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一般名称:豚繁殖・呼吸障害症候群生ワクチン


医薬品の名称 業者名
インゲルバックPRRS生ワクチン (財)化学及血清療法研究所


報告月日 種類 年齢 医薬品投与前の診断名 投与法 投与量 副作用の内容 講じた処置 転帰 備考 情報源
1999/11 不明(5産) 予防接種、異常を認めず 筋注 1mL 発熱、食欲不振 特になし 死亡 企業の意見・※01 業者
2000/7 ♂♀ 2週 予防注射 耳根部筋肉内注射 2mL 接種後5分後に嘔吐 なし 約30分後に回復 企業の意見・※02 業者



企業の意見:

※01   本件は、畜主独自の判断で適応外である妊娠豚に接種され死亡症例の発現となったが、その死亡原因究明は十分に実施されておらず、ワクチン接種と因果関係は不明である。一方、添付文書には「繁殖雌豚には接種しないこと」記載し注意を促している。今後とも、添付文書を熟読して使用するよう指導していく所存である。



※02   子豚30頭に本剤を接種。その5分後に30頭全頭に嘔吐が発現していることから、本剤との因果関係は否定できない。時間的経過から即時性のアレルギー反応とも考えられる。これまで同様の症例や再審査における使用成績調査では本症例のような情報は得られていない。今後とも安全性情報の収集に努めていきたい。


 

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