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中国四国農政局

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    中国土地改良調査管理事務所

    2. 管内の主要河川

    中国地方には、岡山県に注ぐ吉井川(よしいがわ)、旭川(あさひがわ)、高梁川(たかはしがわ)、広島県に注ぐ芦田川(あしだがわ)、太田川(おおたがわ)、広島県と山口県の県境を流れる小瀬川(おぜがわ)、山口県に注ぐ佐波川(さばがわ)、島根県に注ぐ高津川(たかつがわ)、江の川(ごうのがわ)、斐伊川(ひいかわ)、鳥取県に注ぐ日野川(ひのがわ)、天神川(てんじんがわ)、千代川(せんだいがわ)の13本の主要河川があります。総流域面積は19,570平方キロメートルと中国地方全土の約6割を占めており、この中でも江の川が最大の流域(3,900平方キロメートル)を持っています。

    中国地方の河川は、分水嶺(ぶんすいれい)が概ね山陽側と山陰側との各県境となっており、沿岸部から中国山地分水嶺までの距離が短く、比較的急峻(きゅうしゅん)な地形となっています。このため大雨が降れば、氾濫しやすく少雨となれば渇水となりやすい特徴を有しているといえます。

    【図】管内の主要河川

    【図】管内の主要河川 13 12 6 5 4 1 2 3 7 8 9 10 11

     日野川(ひのがわ)

    鳥取県西部を流れる日野川は、中国山地の三国山(みくにやま)(日野郡日南(ひのぐんにちなんちょう)町:標高1,252メートル)にその源を発し、幾つもの渓流を合わせながら、北東流します。江府町江尾(こうふちょうえび)あたりで左に折れ、米子(よなご)平野を貫流し米子市の東で日本海(美保湾(みほわん))へと注いでいます。流域面積870平方キロメートル、流路延長77キロメートルで、鳥取県では天神川(てんじんがわ)、千代川(せんだいがわ)と並ぶ三大河川の一つに数えられています。

     天神川(てんじんがわ)

    大山(だいせん)東部の津黒山(つぐろさん)(鳥取県東伯郡三朝(とうはくぐんみささ)町:標高1,118メートル)に源を発する天神川。いくつかの支流を合流しながら北流し、倉吉(くらよし)市で小鴨川(おがもがわ)と合流した後、倉吉平野を貫流して日本海へと注いでいます。幹川流路延長32キロメートル、流域面積490平方キロメートルで、鳥取県三大河川の一つです。

     千代川(せんだいがわ)

    鳥取県東部を流れる千代川は、中国山地の沖ノ山(おきのやま)(八頭郡智頭(やずぐんちず ) 町:標高1,319メートル)にその源を発し、幾つもの支川を合わせながら、鳥取平野を貫流し、日本海へと注いでいます。流域面積1,190平方キロメートル、流路延長52キロメートルで、鳥取県三大河川の一つです。

     斐伊川(ひいかわ)

    斐伊川は、島根県と鳥取県の県境に位置する船通山(せんつうざん)(標高1,143メートル)に源を発し、途中、いくつかの支川と合流しながら北流します。下流部に広がる出雲平野に出たところでその流れを東向きに変え、宍道湖(しんじこ)、大橋川(おおはしがわ)、中海(なかうみ)、境水道(さかいすいどう)を経て、または宍道湖北岸より佐陀川(さだがわ)を経て日本海へと注いでいます。幹川流路延長153キロメートル、流域面積2,070平方キロメートルの一級河川です。出雲平野の大半は、斐伊川が形成した三角州で、下流部は典型的な天井川(てんじょうがわ)となっています。

     江の川(ごうのがわ)

    広島県山県(やまがた)郡北広島町の阿佐山(あさやま)に源を発する中国地方最大の河川、江の川。上流では可愛川(えのかわ)とよばれ、三次(みよし)盆地で馬洗川(ばせんがわ)、西城川(さいじょうがわ)、神野瀬川(かんのせがわ)などを集めて、江の川となります。その後も、河口部にわずかに広がる平野に至るまで山間部の険しい渓谷を蛇行しながら流れ、島根県江津(ごうつ)市を貫流して日本海へと注いでいます。幹川流路延長は194キロメートル、流域面積は3,900平方キロメートルで、島根県面積の約6割にも及びます。

     高津川(たかつがわ)

    島根県西部を流れる高津川は、山口、島根県境に連なる中国山地の北傾斜に源を発し、険しい山間部を北流します。益田市横田町あたりで、高津川の最大の支流である匹見川(ひきみがわ)と合流。その後は益田市などの平野部を貫流し、日本海へと注ぎます。幹川流路延長は81キロメートル、流域面積は1,090平方キロメートルです。

     吉井川(よしいがわ)

    吉井川は岡山県東部を流れており、備前国(びぜんのくに)では“東の大川”と呼ばれていました。吉井川は、中国山地の三国山(みくにやま)(標高1,252メートル)に源を発し、津山市を貫流しながら途中いくつかの支流を合流し児島湾に注いでいます。流域面積は2,110平方キロメートル、幹川流路延長133キロメートルで、岡山県を代表する河川です。

     旭川(あさひがわ)

    旭川は、中国山地の朝鍋鷲ヶ山(あさなべわしがせん)(標高1,081メートル)に源を発し、途中、新庄川(しんじょうがわ)などいくつかの支流を合流し、県の中心都岡山市を通って児島湾へと注いでいます。また、岡山県中央部を流れる旭川は、備前国二大河川の一つ、“東の大川”吉井川に対して、“西の大川”と呼ばれていました。流域面積は1,810平方キロメートル、幹川流路延長142キロメートルで、岡山県では最大の長さを誇っています。

     高梁川(たかはしがわ)

    岡山県新見市千屋(ちや)の花見山(はなみやま)(標高1,188メートル)東麓に源を発する高梁川。高梁市に入るまで、いくつかの支流を合流しながら南流し、高梁市玉川町のあたりで、広島県比婆(ひば)郡の道後山(どうごやま)(標高1,268メートル)に源を発する成羽川(なりわがわ)と合流します。その後は倉敷市酒津(さかづ)で小田川(おだがわ)と合流し、倉敷平野を通って水島灘(みずしまなだ)に注いでいます。流路延長は111キロメートル、流域面積は岡山県最大の2,670平方キロメートルで、広島県北東部と岡山県西部にまたがっています。

     芦田川(あしだがわ)

    芦田川は、広島県東部の三原市大和町蔵宗(みはらしだいわちょうくらむね)(標高570メートル)に源を発しています。高原上を、緩傾斜(かんけいしゃ)をなして北東向きに流れ、府中(ふちゅう)市府中町のあたりで南東に進路を変え、石槌山(いしづちやま)のあたりe南へ急激に進路を変えた後、福山平野を通って瀬戸内海へ注ぎます。幹川流路延長86キロメートル、流域面積860平方キロメートルの一級河川です。

     太田川(おおたがわ)

    流域面積、長さともに広島県最大の太田川。広島県西端の冠山(かんむりやま)(標高1,339メートル)付近にその源を発し、上流部では幾つもの渓流を合わせながら蛇行を繰り返して流下します。広島市安佐北(あさきた)区の茶臼山(ちゃうすやま)あたりから平野部となり、さらにいくつかの支流を合流して、広島市中心部を流れ、河口では、太田川(放水路)、旧太田川など計6本の川に分かれて瀬戸内海へと注いでいます。幹川流路延長103キロメートル、流域1,710平方キロメートルの河川です。

     小瀬川(おぜがわ)

    小瀬川は、広島県廿日市(はつかいち)市(旧佐伯(さえき)町)の鬼ヶ城山(おにがじょうやま)(標高1,031メートル)にその源を発し、幾つもの渓流合流しながら南流。廿日市市佐伯町市野付近からは広島県、山口県の県境を流れ、一旦、弥栄(やさか)ダムへと注ぎます。その後も蛇行を繰り返し、広島県大竹市元(もと)町あたりから3キロメートルほど平野部を流れ、瀬戸内海へと注いでいます。幹川流路延長は59キロメートル、流域面積340平方キロメートルの河川です。

     佐波川(さばがわ)

    佐波川は、山口・島根県境の三ツヶ峰(みつがみね)(標高970メートル)に源を発し、山間部を流れ、島地川(しまじがわ)等の支川を合わせ、ほぼ南西にまっすぐ流下します。防府市迫戸(ほうふしせばと)町あたりから平野部となり、防府市市街地北部を流れて、周防灘(すおうなだ)へと注いでいます。幹川流路延長は56キロメートル、流域面積は460平方キロメートルです。

     ため池

    中国地域のため池は、全国の約4分の1を占める、5万ヶ所余りです。特に瀬戸内沿岸の降雨が少ない岡山、広島、山口の3県に管内の9割近くのため池が集中しています。

    【グラフ】県別のため池総数と灌漑面積による内訳

    鳥取 ため池総数 1,212 2ha以上587 2h未満625
            島根 ため池総数 5,782 2ha以上996 2h未満4,786
            岡山 ため池総数 10,304 2ha以上4,348 2h未満5,956
            広島 ため池総数 20,901 2ha以上4,077 2h未満16,833
            山口 ため池総数 11,785 2ha以上1,963 2h未満9,822 

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