
平成30年2月
手洗いオヤジの朝ごはん事情の巻 H30.2.22
いまは目覚めが遅くなったが、仙台に赴任してきた当初は、新しい職場で新しい仕事への緊張感もあって、5時起きが一日の始まりになっていた。そのリバウンドで仕事中にとてつもない眠気に襲われ、目を開けたまま落ちていたらしく気を取り戻したら、PCの画面が句点だらけになっていたなんてこともあった。 朝ごはんはお昼まで働くエネルギーを充填するためにしっかり食べることが理想的なのだが、ご飯を炊いて、みそ汁を作って、おかずを揃えることを毎日やるなんてことは、僕の想定の範囲をはるかに越えるもので、新しい生活環境が新鮮に感じているうちは色々やっては見るが、結局は朝ごはんを食べるだけで疲れてしまうのだ。
一日を健康に暮らすために朝ごはんを食べることは大事なことに決まっているが、「食べなければいけない」が先に立ってしまうと面倒くさいの方向にベクトルが働き始める。逆に「食べなくてもかまわない」では、ついつい欠食したり、コンビニのサンドイッチなどで過ごすことにもなるので、この天邪鬼な関係をなんとかしなければ、一人で朝ごはんを食べることを当たり前にすることは難しい。
何も朝ごはんに限ったことではないが、誰かと一緒に食べるという空間のなかにいることが、食べるという行為を心豊かなものに昇華していくと思うのだが、築50年近くになった宿舎での一人暮らしでは妄想も甚だしい。 調理するための食材を買うコストと一食毎に惣菜を買うコストを比べると、むしろ惣菜を買って食べる方が金額も時間も節約できるということもあるようだが、週に何回も買い出しにでることはできない。僕にとって食べ物を調達するか調理して食べるかの選択は、生活コストを節約する意味でも何にしても自分で何かを作って食べる方を選ばざるを得ないが、結局天邪鬼な関係に立ち戻ってしまうのだ。
最近は、通勤途中に朝定食を提供するお店を見つけたので、コンビニのサンドイッチからは卒業し、ご飯とみそ汁に副食2~3品の定食を食べることもある。食事にかかるコストは上がるが、遅く起きるようになった分を差し引くと出勤までの準備時間に多少の余裕がでるので「まっいいか」という感じにもなる。 歳が嵩むにつれて、食材や料理や食べることへの関心が薄れていくような気がしているが、それでは健康を維持して暮らしていくことをあきらめているようなものかもしれない。そんな思いが心のどこかに湧いてくることもあって、今朝は朝ごはんを作って食べた。僕における早起きと朝飯の関係には、健康づくりと寝不足の天邪鬼な関係もつきまとうのだ。
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クイズです! 写真の配膳には間違いがあります。 (わざとですよ(^^ゞ)) わかりますか?(^^) 答えは次回に!(^^) |
平成30年2月22日
金柑 H30.2.16
小さくて、可愛い金柑は今が旬です。
この時期、風邪予防やのどが痛いときに食べる方がいらっしゃるのでは? のど飴にも金柑を使ったものがありますしね(^^)
金柑などの柑橘類の皮にはビタミンCが豊富に含まれています。金柑は皮ごと食べるので、ビタミンCをたくさん摂ることができるので風邪の予防におすすめです。
最近、我が家ではよく食べています。
甘露煮やシロップ漬け、ジャムなどいろいろな食べ方がありますが、我が家は手間をかけずに生のまま食べることが多いです(^^;)
甘さの中に独特な苦味と酸味があって美味しいですよね(^^)
「たまたま」という商品名の金柑をたまたまみつけたので食べてみました。皮が柔らかくて果汁たっぷりで美味しかったです(^^)
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今、風邪やインフルエンザが大流行していますので、風邪予防に良いといわれている金柑などを食べて美味しく予防しましょう(*^_^*)
平成30年2月16日
平昌オリンピック H30.2.9
本日、2月9日は韓国の平昌で第23回冬季オリンピック競技大会の開会式があります。
選手がベストコンディションで試合に臨むためには食事が重要です。
日本オリンピック委員会(JOC)は、日本選手団を食事や栄養面でサポートするため、和食を提供する施設「G-Road Station」(ジーロード・ステーション)」を設置しています。
こうした施設の設置は、リオオリンピックに続いて2度目で、冬季大会では初とのことです。
「G-Road Station」は、選手村から歩いて5分ほどの距離にあり、選手団の多くが現地入りした4日から稼働していて、炊き込みご飯や、温かい鍋ものなどの和食を提供しているそうです。「G-Road Station」の「G」は金メダルのゴールドの「G」なのだそうです。
慣れ親しんだ和食で普段の実力を発揮して金メダルを獲得してほしいですね(*^_^*)
TV観戦のお供に韓国料理を!と思いチゲうどんを作ってみました(^^ゞ 味噌とコチュジャンで味つけしてキムチも投入したのでピリ辛でからだが温まりました(^^)
日本でおなじみの韓国料理は、キムチ、冷麺、チヂミ、ビビンバ、サムゲタン、プルコギなどなどいろいろありますよね(^^)
次は何をお供にしようかな~(*^_^*)
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ピリ辛の韓国料理を食べて熱くなった身体で熱く応援したいと思います!
平成30年2月9日
手洗いオヤジの暇つぶし~魚のぬか漬け〔いわし編〕の巻~ H30.2.1
暇つぶしを頻繁にやっていると暇ではなくなるという矛盾を抱えつつも、次の暇つぶしは何をしてみようかと思いを巡らすのも暇つぶしになっていることに気がついた。
年がら年中体のどこかに疲れが残っている中高年世代にとっては、何もしないでゴロゴロと家庭内粗大ゴミとなっている時間が至福の瞬間なのだが、身体と精神のベクトルを少しでも健康の方向に向かわせるには、仕事以外にも頭と体を働かせて、頭や体の中にある老廃物をはき出してリフレッシュすることもたまには必要なのだ。
僕はすでに中高年世代の中頃を通過して、中高年の後半に向かって着実に歩んでいる。単身赴任が終わって自宅に帰ったら、家族の支えに感謝しつつ、暇つぶしを楽しんでいきたいものである。
さて、今回はなんと無謀にも魚のぬか漬けに挑戦してみることにした。魚のぬか漬けは全国にたくさんある。中でも若狭地方の「へしこ」が有名で、「へしこ」は塩漬けしたサバをさらにぬか漬けにした越冬の保存食として伝えられて来た伝統食なのだが、漬け上がるまで2~3ヶ月もかかるというのでこれに挑戦できないので断念。魚を長期間漬けて発酵させたものの中には芳ばしい香りを発するものもあり、その香りが堪らないという人は多いが、好きになれないという人も多い。僕はどちらかというと後者なので、少ない日数で食べられるぬか漬けをやってみることにした。
日頃は魚を食べることなどほとんどなく、飲み会にでる刺身を数切れ食べるのが関の山だ。食材を買いに行っても、豚肉の細切れや鶏肉の安いところを選んでいるが、魚になるとそうはいかない。切り身は少々高めだし、単身用の切り身は売ってないし、サンマやいわしはさばくと頭や内臓がでるし、冷蔵庫で朽ち果ててしまうと処分が大変そうだし、決して魚嫌いではないが、要するに単身生活者の僕には魚を自分で処理して食べるにはハードルが高すぎるということなのだ。
だから、いざ、生の魚に立ち向かうとなるとそれなりに決心が必要で、気持ちを奮い立たせて4匹のいわしを買ったのは年を越して正月も過ぎた1月14日。
後ずさりする気落ちを押しとどめていつものスーパーに出かけた。もしかしたら、不漁で仕入れができないなんてことはないのかなとか、売り切れていたらそれはそれでラッキーなどと、どこまでもネガティブなもう一人の自分と葛藤しながら鮮魚コーナーへ。ケースの中には、銀色に輝くいわし4匹がパックに収まり並べられていた。これはもう買うしかないと心を決めた瞬間だった。 |
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いわしのぬか漬けは、頭を落とし、内臓を取り出して、お腹を水でていねいに洗うという下処理から始まるが、まず頭を切ると当たり前だけど赤い血が出る。内臓を取り出して小骨ごと腹の皮を切り取る。この一連の作業がなんともスリルとサスペンスであり、包丁が骨を切る感触や内臓を取り出すときの感触は、小さないわしとはいえども命を頂くことを実感した瞬間でもあった。
この処理が過ぎると漬け原料となったいわしの水気を拭取り(お腹も)、塩をすり込んで(お腹にも)ジップ付の袋に入れて冷蔵庫に1日置く。ぬか床はスーパーで売っていたぬか床のもと(600g塩入り)に50g程度の塩を混ぜて作った。水は入れないでパサパサのまま使う。あとは冷蔵庫に寝かせたいわしを水洗し、水気を拭取ってからぬか床に寝かせて、その上にぬかをかけて1週間ほど冷蔵庫で熟成したら完成。
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いわしを取り出して水洗いしてレンジで様子を見ながらていねいに焼いて、青物を添えて盛り付けたらできあがり、多少塩からくできたが晩酌のあてにしていただいた。柚とか大根おろしがあればなおいいかもしれない。
生の魚もいいが、意外と美味しい。自分が一手間かけて作ったものだからそう感じるのかもしれない。コンビニやスーパーに行けば食べ物を手軽に買うことができる時代になったが、食べることの主体性は食べる人にあるのだから、単に食べるだけの民になってしまってはよろしくない。ファストフードもいいけど、時間をかけて食材を作り、それを調理してゆっくり食べるスローフードも悪くない。
平成30年2月1日
平成30年1月
カレーの日 H30.1.22
本日、1月22日は「カレーの日」です。 1982年に全国学校栄養士協議会が1月22日の給食のメニューをカレーにすることを決め、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたことにちなんで定められました。
カレーは、チキンカレー、ビーフカレー、キーマカレー、野菜カレーなどなど種類もたくさんあり、誰もが親しむ国民食です。 そのカレーを米、野菜、香辛料、鶏、塩、器、スプーンまで、カレーライスを食べるために必要なすべての材料を自分達の手で作ったという映画があるんです。
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「カレーライスを一から作る」という映画は、農林水産省とタイアップしています。 この映画は、探検家で、医師の関野吉晴氏が教授を務める、武蔵野美術大学の課外ゼミとして実施した、カレーライスの材料を自分達の手で育て、作り、食べるという9ヶ月にわたる取組を撮影したドキュメンタリー映画です。 野菜の生育が遅くて悩んだり、飼育した鶏を本当に食べるかどうか揺れ動く様子など、自然体のありのままのゼミ生達の様子を通じて、命を育てて生きているという、人間にとってごく当たり前で基本的な営みを見つめ直す映画となっています。 |
お近くで上映会がありましたら参加してみてください(^^)
「カレーライスを一から作る」公式サイトからお申し込みいただきDVDを借りて、自主上映会を開催していただくこともできます。
上映情報やDVDの貸し出しなど詳しくは農林水産省HPをご覧ください。
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/karei.html[農林水産省へリンク]
平成30年1月22日
ドラゴンフルーツ経過報告3 H30.1.18
前回の経過報告からだいぶ経つのでその後の報告です(*^_^*)
種まきについてはこちらに掲載しています
経過報告1(H29.6.15)はこちらに掲載しています
経過報告2(H29.7.27)はこちらに掲載しています
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 ドラゴンフルーツは、熱帯地域に生息するサボテン類なので、現在は、選抜したものを室内で育てています。(選抜にもれたものは涙をのんで、地植えしました。一応ビニールで覆ったので生きのびてくれると信じています(-_-;))
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サボテンは手間がかからず、育てやすいと言われているように、これまで数々植物を枯らしてしまった私でも今のところ順調に育てています。
あのごま粒のような種がこんなに大きくなって感動しています(^^)
実がなるまでは、まだまだ長い道のりですが、その期間を楽しみながら大切に育てたいと思います(*^_^*)
平成30年1月18日
鏡開き H30.1.12
昨日1月11日は、「鏡開き」の日でした。
「鏡開き」はお正月に年神様にお供えした鏡餅をおしるこやお雑煮にして食べることによって、一家の今年一年の円満と無事息災を願う行事です。
地域によって違うところもありますが、多くの地域では松の内が7日までとなっており、11日に鏡開きを行います。
我が家の鏡餅は、以前は、餅つきをして作っていましたが、最近は鏡餅の形をしたプラスチック製の容器に餅が入っているものを買っています(^^ゞ
食べやすくていいのですが、カチカチに乾燥した鏡餅を木槌で叩いて割っていたのが懐かしくもあります(*^_^*)
鏡餅を手や木槌で割るのは、もともと武家から始まった行事ということで、刃物を使うと切腹を連想させるからなのだそうです。
皆様はどのようにして食べましたか?私は王道のおしるこで心も体も温まりました(*^_^*)
この画像を見て「ぜんざい」だと思われた方がいらっしゃるかもしれません。 「ぜんざい」と「おしるこ」の呼び方は、地域によって違うそうです。 関東では、つぶあんでもこしあんでも汁気があるものを「おしるこ」、汁気がないものを「ぜんざい」と呼び、
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関西では、どちらも汁気のあるものを指し、つぶあんのものを「ぜんざい」、こしあんのものを「おしるこ」と呼ぶそうです。
農林水産省の広報誌「aff(あふ)」の2017年12月号におしることぜんざいの違いの表が掲載されていますので参考にしてください。
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1712/pdf/1712_06.pdf [農林水産省へリンク]
東北では(我が家では?)、汁気があるものを「おしるこ」、汁気がないものを「あんこ餅」と呼んでいます。ぜんざいはお店でぜんざいとしてメニューに出ているものなのですが・・・
旅先でチェックしてみると面白いかもしれませんね(^^)
平成30年1月12日
おせちもいいけど・・・ H30.1.5
あけましておめでとうございます。
お正月はいかがお過ごしでしたか?
お正月に食べる料理といえば「おせち料理」ですが、みなさまのお宅ではどんな料理がならびますか?我が家では買ってきたものそのままとか切るだけが多いです(^^ゞ
おせち料理には、たくさんの料理があり、一つ一つに豊作や家内安全、子孫繁栄などの願いが込められています。
農林水産省の広報誌「aff(あふ)」の2017年12月号で「お節料理」の一つ一つの意味など豆知識が盛りだくさんに紹介されていますのでご覧ください
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1712/pdf/1712_04.pdf [農林水産省へリンク]
また、おせち料理は、正月三が日は料理をしなくても良いように保存の効くものが多いそうです。栄養バランスも良いし、先人の知恵はさすがですね(^o^)
しかし、残念ながら、頑張って作ったおせちも残ってしまうことがありますよね(>_<)
我が家で一番残るのは煮物です。 来客用に多めに作るからで、味の問題ではないはずです(-_-;)
ということで、残った煮物をカレーにしてみました。 「おせちもいいけどカレーもね」といいますし(^^ゞ れんこんもこんにゃくも意外に合いますよ(*^_^*)
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本年も、身近な食についての話題を紹介していきたいと思っています。つたないブログではありますが、「食リックひろば」を引き続きご覧いただけると幸いです <(_ _)>
平成30年1月5日
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