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植物防疫所

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種馬鈴しよ検疫規程

昭和26年2月27日 農林省告示第59号

 

   植物防疫法(昭和二十五年法律第百五十一号)第十五条第二項において準用する同法第十一条第一項の規定に基き、昭和二十六年農林省告示第五十八号をもつて同法第十三条第一項の指定種苗として指定した馬鈴しよの検疫規程を次のように定める。
 
  (規程の適用)
第一条  種馬鈴しよの検疫については、植物防疫法(以下「法」という。)及び同法施行規則(昭和二十五年農林
   省令第七十三号。以下「規則」という。)に規定するもののほか、この規程の定めるところによる。
 
  (検査の範囲)
第二条  検査は、法第十三条第一項の規定によるほ場における栽培中の検査(以下「ほ場検査」という。)並び
   に同条第二項の規定による使用予定種馬鈴しよ、植付予定ほ場及び生産された馬鈴しよ(以下「生産物」とい
   う。)の検査とする。
 
  (対象有害動植物)
第三条  法第十三条第三項の有害動物及び有害植物は、次のとおりとする。
   一  有害動物
         ジヤガイモガ、ジヤガイモシストセンチユウ及びジヤガイモシロシストセンチユウ
   二  有害植物
         馬鈴しよバイラス、輪腐病菌、そうか病菌、粉状そうか病菌、黒あざ病菌、疫病菌及び青枯病菌
 
  (検査の申請)
第四条  規則第三十二条第一項の検査申請書は、別記様式によるものとし、その提出期限は、次のとおりとす
   る。
   春          作  三月三十一日
   秋作用春作  二月末日
   秋          作  八月三十一日
 
  (標札の掲示)
第五条  規則第三十二条第二項〔規定の準用〕において準用する規則第二十四条第二項〔標札の樹立及び立ち
   会い〕に規定する標札は、種馬鈴しよの植付後直ちに検査を受ける各ほ場に掲げるものとする。
 
  (検査の時期)
第六条  検査の時期は、次のとおりとする。
   一  使用予定種馬鈴しよ及び植付予定ほ場検査植付前
   二  ほ場検査
      春作
         第一期  ほう芽後植物体長十五センチメートルごろ
         第二期  着らい期から開花期まで
         第三期  落花後二十日ごろまで
      秋作用春作
         第一期  ほう芽後植物体長十五センチメートルごろ
         第二期  着らい期から開花期まで
      秋作
         第一期  ほう芽後二十日ごろ
         第二期  ほう芽後三十日ごろ
   三  生産物検査掘取期から選別期まで
2  前項の第一期のほ場検査は、使用予定種馬鈴しよ及び植付予定ほ場検査に、第二期のほ場検査は第一期
  のほ場検査に、第三期のほ場検査は第二期のほ場検査に、生産物検査は第三期のほ場検査(秋作用春作及
  び秋作の場合には第二期のほ場検査)に合格したものについて行う。
 
  (検査の方法)
第七条  前条第一項第一号の使用予定種馬鈴しよ及び植付予定ほ場検査(ジヤガイモシストセンチユウ又はジ
   ヤガイモシロシストセンチユウの発生している地域におけるジヤガイモシストセンチユウ及びジヤガイモシロシ
   ストセンチユウに係る植付予定ほ場の検査を除く。)は、検査申請書の審査をもつてこれに代えることができ
   る。
2  前条第一項第二号のほ場検査は、ジヤガイモシストセンチユウ及びジヤガイモシロシストセンチユウに係るも
  のについてはほ場別に任意抽出して掘り取つた馬鈴しよについて、それ以外に係るものについてはほ場別及
  び品種別にほ場に生育中の全ての馬鈴しよについて行う。
3  前条第一項第三号の生産物検査は、ジヤガイモシストセンチユウ及びジヤガイモシロシストセンチユウに係る
  ものについてはほ場別に、それ以外に係るものについてはほ場別及び品種別に任意抽出の方法によつて行
  う。
 
  (検査合格の基準)
第八条  第六条第一項の各時期検査の合格の基準は、次のとおりとする。
   一  使用予定種馬鈴しよ及び植付予定ほ場検査
      イ  使用予定種馬鈴しよは、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構で生産されたもの、これ
        を用いて道県の直接管理する原種ほにおいて増殖されたもの又は植物防疫官が採種用種馬鈴しよとして
        適当と認めたもので、植付前に消毒が実施されたものであること。
      ロ  植付予定ほ場は、次の(1)及び(2)に該当すること。
        (1)  ジヤガイモシストセンチユウ若しくはジヤガイモシロシストセンチユウの発生している地域にないこと
           又はジヤガイモシストセンチユウ若しくはジヤガイモシロシストセンチユウの発生している地域にある場
           合にあつては、土壌検診の結果ジヤガイモシストセンチユウ及びジヤガイモシロシストセンチユウが検
           出されないこと。
        (2)  高冷地にあること又はアブラムシ及びヨコバイの発生が比較的少ない地域にあり、かつ、ほ場に隣接
           する土地に馬鈴しよバイラス病にり病しているなす科の植物が生育していない等種馬鈴しよの生産に適
           した条件にあると認められること。
   二  各期ほ場検査
      イ  ジヤガイモシストセンチユウ及びジヤガイモシロシストセンチユウの付着を認めないこと。
      ロ  バイラスり病株、異常株及び青枯病り病株を認めないこと。
      ハ  全生育期間を通じ輪腐病の発生が全くないこと。
      ニ  疫病り病株又は黒あざ病り病株の被害の程度の著しいものの割合が植付株数の一割を超えないこと。
      ホ  馬鈴しよバイラス病を媒介するアブラムシ及びヨコバイの発生の程度が軽微であること。
   三  生産物検査
      イ  ジヤガイモガによる被害を認めないこと。
      ロ  ジヤガイモシストセンチユウ及びジヤガイモシロシストセンチユウの付着を認めないこと。
      ハ  そうか病、粉状そうか病、黒あざ病及び疫病の被害の軽微なものの合計が全体の一割を超えないこと。
      ニ  くわ、有害動物等により損傷を受けたものがないこと。
 
 
      前  文〔抄〕〔昭和三三年一二月二○日農林省告示第一〇五九号〕
  昭和三十四年一月一日から施行する。
      前  文〔抄〕〔昭和四〇年三月三○日農林省告示第四一三号〕
  昭和四十年四月一日から施行する。
      前  文〔抄〕〔昭和四九年七月二四日農林省告示第六九〇号〕
  昭和五十年産の種馬鈴しよの検査から適用する。なお、昭和四十九年以前の年産の種馬鈴しよの件については、従前の例による。
      附  則〔平成一一年一月一一日農林水産省告示第二一号〕
1  この告示による改正前の(中略)種馬鈴しよ検疫規程、(中略)(以下「関係告示」という。)に規定する様式による書面は、平成十一年三月三十一日までの間は、これを使用することができる。
2  平成十一年三月三十一日以前に使用されたこの告示による改正前の関係告示に規定する書面は、この告示による改正後の関係告示に規定する様式による書面とみなす。
      前  文〔抄〕〔平成一三年三月三○日農林水産省告示第四九二号〕
  平成十三年四月一日から施行する。
      附  則〔平成二八年三月三○日農林水産省告示第八八四号〕
  平成二十八年四月一日から施行する。
 
 
別記様式[第4条]