○排水量が100万m3以上の場合の北部排水門からの排水拡散状況 |
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・北部排水門からの平均排水量は約180万m3であり、それを上回るような排水時でも、排水の拡散範囲は諌早湾の湾央部までにとどまっています。 |
諌早湾及び周辺海域の底質中の
淡水性植物プランクトン(Skeletonema subsalsum)の構成比 |
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出典:横山ら (2005) 珪藻プランクトンのトレーサー利用による諫早湾内の懸濁粒子の輸送と堆積起源の推定,日本海洋学会秋季大会研究発表会,仙台 |
・諌早湾内の底質では、調整池に存在する淡水性植物プランクトン(Skeletonema subsalsum) と海水性植物プランクトン(Skeletonema costatum)の殻の分布を見ると、淡水性プランクトンは 諌早湾央や諌早湾口にはほとんど見られません。 このことからも、調整池からの排水の影響は調整池近傍にとどまっていることが分かっています。 |