<第27号>平成21年4月30日発行
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☆☆☆ もう一口食べて1%UP! |
食料自給率高めて安心我が家の食卓 『東北農政局食料自給率向上メールマガジン』 <第27号> 平成21年4月30日発行 東北農政局食料自給率向上推進本部 |
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読者の皆さま、こんにちは!
今号より本メールマガジン編集担当になりました、東北農政局企画調整室の澤田です。
今後とも本メールマガジンをご愛読くださいますよう宜しくお願いします。
5月も近づいて来て、肌寒い日が続いていた仙台もようやく暖かくなりました。春の陽気に誘われて心もウキウキ・・・。
さて、薄着の季節が訪れると気になるのがダイエット。最近では、体型を気にする方が以前より増えていますよね。
そんな方は、果物をどうぞ!果物は甘く、「甘い=糖分やカロリーが高い」と思われがちですが、低カロリー食品なのでダイエットに最適です。また、脳のエネルギー源となるブドウ糖を含んでいるため、そのスタートとなる朝食で果物を十分に取ることが、活力ある1日を送るために効果的です。ダイエットのやる気も出て、失敗続きのダイエットが今度こそ成功するかもしれませんよ。
☆メールマガジンについてのご意見・ご感想をお聞かせ下さい。https://www.maff.go.jp/tohoku/sinsei/toiawase.html
===目次=========================
- お知らせ
【1】「新たな食料・農業・農村基本計画の策定に向けて国民からの御意見・御要望の募集」について(第5回)
【2】「農政改革に関する国民からの御意見の募集について」
【3】新型インフルエンザに関連する情報について
【4】平成21年度農林水産省関係予算及び直接採択事業等に関する情報提供について
【5】平成21年度「立ち上がる農山漁村」選定のための取組事例募集について
【6】補助事業参加者の公募について(4月17日以降公告分)
(1)平成21年度農林水産物等輸出促進対策事業実施候補者の公募について
(2)官民連携新技術研究開発事業における研究開発課題の募集について
(3)21年度研究成果実用化促進事業の二次公募について
(4)技術指導者育成事業の公募について
(5)国産粗飼料増産対策事業のうち粗飼料広域流通モデル確立事業実施主体の 公募について
(6)農村コミュニティ再生・活性化支援事業の公募(二次)について
(7)平成21年度環境バイオマス総合対策推進事業のうち農林水産分野における地球温暖化対策調査(全国調査事業)及び農林水産分野の省 CO2効果の「可視化」モデル構築事業(モデル事業)の実施について
(8)平成21年度農村地域就業機会創出支援事業の公募について
(9)平成21年度担い手育成関係農業経営強化対策推進事業等の公募について
(10)平成21年度担い手育成関係農業経営強化対策推進事業(提案型)の公募について
(11)平成21年度広域連携アグリビジネスモデル支援事業の公募について
(12)平成21年度農業法人経営発展支援事業(ネットワーク形成事業)の公募について
(13)農林水産物・食品地域ブランド化支援事業(地域段階)の追加公募について
(14)平成21年度「環境バイオマス総合対策推進事業のうち地域における環境バイオマス総合対策調査(地域調査事業)」について
【7】「東北農業のすがた2009~データで見る東北の食料・農業・農村~」を作成しました。 - 地域で芽生える「食料自給率アップ!」
- 食いしん坊のススメ
- 突撃!おらほの郷土料理
- 我が家の食料自給率
- なるほど!データ&ワード
- クイズに挑戦!
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- リンク先の閲覧には「アドビリーダー」が必要な場合があります。
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1.お知らせ
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【1】 「新たな食料・農業・農村基本計画の策定に向けて国民からの御意見・御要望の募集」について(第5回)国民の皆様へ
食料・農業・農村基本計画は施策の基本理念と実現を図るために基本となる事項を定めるもので、平成17年の策定から約4年が経過し、策定以降の食料・農業・農村をめぐる情勢が大きく変化していることから、農林水産省では、新たな基本計画の検討を開始することとしました。
この度、透明で開かれた政策決定プロセスを取る観点から、国民の皆様から御意見・御要望を広く募集し、食料・農業・農村政策審議会における議論に活用させていただきたいと考えております。
第5回は、4月21日の企画部会の資料等を御覧の上、提出したいテーマを選択いただき、その事項について御意見・御要望を募集いたします。
☆御意見・御要望の提出の締切日
平成21年5月19日(火曜日)必着
☆御意見・御要望の募集内容等詳細についてはこちらから↓ https://www.maff.go.jp/j/keikaku/k_aratana/iken_090423.html
【2】 「農政改革に関する国民からの御意見の募集について」
農政改革特命チームは、第2回農政改革関係閣僚会合(平成21年4月17日)で決定された「農政改革の検討方向」に沿って、政策を構成する項目ごとに具体的な内容を検討し、夏を目途に「農政改革の基本方向に関する中間取りまとめ(案)」を閣僚会合に報告することになりました。
検討に当たっては、国民の皆様から御意見を広く募集し、特命チームの議論に活用させていただきたいと考えております。
つきましては、「農政改革の検討方向」を御覧の上、御意見を募集いたします。
また、4月22日(水曜日)に行われました農政改革特命チーム第11回会合にて、事務局より「米政策に関するシミュレーション結果(第1次)について」の資料提出がありました。こちらの資料についても、御意見をお寄せ下さい。
☆御意見・御要望の提出の締切日
平成21年5月22日(金曜日)17時00分(郵送の場合も22日17時00分必着)
☆御意見の募集内容等詳細についてはこちらから↓
(農林水産省ホームページへリンク)https://www.maff.go.jp/j/nousei_kaikaku/iken_bosyu.html
(東北農政局ホームページはこちらから↓)https://www.maff.go.jp/tohoku/kihon/kkeikaku/iken_bosyu_5.html
上記【1】【2】については、東北農政局、各県農政事務所「地方提案推進担当」を募集窓口として、郵送、FAX、持参による提出を受け付けています。
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窓口設置場所 | 住所等連絡先 |
1)東北農政局農政提案窓口 | 〒980-0014 仙台市青葉区本町3-3-1仙台合同庁舎 電話:022-263-0564 FAX:022-217-2382 |
2)青森農政事務所 | 〒030-0802 青森市本町2-10-4 電話:017-775-2151 FAX:017-723-3840 |
3)岩手農政事務所 | 〒020-0013 盛岡市愛宕町13-33 電話:019-624-1125 FAX:019-654-2940 |
4)秋田農政事務所 | 〒010-0951 秋田市山王7-1-5 電話:018-862-5611 FAX:018-862-5689 |
5)山形農政事務所 | 〒990-0023 山形市松波1-3-7 電話:023-622-7247 FAX:023-632-7256 |
6)福島農政事務所 | 〒960-8107 福島市浜田町1-9 TEL:024-534-4141 FAX:024-533-8293 |
【3】新型インフルエンザに関連する情報について
メキシコにおいて死亡例も報告されていたH1N1亜型豚インフルエンザについては、日本時間4月28日未明に行われたWHO専門家会合においてフェーズ 4への格上げが行われたところです。これを受け、総理より、政府に「新型インフルエンザ対策本部」の設置が指示され、4月28日8時設置されました。
閣僚懇でのこの総理のご発言を受け、同日8時50分農林水産大臣を本部長とする「農林水産省新型インフルエンザ対策本部」の設置をし、関係省庁と連携しながら対応しているところです。
4月27日、内閣府食品安全委員会委員長は、豚肉の新型インフルエンザに係る安全性について以下のような見解を示しています。
豚肉・豚肉加工品を食べることにより、豚インフルエンザがヒトに感染する可能性は、以下の理由からないものと考えています。
・豚肉は、従来から食中毒防止の観点から十分加熱するよう言われていること。
・万一、ウィルスが付着していたとしても、インフルエンザウィルスは熱に弱く、加熱調理で容易に死滅すること。
・万一、ウィルスが付着していたとしても、インフルエンザウィルスは酸に弱く、胃酸で不活化される可能性が高いこと。
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
【4】平成21年度農林水産省関係予算及び直接採択事業等に関する情報提供について
東北農政局では、平成21年度農林水産予算の決定を受けて、農業団体、市町村等で活用可能な事業、直接採択事業(県を経由しない交付金・事業等)、継続事業等を紹介し、皆様に積極的に事業を活用していただく情報をお知らせするため、東北農政局ホームページ内に専用のウェブサイトを設けました。
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/tohoku/kihon/tyokusetu/h21yosan.html
【5】平成21年度「立ち上がる農山漁村」選定のための取組事例募集について
「立ち上がる農山漁村」は、農林水産業を核とした、自律的経営感覚豊かな取組で地域活性化に寄与している先駆的事例を選定し、全国に発信・奨励することにより、「地域自ら考え行動する」意欲あふれた取組を広め、推進しようとするものです。
この度、平成21年度における取組事例の選定のため、募集を行うこととしました。
◇募集期間:平成21年4月13日(月曜日)~6月5日(金曜日)
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/tohoku/press/nouson/nousonsinkou/090413.html
★全国の取組事例募集についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/090413.html
【6】補助事業参加者の公募について(4月17日以降公告分)
農林水産省では、21年度の補助事業参加者を募集していますので、当該補助を希望される方はご応募ください。
(1)平成21年度農林水産物等輸出促進対策事業実施候補者の公募について
◇応募等:平成21年4月28日(火曜日)より平成21年5月29日(金曜日)まで
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/kanbo/090428_1.html
(2)官民連携新技術研究開発事業における研究開発課題の募集について
◇応募等:平成21年4月24日(金曜日)より平成21年6月30日(火曜日)まで(必着)
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousin/090424_2.html
(3)21年度研究成果実用化促進事業の二次公募について
◇応募等:平成21年4月28日(火曜日)から平成21年5月28日(木曜日)17時までとします。
☆詳細についてはこちらから↓
http://www.s.affrc.go.jp/docs/tyoutatu/2009/zituyou_nizi.htm
(4)技術指導者育成事業の公募について
◇応募等:平成21年4月27日(月曜日)から平成21年5月22日(金曜日)17時まで(必着)
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/seisan/090427_1.html
(5)国産粗飼料増産対策事業のうち粗飼料広域流通モデル確立事業実施主体の公募について
◇応募等:平成21年4月28日(火曜日)から平成21年5月15日(金曜日)まで(必着)
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/seisan/090428_1.html
(6)農村コミュニティ再生・活性化支援事業の公募(二次)について
本事業は、都市住民の農村への定住を促進するとともに、定住者の活用や地域における多様な主体の連携により、農村と地域の企業との連携による新たな事業の創出などの取組を推進します。
平成21年度における本事業の参加を募集していますので、農山漁村コミュニティの再生・活性化を検討されている団体の皆様からの応募をお待ちしております。
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/tohoku/osirase/news/file/2009_file/090427_community2.html
(7)平成21年度環境バイオマス総合対策推進事業のうち農林水産分野における地球温暖化対策調査(全国調査事業)及び農林水産分野の省CO2効果の「可視化」モデル構築事業(モデル事業)の実施について
◇公募の期間:平成21年4月17日(金曜日)から平成21年5月13日(水曜日)までとします。
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/kanbo/090417_1.html
(8)平成21年度農村地域就業機会創出支援事業の公募について
◇応募等:平成21年4月21日(火曜日)より平成21年5月12日(火曜日)17時00分までとします。
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousin/090420.html
(9)平成21年度担い手育成関係農業経営強化対策推進事業等の公募について
◇公募の期間:平成21年4月20日(月曜日)から平成21年5月20日(水曜日)までとします。
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/keiei/090420_1.html
(10)平成21年度担い手育成関係農業経営強化対策推進事業(提案型)の公募について
◇公募の期間:平成21年4月20日(月曜日)から平成21年5月20日(水曜日)までとします。
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/keiei/090420_2.html
(11)平成21年度広域連携アグリビジネスモデル支援事業の公募について
◇公募の期間:平成21年4月20日(月曜日)から平成21年5月20日(水曜日)までとします。
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/keiei/090420_3.html
(12)平成21年度農業法人経営発展支援事業(ネットワーク形成事業)の公募について
◇公募の期間:平成21年4月20日(月曜日)から平成21年5月20日(水曜日)までとします。
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/keiei/090420_4.html
(13)農林水産物・食品地域ブランド化支援事業(地域段階)の追加公募について
◇提出期間:平成21年4月20日(月曜日)から平成21年5月22日(金曜日)(着又は消印有効)
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/seisan/090420_1.html
(14)平成21年度「環境バイオマス総合対策推進事業のうち地域における環境バイオマス総合対策調査(地域調査事業)」について
◇公募の期間:平成21年4月21日(火曜日)から平成21年5月13日(水曜日)までとします。
☆詳細についてはこちらから↓
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/kanbo/090421_1/index.html
【7】「東北農業のすがた2009~データで見る東北の食料・農業・農村~」を作成しました。
東北地方は、水稲、畜産、野菜、果樹と多様な農業が展開されており、”我が国の食料供給基地”として大きな役割を果たしてきています。
今後、需要の動向と地域の実情に即した生産性の高い農業の展開、活力ある農村社会の図るため、東北農業の現状をよく認識し、きめ細かい地域農政を展開することが重要であると考え、関係者の参考資料となるよう主要な指標を取りまとめました。
☆詳細はこちらから↓
https://www.maff.go.jp/tohoku/kohou/sugata/sugata2009/index.html
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2.地域で芽生える「食料自給率アップ!」
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~遊休田に飼料米を作付けして鶏卵を生産~
[青森県・藤崎町]
藤崎町のJA常盤村養鶏(トキワ養鶏)は、高齢化や労力不足に伴い作付けされなくなった遊休田を活用し、飼料米を栽培することにより農地の荒廃防止、減反の農地活用と輸入飼料を減らす事により、食料自給率の向上と循環型農業に取り組んでいる。同養鶏では、平成19年10月から遊休地となっている水田を利用し、鶏の飼料として飼料米「ベコアオバ」などの栽培を町内の農家に委託し、米を主体とした飼料を与えた鶏卵を生産している。
現在、多くの養鶏業者は、鶏の飼料をほぼ外国からの輸入に依存しているが、同JAでは18年から飼料米などの栽培委託に取り組んでおり、19年は約2haに飼料米を作付し、収穫量は約20tとなっている。この飼料米を利用して、同JAでは同町産の飼料米(57%)、小麦、米ヌカ、魚カス等を配合した国産原料75パーセントの配合飼料「トキワ75」を製造している。
☆詳細はこちらから↓
https://www.maff.go.jp/tohoku/stinfo/zirei/13no/07/13ao0710_01.html
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3.食いしん坊のススメ
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◆◇◆ ~エゴマ粕で地鶏を飼育、特産品「エゴマ鶏」を開発~ ◆◇◆
福島県鮫川村は、平成16年度から基幹産業である農業の振興と、高齢者の健康・生きがいづくり、地域コミュニティーの再生、特産品開発を同時にめざす『豆で達者な村づくり』事業を開始した。
その中の一つ「エゴマ鶏飼育実験及び特産品開発事業」では、食味と機能性に優れた鶏肉・卵を開発するために、同村の特産品である「エゴマ」と「会津地鶏」を組み合わせた地域ブランド「エゴマ鶏」を開発し地域の活性化につなげている。同村の特産品である「エゴマ油」を搾油する際に残るエゴマ粕(年間 2~2.5t産出)は、今まで肥料として利用するほかは廃棄されていた。エゴマには、生活習慣病予防効果が期待されるα-リノレン酸(n-3系の多可不飽和脂肪酸)が多く含まれていることから、同村で飼育する「会津地鶏」や「ゴトウ赤玉鶏「もみじ」」(400羽)に給餌することで特産品を作れないか、福島県農業総合センター畜産研究所の協力を受けながら試行錯誤を繰り返していた。
この結果、エゴマ粕を適度に給餌することにより、鶏肉中でα-リノレン酸が増加し、アミノ酸含有量も増加するため食味が良くなることが分かり、これらの食品を使った調理加工食品開発に成功することができた。
平成20年3月から毎週水曜日と第2、4日曜日に「手・まめ・館」の食堂でこの肉を使用した親子丼を販売している。
☆詳細はこちらから↓
https://www.maff.go.jp/tohoku/stinfo/zirei/31ba/08/31hu0809_01.html
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4.突撃!おらほの郷土料理
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鱈(タラ)のじゃっぱ(青森県)
鱈は青森を代表する冬の魚で、脂肪含有量は極端に少なく、低カロリーであっさりした味なので、肥満や生活習慣病を病んでいる人のタンパク源としては最適です。真鱈の一番美味しい時期に身をおろした後の頭、エラ、中骨、内臓などの「じゃっぱ」(アラ)に大根やねぎを入れ、みそ汁に仕立て、寒さの厳しい時期に囲炉裏を囲んでいただくのが「鱈のじゃっぱ汁」です。
名前の由来は、丸ごとの鱈を浜仕立てでいただく「大雑把」と、家庭で利用する鱈のアラ「雑飯」が訛ったと言われています。
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5.我が家の食料自給率
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じゃっぱ汁
- 自給率 75%
- 消費熱量 648Kcal
- 国産熱量 462Kcal
- 主な食品の自給率
国産材料を使用すると →→→ 自給率は 88% にアップ!
まだら 78% みそ 28% だいこん 99% ねぎ 90% にんじん 65% - 食料自給率はカロリーベース、データは平成19年のものです。
- ここでの国産材料とは、肥料や飼料も国内のものを使用したものを指します。
”クッキング自給率”で料理ごとの自給率をチェック! 無料で自由にダウンロードできます。 ☆平成19年度版をダウンロードできるようになりました。 |
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6.なるほど!データ&ワード
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全国 | 東北 | |
18年度 | 104 | 86 |
19年度 | 292 | 195 |
20年度(見込み) | 1,611 | 816 |
資料:全国面積は農林水産省生産局畜産部畜産振興課調べ、東北面積は東北農政局調べ
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飼料用米
飼料用米とは、家畜の飼料原料として生産される米(稲の子実)のことです。現在、専用品種はありませんが、加工用米として開発された多収品種や稲ホールクロップサイレージ向けに開発された品種のうち子実収量の多いものなどが使われており、平成20年度における全国の作付面積は1,611ha(見込み)となっています。
飼料用米の稲作農家におけるメリットは、1.水田を有効利用、2.通常の稲作栽培体系と同様で取り組みやすい、3.農機具の新たな投資が不要、4.麦・大豆等との組合わせによりこれらの連作障害を回避できる等があげられます。また、畜産農家におけるメリットは、1.輸入とうもろこしより安ければ、配合飼料の原料として利用が可能、2.長期保存が可能、3.給与の際、特別の設備や手間が不要等があげられます。
今後、飼料用米が配合飼料の原料として広く利用されるためには、価格が輸入トウモロコシより優位であることや肉・卵などの品質に考慮した配合割合となっていることなどが必要となります。
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7.クイズに挑戦!
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このメールマガジンにヒントが隠れています。目指せ全問正解!
- エゴマには、生活習慣病予防効果が期待される何が多く含まれていますか?
- 平成20年度における飼料用米の東北の作付面積(見込み)は?
☆答えは次号のメールマガジンで!
***** 前号の答え 1.8団体 2.リポキシゲナーゼ *****
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お問合せ先
企画調整室
担当者:地域農政調整官
代表022-263-1111(内線4078)
FAX:022-217-2382