令和7年度消費者団体等との意見交換会(鳥取)の概要
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中国四国農政局は、消費者団体等との意見交換会を開催しています。 |
1. 開催日時、場所
令和7年10月24日(金曜日)13時30分~15時30分
鳥取第1地方合同庁舎 大会議室(2階)
2. 出席者(順不同、敬称略)
- 鳥取県連合婦人会
- 鳥取市消費者団体連絡協議会
- 鳥取市連合婦人会
- 鳥取県生活協同組合連合会
- 鳥取県生活協同組合
- グリーンコープ生協とっとり
- とっとり県消費者の会
- 特定非営利活動法人コミュニティネット山陰
- 公益財団法人鳥取県学校給食会
- JAとっとり女性協議会
- 株式会社サラダクラブ
| 出席者計 | 22名 |
| 消費者団体等 | 12名 |
| カット野菜製造販売業者 | 1名 |
| 農政局 | 9名 |
3.テーマ
食品安全~加工野菜の衛生管理について~
4.農政局からの情報提供
食品の安全について~野菜の衛生管理~
5.事業者からの取組紹介
株式会社サラダクラブ
「食品の安全性について~カット野菜(パッケージサラダ)の衛生管理~」
株式会社サラダクラブは、1999年に設立。カット野菜の製造販売等を展開し、キャベツの年間使用量は一企業として国内一位。全国11工場で国際規格FSSC22000(注)を取得。当社員は4つの約束「食卓にもっと安心・便利・彩り・エコを」を心がけながら製造している。
- サステナビリティの取組について
使用しない外葉や芯を肥料、飼料に変え、契約産地等で使用してもらう循環型農業を進めている。野菜未利用部有効活用率100%を実現している。 - カット野菜(パッケージサラダ)について
当社ではパッケージサラダという名称を用い、「野菜などを食べやすくカットし、鮮度を保持するようにパックされている、洗わずにそのまま食べられるサラダのこと」と定義し、千切りキャベツを主に使用したサラダや、多品種ミックス商品を製造販売している。 - カット野菜の製造工程について
不可食部除去と洗浄
虫を人の目で葉一枚一枚検査し除去後、水流で異物を除去。
スライス
刃の状態が悪いと切断面が荒れ保存時に変色しやすくなるため、刃は毎日手入れしている。
殺菌・洗浄
次亜塩素酸ナトリウムより殺菌効果の高い弱酸性の次亜塩素酸水を使用。殺菌後は冷水ですすぐことで残留なし。
金属検出機
包装した商品全てを探知機に通し、刃こぼれ等の金属異物を除去。検出品は廃棄。
独自製法
葉の表裏をしっかり洗浄殺菌し、千切り後やさしく洗浄する「野菜にやさしい製法」に加え、窒素、二酸化炭素を封入することで野菜の変色やにおいを防止する「鮮度長持ち製法」により、消費期限の大幅な延長を実現。 - フードチェーン管理(原料、物流)について
国内約400の契約産地から調達する野菜の品位を工場で評価し、優秀な生産者を表彰する式典を行うことで、生産者への感謝を伝え、継続的な関係づくりを構築している。
物流については、委託先との契約を結び、配送温度の記録等を確認している。販売店舗では、巡回時に陳列状態を確認するなど、関係者とのコミュニケーションを大事にしている。 - よくあるお問合せについて
栄養成分の流出を心配する質問には、調査の結果、工場での洗浄による栄養成分の減少は家庭の水洗いと同程度であることを説明し、保存料を使用しているのではという問いには、野菜にやさしい洗浄法、炭酸水洗浄法を使うことで変色を防ぐことができ、保存料は一切使用していないと説明。
今後も機会ある毎に説明をし、正直な物づくりを第一に継続していきたい。
(注)「FSSC22000」とは、食品の安全性を確保するための国際的な基準として、世界食品安全イニシアチブ(GFSI)によって承認された国際認証規格。
6.出席者からの主な意見・要望・質問等
〇カット野菜や原料野菜等に関する質問、意見等
- 家庭で白菜の浅漬け等生野菜を加熱しないで調理するとき、食中毒を防ぐポイントは、手洗いに注意し、きれいな水で野菜を丁寧に洗えば特別なことをしなくても良いことに納得した。
- カット野菜は、時間が経ってもビタミンCが残っているのかという質問に、野菜の細胞が元の状態のままで鮮度が保たれていればビタミンCはそれほど消費されないため、当社は窒素と二酸化炭素を封入する「鮮度長持ち製法」で維持していると回答があった。
- 次亜塩素酸ナトリウムを摂取して大丈夫かという問いに、水道水には使用されていること、またカット野菜の製造工程で使用後はしっかりすすぎ洗いすること、最終的に購入者が袋を開けるときには分解されて食塩になっていることについて説明があった。
- カット野菜の普及は、食品ロス削減、野菜の消費拡大、加工場等雇用の増加、若者・高齢者の暮らし応援といった取組につながると感じた。
- 原料野菜が農薬の使用基準を守って栽培されているのかチェックする役割を質問したところ、サラダクラブと契約する生産業者は、農薬について知識のある者の指導により栽培工程を管理し、栽培記録を残し関係者とコミュニケーションをとっていることから信頼関係が構築されているので、サラダクラブでは個々の残留農薬検査はしていないと回答があった。
- 商品の袋に「契約農家さんからの新鮮で安全な野菜」等の文言を印刷してもらえれば、消費者の選択肢が広がる。
- 野菜を保存するときに使う「野菜が長持ちするポリ袋」について、健康への影響を心配していたが、野菜の呼吸を穏やかにして鮮度保持するポリ袋は健康に影響ないと聞き安心した。
- 野菜用の洗剤に関する質問については、野菜用洗浄剤として主に業務用で販売されているものがあるが、食品衛生法で定められた使用基準に従って使用されている。家庭で野菜用洗浄剤を使用する際は、しっかり洗い流してほしいと回答があった。
- 本日、カット野菜の衛生管理の説明を聞いて、本当に安心して使えるということを改めて認識した。
〇行政に対する意見・要望
- 当会は賢い消費者になるために学習機会を設けているが、今回のように専門知識のある方の説明や資料は大変参考になった。今後、資料で会員等に周知していきたい。
- 当団体は、独自に食の安全政策を策定し、学習会等に取り組むほか、各事業所でHACCPの衛生管理の計画を年1回見直す取組を進めている。
- 当会は、給食食材の細菌検査、残留農薬検査などの書類審査を厳しく行っている。
6.その他(意見交換会写真等)
![]() 消費・安全部長の意見交換の様子 |
![]() 意見交換会の様子 |
![]() 株式会社サラダクラブ 加瀬様による事例紹介 |
![]() 意見交換の様子 |
![]() 意見交換の様子 |
お問合せ先
消費・安全部消費生活課
代表:086-224-4511(内線2322)
ダイヤルイン:086-224-9428









