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成分名:ネコインターフェロン



医薬品の名称 業者名
インターキャット 東レ(株)



報告月日 種類 年齢 医薬品投与前の診断名 投与法 投与量 副作用の内容 講じた処置 転帰 備考 情報源
1996/7 5歳 猫免疫不全ウイルス感染症による口内炎、発熱 皮下注 1バイアル(ネコインターフェロンとして10MU) 呼吸速迫、流涎 なし 治癒 モニター
1998/6 2カ月 食欲廃絶、嘔吐、下痢、パルボテスト陽性 静注 1.0MU/kg 虚脱、血圧低下、瞳孔散大 エピネフリン静注、人工呼吸 死亡 業者
1999/4 2歳 猫ウイルス性鼻気管炎 皮下注 5MU 流涎、心停止 アトロピン皮下注射 死亡 モニター
1999/12 2歳 Felv陽性、黄疸 筋肉内注射 5MU 翌日死亡
死亡
モニタ-
2002/3 7歳 発熱するタイプの猫風邪(猫ウイルス性鼻気管支炎ではない) 皮下投与(併用薬;ソルラクト、レバチオニン、テラマイシン) 1MU 流涎、筋緊張亢進、起立不能、眼振、不随意運動 セファレキシン、ラクトリンゲル輸液 死亡 本剤投与後に発現していることから、本剤投与との因果関係を否定することはできない。本剤によるアナフィラキシーショックとも考えられるが、筋緊張亢進、起立不能となるまでにかなりの時間経過があることから、因果関係は明確ではない。また、同時に複数の併用薬も投与しており、それらとの関連も否定はできない。しかしながら、本療法での同様事例の報告はなく、担当獣医師も、本療法との因果関係は不明としている。本剤投与との因果関係は明確ではないため、「因果関係は不明」と判定する。今後とも同様の症例の発生については、情報収集に努める。 業者


 

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