯温泉」

しょうが味噌おでん

しょうが味噌おでん

酸ケ湯そば

酸ケ湯そば

(おでんとそばの画像は酸ヶ湯温泉提供)