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東海農政局

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「東海地域における農林水産物・食品のGFP輸出促進セミナー」を開催しました

東海農政局は、令和元年6月25日(火曜日)、ウインクあいち18階セミナールームで、中部経済産業局、ジェトロ名古屋・岐阜・三重との共催で、東海地域における農林水産物・食品の輸出拡大を図ることを目的としたGFP輸出促進セミナーを開催しました。GFP登録者、管内の農林水産物・食品事業者、地域商社、行政機関など約90名の方々に参加いただきました。
第1部は、農林水産物・食品の輸出拡大について、JFOODO事務局長の大泉裕樹氏と、農林水産省食料産業局輸出促進課輸出プロジェクト室課長補佐の武藤誠氏の講演、第2部は、輸出に取り組む事業者からの情報提供として、金印株式会社代表取締役会長の小林一光氏、株式会社萬来トレーディングコンサルタント代表取締役の南川勤氏、株式会社平松食品代表取締役の平松賢介氏の3名の講演、その後、講師の方々や輸出に取り組む事業者の方々との間で名刺交換や意見交換等を行う交流会を実施しました。

セミナーの様子
会場の様子

開催日時及び場所

日時 : 令和元年6月25日(火曜日)13時30分から17時00分
場所 : ウインクあいち(愛知県産業労働センター)18階セミナールーム

開催概要

   第1部  農林水産物・食品の輸出拡大について
   第2部  輸出に取り組む事業者からの情報提供について
   交流会

第1部  農林水産物・食品の輸出拡大について

「JFOODOによる重点的・戦略的プロモーションについて」 JFOODO 事務局長  大泉 裕樹  氏

JFOODO(日本食品海外プロモーションセンター)は、2017年4月に日本の農林水産物・食品のブランド構築のためのプロモーション実施機関として創設されました。農林水産物・食品の輸出拡大に向けては、「都道府県別/事業者別」から「オールジャパン」へ、「プロダクト・アウト」から「マーケット・イン」へ、「産地マークづくり」から「ブランディング」へ視点を切り替える必要があります。「ブランディング」については、「日本国産」としか意味をなしていないようなマークづくりではなく、その前にそのマークだけが約束できることは何なのかを定めなければなりません(ex.テアニンの働きで、体だけでなく心も整えるお茶)。そうすることで、だんだんとブランド価値が高まり原価以上のお金が支払われます。また、品目別の大目標に対して個別施策をバラバラに打つのではなく、課題と目的を明確にし、ブレークダウンされた目標と戦略に対して必要な施策を定量的に組み立てることが必要です。そして、改善すべきことがあればPDCAを回しながら課題解決を目指すことが重要です。
JFOODOでは、輸出額や伸び率等を念頭に、2017年度からプロモーションで課題解決を狙える5品目7テーマ(和牛、水産物(ブリ(ハマチ)・ホタテ・タイ)、緑茶、米粉、日本酒、日本ワイン、クラフトビール)を選定し、プロモーションを展開しています。2019年度はそれらの展開地域を拡大していきます。JFOODOが担うのは、マーケティングの4P(Product(製品)、Price(価格)、Place(商流・物流)、Promotion(販売促進))のうち、Promotionの部分であり、事業者が主体的に取り組む販売促進活動との連動によるプロモーション展開を図っていきます。是非、事業者の方々におかれましても、自ら積極的に取り組んでいただきたいと思います。

講師:大泉裕樹氏

<講演資料>
JFOODOによる重点的・戦略的プロモーションについて(全体版)(PDF : 8,185KB)

JFOODOによる重点的・戦略的プロモーションについて(分割版)
1.JFOODOとは(1~12ページ)(PDF : 1,640KB)
2.JFOODOプロモーションの概要
  和牛(13~20ページ)(PDF : 1,780KB)
  水産物(21~26ページ)(PDF : 1,290KB)
  日本茶(27~35ページ)(PDF : 1,613KB)
  米粉(36~46ページ)(PDF : 1,623KB)
  日本酒(その1)(47~56ページ)(PDF : 1,657KB)
  日本酒(その2)(57~63ページ)(PDF : 1,988KB)
  日本酒(その3)(64~72ページ)(PDF : 1,611KB)
  日本ワイン(73~88ページ)(PDF : 1,410KB)
  クラフトビール(89~99ページ)(PDF : 1,802KB)
3.輸出拡大に関する問題意識、課題について(100~106ページ)(PDF : 984KB)

↓JFOODOについて詳しくはこちらをクリック
JFOODOロゴ



「GFPの取組について」 農林水産省食料産業局輸出促進課輸出プロジェクト室 課長補佐  武藤 誠  氏

GFPとは、農林水産省が推進する農林水産物・食品の輸出プロジェクトです。輸出に関する情報不足、産地でのグローバル対応や事業者間の連携等の課題を解決するため、2018年8月31日に農林水産物・食品の輸出を意欲的に取り組もうとする生産者・事業者等のサポートと連携を図る「GFPコミュニティ」を設立しました。GFP登録者を対象に、農林水産省がジェトロ、輸出の専門家とともに事業者に直接訪問し輸出の可能性を無料で診断する「訪問診断」、GFPコミュニティサイトや商品リクエストサービスによる事業者間のマッチング支援、登録者同士の交流イベントの開催などを実施しています。これまでの取組により、商談や連携が始まった事例もあります。関心のある方はぜひ登録していただきたいと思います。

講師:武藤誠氏

<講演資料>
GFPの取組について(全体版)(PDF : 3,764KB)

GFPの取組について(分割版)
GFPの取組について(その1)(表紙~6ページ)(PDF : 1,475KB)
GFPの取組について(その2)(7~13ページ)(PDF : 1,832KB)
GFPの取組について(その3)(14~20ページ)(PDF : 1,332KB)

第2部  輸出に取り組む事業者からの情報提供について

金印株式会社 代表取締役会長  小林 一光  氏

昭和4年に創業し、主にわさびなどの食品を製造・販売しています。昭和59年に当社のわさびを扱っているロサンゼルスの寿司屋へ行ったところ、わさび本来の辛み、風味が全くないことに衝撃を受け、商社任せではなく自ら商品の特徴や良さを現地で伝えることが重要であると体感しました。また、商社を選ぶにあたり、商社の得意とする国や会社の規模なども大切ですが、経営に対する考え方と一致することも重要だと思います。その他、製法特許取得等の知的財産への対応も重要です。現在の活動として、アメリカでは、和食店の増加を機に人員を増やし現地に合った商品開発や販路開拓を行っています。また、EUにおいても順調に伸びており、4月にドイツに現地法人を設立しました。今後は、社員が直接現地の方々へ試食等で商品の良さを伝えていきながら、更に東南アジアやEUの市場を拡大していきたいと考えています。

講師:小林一光氏


株式会社萬来トレーディングコンサルタント 代表取締役  南川 勤  氏

萬来トレーディングコンサルタントの他に、ミナミ産業も経営しています。ミナミ産業では、大豆加工食品を中心とした食品機械の開発、製造・販売等を行い、海外へ向けて機械や食材の輸出も行っています。中国では、2018年に台湾の上場企業と合併し、現在、大豆の粉砕工場を建設中です。萬来トレーディングコンサルタントは、6年程前にミナミ産業の貿易、コンサルティング業務を分社化し設立した会社であり、海外展開に取り組む方々のサポートを行うとともに、自らも輸出に取り組んでいます。海外拠点としてフランスのパリと台湾に豆腐屋を出店しており、また、ベトナムではコールドチェーン実証事業を行っています。まだまだ参入障壁が多く存在し、輸出物の登録等の課題はありますが、輸出はビジネスチャンスもあり、まだまだ伸びていくと思っています。今後の取組として、自社開発したウルトラファインバブルを活用し、高品質かつロングライフ化を目指していきます。海外進出のコツとしては、市場調査、フォローアップ、現地での販促活動などが重要です。また、他社と連携して足りないリソースを補い合うことが必要だと思います。

講師:南川勤氏

<講演資料>
株式会社萬来トレーディングコンサルタントからの情報提供(全体版)(PDF : 2,965KB)

株式会社萬来トレーディングコンサルタントからの情報提供(分割版)
株式会社萬来トレーディングコンサルタントからの情報提供(その1)(1~10ページ)(PDF : 1,269KB)
株式会社萬来トレーディングコンサルタントからの情報提供(その2)(11~21ページ)(PDF : 1,812KB)

(参考資料)食品輸出におけるビジネスの可能性と実務の留意点(PDF : 1,762KB)

株式会社平松食品 代表取締役  平松 賢介  氏

大正11年に創業し、魚介類の佃煮を製造・販売しています。3代目として、企業の存続、次世代に佃煮の食文化を繋いでいきたいという思いから、海外への販路開拓に取り組んでいます。2000年にHACCP対応の工場を建設後、2005年にISO22000認証を取得しました。佃煮の将来を考えたとき、縮小する「胃袋」、変化する食習慣、縮小する佃煮マーケットという要素から、海外マーケットへの展開に目を向けました。また、海外マーケットで好評であれば、国内マーケットへフィードバックすることが可能であるとも考えています。輸出にあたっては、エクスポーターやインポーターをある程度固める、継続して取り組む、現地の食文化・食シーンを考慮し提案する、行政機関や志を同じくする仲間と連携するといった4点を心掛けています。すべて間接貿易で、台湾への販路が大きいです。また、2017年からアメリカの西海岸を中心に力を入れており、催事や展示会に参加しています。その他、愛知県食品輸出研究会において愛知県の食を世界に発信するため、香港やニューヨークを皮切りに活動を行っています。今後も行政機関の方々や輸出に取り組む方々と一緒に海外販路開拓に向けて頑張っていきたいと思っています。

講師:平松賢介氏

<講演資料>
株式会社平松食品からの情報提供(全体版)(PDF : 2,935KB)

株式会社平松食品からの情報提供(分割版)
株式会社平松食品からの情報提供(その1)(表紙~6ページ)(PDF : 1,834KB)
株式会社平松食品からの情報提供(その2)(7~12ページ)(PDF : 1,213KB)

交流会

交流会の様子  交流会の様子2

農林水産物・食品の輸出及びセミナーに関するご意見・ご感想(当日のアンケート調査より)

本アンケートは、農林水産物・食品の輸出実績がある事業者の取組状況や課題と、輸出実績のない事業者の関心事項を明らかにすること、また、輸出に関する行政への要望や、セミナーに関するご意見・ご感想を把握することで、今後の輸出促進業務の参考としていくことを目的に実施しました。

アンケートのご協力、誠にありがとうございました。

<輸出・セミナーに関するアンケート結果>
輸出・セミナーに関するアンケート結果(PDF : 548KB)

お問合せ先

経営・事業支援部輸出促進課

担当者:海外展開支援係
代表:052-201-7271(内線2716、2714)
ダイヤルイン:052-223-4619
FAX番号:052-219-2670

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