推定した耐性の蔓延のレベルに望ましい信頼性にもとづいて、耐性分離菌株の目標数を達成するために必要なサンプルの総数は上述の統計的考慮にもとづくべきである。加えて、動物または食品から細菌が分離されるであろう頻度も考慮しなければならない。さらに、試験する分離菌株の実際の数を検査室およびその他の活動資源を考慮して調整しなければならないことがある。しかし、データの解釈において、これらの調整から生じる付随する制限を認識し、考慮しなければならない。モニタリングプログラムの成績が推定した以外の蔓延を示す場合には、プログラムの試験法を調整しなければならないか、またはもっと詳細なサーベイランスおよび調査を行う必要があろう。
原則として、家畜の糞便サンプルと家禽の盲腸全体を収集する。牛と豚からは、5~50 gの糞便サンプルで問題の細菌を分離するのに十分である。サンプルが多い方が目的とする菌種の分離株が沢山得られる。同じサンプルを人獣共通感染菌と常在菌の両方の分離に使用できる。
既存の食品加工微生物モニタリングおよびHACCPプログラムが屠殺後の食品連鎖における耐性のモニタリングおよびサーベイランスに有用なサンプルを提供するであろう。しかし、現在はこのタイプのサンプルの収集の経験がほとんどない。
可能なら、分離株は報告が完了するまで保存しておくべきである。後ろ向き調査のための収集は特定の年のすべての分離株をさらに保存することで可能であろう。好ましくは、分離株は凍結保存する。
動物の病原菌における耐性菌のモニタリングは、ヒトおよび動物の健康に懸念をもたらすかもしれない耐性の発生を検出するため、および獣医師の処方上の判断の指針とするための両方に重要である。さらに、この情報は獣医療における抗菌剤の慎重使用のガイダンスを提供する点でも価値がある。動物の病原菌は動物間に速やかに伝播する能力を持ち、その結果、繰り返し抗菌剤に暴露される。新たな耐性機序の発生および動物の病原菌の感受性喪失が、これらの細菌ポピュレーションの耐性を調査し、モニターするプログラムでもっとも早い時期に検出されよう。さらに、この種の情報は多くの国で容易に入手できる。動物の病原菌における抗菌剤耐性の発生に関する情報は一般に獣医診断機関に送られた通常の臨床材料から得られる。
これらのサンプルはしばしば、治療の失敗を含む、激しいまたは再発した臨床例から得られる。しかし、これらの分離株は偏ったサンプルを代表することが多いので、この種の感受性データはある動物ポピュレーションの真の耐性浸潤率を示さないことがあり、データの解釈に適切な注意を払わなければならない。この偏りを緩和する手段として、以前に抗菌剤治療を受けていない一次臨床例からサンプルを収集することまたは健康な動物から可能性のある病原菌を分離することが考えられよう。
すべての細菌は国際的に認められた標準的方法で同定すべきである。抗菌剤感受性試験は内部および外部品質保証の下でバリデートされた方法によって実施すべきである(抗菌剤耐性:抗菌剤耐性の検出と定量化のための検査法の基準化と調和を参照)。
人獣共通病原菌
Salmonella
牛、豚、ブロイラーおよびその他の家禽の一次生産を代表するものにからサンプリングすることが望ましい。サンプリングを容易にし、それに伴うコストを削減する目的で、サンプルは屠場で採取するのが好ましい。しかし、モニタリングおよびサーベイランスプログラムには他の起源から採材する指定国内検査室が分離した菌株も使用できよう。各国の実際的および経済的制限の範囲内で、最適数のSalmonella分離株の収集を試みるべきである。細菌および菌株の分離と同定は国際的に受け入れられる方法で実施すべきである。S. TyphimuriumやS. Enteritidisのような疫学的に重要な血清型を含めるべきである。その他の関連血清型の選択は各国の疫学的状況による。すべてのSalmonella分離株は、各国が指定した検査室で使用している標準的方法によって、血清型および、それが適切なら、ファージ型を明らかにすべきである。Salmonellaの抗菌剤感受性試験はバリデートされた方法を使用すべきである(抗菌剤耐性:抗菌剤耐性の検出と定量化のための検査法の基準化と調和を参照)。
Campylobacter
Campylobacter jejuni およびCampylobacter coliが常在菌として同じサンプルから分離できることがある。これらの細菌の分離と同定は国際的に受け入れられる方法で行うべきである。Campylobacter分離株は同定すべきであるが、可能なら型別し、特徴付けも行うべきである。しかし、これは加盟国が利用できる技術的能力と資源によるであろう。
Campylobacterの感受性試験には、寒天培地または液体培地微量希釈法が推奨される。内部および外部品質管理プログラムを厳密に遵守すべきである(抗菌剤耐性:抗菌剤耐性の検出と定量化のための検査法の基準化と調和を参照)。Campylobacterの感受性試験にはバリデートされた方法がないことおよび品質管理に利用できる国際的に受け入れられる参照株がないことに注意すべきである。しかし、Campylobacterの感受性試験の方法のバリデーションが現在進行中である。
腸管出血性大腸菌
ヒトに病原性であるが動物にはそうでない血清型O 157のような腸管出血性大腸菌を、検査室の安全措置が適切であれば、耐性モニタリングおよびサーベイランスプログラムに含めることがある。E. coli O 157の牛分離株の試験の経験からいえば、耐性の蔓延は常在E. coliのそれと同様である。
常在菌/指標細菌
E. coliおよび腸球菌はすべての動物に共通の常在非病原菌である。これらの細菌は耐性遺伝子のリザーバーで、動物またはヒトに病気を起こさせる病原菌にそれを伝達することがあると考えられる。これらの細菌を健康な動物から、好ましくは屠場で、分離し、抗菌剤耐性をモニターすべきである。
E. coliおよび腸球菌は抗菌剤を含まない固形培地を用いて分離すべきである。モニタリングプログラムに腸球菌のさまざまな種が含まれると考えられるが、必ずE. faeciumを含めるのが合理的と思われる(4,14)。とくに関心がある抗菌剤耐性形質のために、また浸潤率が非常に低いと予想される場合に、もっと感度のよい分離法が必要なことがある。このような場合には、固形培地に加えて、関心のある抗菌剤の選択的濃度を含む液体培地を使うことができる(8)。同定は各国が指定した検査室が使用している標準法にしたがうべきである(2,5)。
常在菌の感受性試験には、バリデートされた方法を使用すべきである(抗菌剤耐性:抗菌剤耐性の検出と定量化のための検査法の基準化と調和を参照)。
感受性試験に使用すべき抗菌剤
ヒト医療および獣医療に用いる重要な抗菌剤の系統をすべてモニターすべきである。しかし、各国の財政資源に応じて、試験する抗菌剤の数は制限されなければならないことがあろう。各国のモニタリングプログラムに含めることが考慮されるであろう抗菌剤の選択を付録Bに示唆する。関連細菌に含めることが推奨される抗菌剤の最小数を太字で示した。提唱するリストは動物とヒトの細菌感染症の治療に用いられる抗菌剤のほとんどすべての主要な系統を含めてある。感受性試験では、提唱する抗菌剤のいくつかは同じ系統の他の抗菌剤の代表として使用されることが多い。一般に、たとえばエリスロマイシンまたはテトラサイクリンに耐性の細菌は、それぞれその他のマクロライド系またはテトラサイクリン系にも耐性である。
基準化された感受性試験
抗菌剤耐性:抗菌剤耐性の検出と定量化のための検査法の基準化と調和を参照。
品質管理-品質保証
抗菌剤耐性:抗菌剤耐性の検出と定量化のための検査法の基準化と調和を参照。
報告すべき定量的データのタイプ
抗菌剤耐性:抗菌剤耐性の検出と定量化のための検査法の基準化と調和を参照。
データベースの設計および成績の記録
加盟国は抗菌剤耐性モニタリングおよびサーベイランスプログラムを考慮する際にデータベースの設計を注意深く考えるべきである。これは情報の量と複雑さおよびおそらく長期間にわたってアクセスの必要があることによる。生(一次の未加工の)データの保管は、将来生じるそれも含めて、さまざまな種類の質問に対応するために不可欠である。しかし、将来の分析のために、さらに長期にわたって菌株を保管することを強く勧告する。
データを異なるシステムとの間で交換すること(検査データの自動記録とそれらのデータの耐性モニタリングプログラムへの伝達)を考えて、コンピューターシステムの技術的要件も考慮しなければならないであろう。
成績は適切な各国のデータベースに入れて、定量的に、たとえばMIC(mg/L)または阻止帯の径(mm)で記録すべきである(2,4,12,15,20,21)。情報には少なくとも以下の記載を含めるべきである:
a) サンプリングプログラム
b) サンプリングの日付
c) 動物種/家畜のカテゴリー
d) サンプルのタイプ
e) サンプリングの目的
f) 群または動物の地域的起源
g) 動物の年齢
検査室データの報告には、関連があれば、以下の情報を含めるべきである:
a) 検査室の特定
b) 分離した日付
c) 報告日
d) 菌種
e) 血清型
f) ファージ型
g) 抗菌剤感受性成績/耐性の表現型
耐性と見なされる分離菌株の比率を、規定したブレークポイントとともに報告すべきである。臨床の場では、ブレークポイントが菌株を感受性、中間または耐性に分類するために使用される(6)。しばしば臨床的または薬理学的ブレークポイントと呼ばれるこれらのブレークポイントは、各国ベースで決められ、各国間に違いがある(10,17,20)。使用した参照システムを記録しておくべきである。サーベイランスの目的には、別のタイプのブレークポイント、すなわち検査した特定の菌種のMICまたは阻止帯の径の分布だけを基礎にする微生物学的ブレークポイントの方が好ましい。微生物学的ブレークポイントを用いる場合には、正常な感受性集団の分布から明らかに逸脱している獲得耐性を持つ細菌のポピュレーションだけを耐性とする(17)。さらに、分離株の表現型(耐性パターン)の記録も非常に重要である。
成績の報告と分析
各国は耐性サーベイランスおよびモニタリングプログラムに関連する活動を調整し、情報を収集する国内の中心となり、その国の耐性状況の報告書を毎年作成する責任を持つ国内センターの指定を考慮すべきである。
参加検査室は成績を定期的に国内センターに報告すべきである。国内センターは生データならびに品質管理および検査室間校正活動の完了成績と能力試験結果にアクセスできるべきである(抗菌剤耐性:抗菌剤耐性の検出と定量化のための検査法の基準化と調和を参照)。
毎年の報告書にはモニタリングシステムの構成および選定した検査法についての情報を含めるべきである。定量的データがMICsまたは阻止帯の径のような調和した方法で、ヒストグラムまたは頻度分布の表の形で報告されることが非常に重要である。価値のある追加情報には、生産された動物数、抗菌剤の使用量のデータおよび使用が承認された抗菌剤などの統計がある。可能なら、各国の耐性の蔓延を抗菌剤使用量のデータおよび疾病の状況と関連づけるべきである。
特定の問題を扱うリスクアセスメントの実施に当って、それらの目的で開発されているモデルに関連するであろう特異情報の発出が必要なことがある。このような場合には、そのリスクアセスメントの実施に携わる担当者の協力を得て特別報告書を作成するとよい。
各国が生データの共有を考える場合には、データの所有権、生データへのアクセス、データの解釈および報告書の発行などの諸問題を処理すべきである。
結論と勧告
最近は多くの国において畜産における抗菌剤耐性が標的領域になっている。食品由来の細菌の抗菌剤耐性のモニタリングまたはサーベイランスは少数の国でしか実施されていない。ヒト由来の常在菌の耐性をモニタリングしている国はさらに少ない。国によって利用できる資源が異なることを考えれば、残留モニタリングプログラムのような他のプログラムとの共同作業を考えるべきである。
動物の疾病のモニタリングおよびサーベイランスにおけるOIEの豊富な経験は抗菌剤耐性のモニタリングへのアプローチを考える加盟国にとって重要な基盤になるであろう。しかしながら、これはほとんどのOIE加盟国にとって新しい領域であり、各国は動物および動物由来食品における抗菌剤耐性の問題を総合的に評価し、その必要性を注意深く調べるべきである。既存の技術的専門家、経済的および資源の要件といった実際的な問題を考慮することが重要である。
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付録A 大きな集団において抗菌剤耐性の浸潤を調べるためのサンプルの大きさの推定
予想
浸潤率
|
信頼性のレベル |
90% |
95% |
希望する精度 |
希望する精度 |
10% |
5% |
1% |
10% |
5% |
1% |
10% |
24 |
97 |
2429 |
35 |
138 |
3445 |
20% |
43 |
173 |
4310 |
61 |
246 |
6109 |
30% |
57 |
227 |
5650 |
81 |
323 |
8003 |
40% |
65 |
260 |
6451 |
92 |
369 |
9135 |
50% |
68 |
270 |
6718 |
96 |
384 |
9512 |
60% |
65 |
260 |
6451 |
92 |
369 |
9135 |
70% |
57 |
227 |
5650 |
81 |
323 |
8003 |
80% |
43 |
173 |
4310 |
61 |
246 |
6109 |
90% |
24 |
97 |
2429 |
35 |
138 |
3445 |
Epi Info v6.04 to c Upgrade, October 1997, CDCにもとづいて計算(public domain software は http://www.cdc.gov/epo/epi/epiinfo.htmで入手可能)