このページの本文へ移動

中国四国農政局

メニュー

令和8年度消費者団体等との意見交換会(広島)の概要

中国四国農政局では、消費者団体等との意見交換会を開催しています。
この度、広島市において開催した意見交換会の概要をお知らせします。

1. 開催日時、場所

令和8年8月20日(木曜日)13時30分~15時30分
中国四国農政局広島県拠点  第1会議室

     
           都築消費・安全部長あいさつ                                 意見交換会の様子         

2. 出席者(順不同、敬称略)

  • 広島県地域女性団体連絡協議会
  • 公益社団法人広島消費者協会
  • 公益社団法人広島県栄養士会
  • 広島県消費者団体連絡協議会
  • 広島県生活協同組合連合会
  • NPO法人消費者ネット広島
  • 廿日市市消費者協会
  • 広島県食生活改善推進員協議会
  • JA広島県女性組織協議会
  • 東京サラヤ株式会社
出席者計  20名
  消費者団体等  11名
  事業者    1名
  農政局    8名

3.テーマ

食品安全について~食中毒の予防~

4.農政局からの情報提供

食品安全について~食中毒の予防~

5.事業者からの説明

東京サラヤ株式会社 「HACCPに沿った衛生管理と食中毒について」

 HACCPに基づく衛生管理の考え方、家庭で実践できる食中毒予防のポイント及び食品安全マネジメントシステム認証の意義について説明いただいた。本概要では、参加者の関心が高かった事項を中心に記載している。なお、事業者からの説明の詳細等については、令和8年7月開催の意見交換会(愛媛)の概要)を参照にされたい。
令和8年度消費者団体等との意見交換会(愛媛)の概要
 
 
  東京サラヤ株式会社家柳様による説明(Web)

〇潜在的に危害要因のある食品について
食品にはもともと様々な微生物が存在し、卵にはサルモネラ、鶏肉にはカンピロバクター、魚介類には腸炎ビブリオなどが付着している可能性がある。これらの多くは中心温度75℃で1分以上の加熱により死滅するが、手指や調理器具を介した二次汚染に注意が必要である。また、ノロウイルスは感染者から排出され、感染が広がることがあり、85~90℃で90秒以上の加熱が有効とされる。
一方、ボツリヌス菌やウェルシュ菌などの芽胞形成菌は通常の加熱では死滅しにくく、120℃で4分以上の加熱が必要である。リステリア菌は冷蔵庫内でも増殖することなどから、食中毒予防には、汚染防止を徹底するなど、微生物ごとの特徴を理解し、適切な加熱と衛生管理を徹底することが重要である。

6.出席者からの主な意見・要望・質問等   

     
                                        意見交換の様子    
                                                              
〇HACCPに基づく衛生管理や家庭における衛生管理に関する質問、意見等

  • 家庭における石けんを使った手洗いの具体的な方法や注意点について質問があった。これに対し、汚れや菌が付きやすい利き手の指先や親指の付け根を重点的に洗うこと、生食用と加熱用の食品を扱い分ける際やゴミに触れた後には必ず手洗いを行うことが重要であるとの説明があった。
  • 令和4年以降、ノロウイルスによる食中毒患者数が増えている理由について質問があった。これに対し、コロナ禍での手洗い等の感染対策により一時的に低下していた発生件数が、社会活動の再開に伴い従来の水準に戻ったとの説明があった。
  • アニサキス対策における消費者の留意点について質問があった。これに対し、アニサキスは凍結により死亡することから冷凍処理済の商品購入が有効な予防策であるとの説明があった。
  • 家庭でサラダチキンを作る際の余熱調理の安全性について質問があった。これに対し、中心部まで十分に加熱する必要があることから、肉の厚さをなるべく均一にすることが重要であり、さらに、加熱後は適切に冷却・保存し、生肉を触った手や器具による汚染を防ぐことも重要であるとの説明があった。
  • HACCPの継続的な運用や従業員教育について質問があった。これに対し、JFS認証制度では、マニュアル整備や従業員教育、責任体制などが監査対象となっており、継続的な食品安全管理の実施状況を確認できる仕組みとなっているとの説明があった。
  • 厚生労働省の食中毒統計に、家庭内で発生した事例が反映されているのか質問があった。これに対し、食中毒統計は医師の届出に基づいて集計されているため、家庭内で発生した事例も含まれるとの説明があった。
  • 堆肥利用時の菌汚染や出荷時の注意点について質問があった。これに対し、十分に発酵した堆肥は発酵熱により食中毒の原因となる菌が死滅しているため問題ないが、生産者が未熟な牛糞の利用に注意するとともに、手洗いをはじめとする衛生管理の徹底が重要であるとの説明があった。
  • 急速冷凍技術の進歩により、生鮮食品の鮮度を保ったまま保存・流通できるようになり、食品の安全性について安心できたとの意見があった。
  • アニサキスなどの食中毒に関する情報や予防方法について、行政や報道機関による分かりやすい情報発信の充実を期待するとの意見があった。
  • 今回学んだ食中毒予防の知識を所属団体の会員に共有し、啓発活動に役立てていきたいとの意見があった。
  • HACCPや食中毒予防に関する理解が深まり、「つけない」、「増やさない」、「やっつける」に加え、「持ち込まない」を含めた食中毒予防の考え方を地域の活動に生かしていきたいとの意見があった。
  • 食育基本法の理念を踏まえ、農業現場と消費者をつなぐ取組や食育活動を引き続き推進していきたいとの意見があった。

お問合せ先

消費・安全部消費生活課
代表:086-224-4511(内線2322)
ダイヤルイン:086-224-9428

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader