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植物防疫所

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ハワイ諸島産ソロ種パパイヤ生果実に関する植物検疫実施細則

沿革
昭和47年5月27日 47農政第2552号 農政局長通達
昭和50年4月25日 50農蚕第2532号[一部改正]
昭和57年6月22日 57農蚕第3892号[一部改正]
昭和59年11月15日 59農蚕第6343号[一部改正]
昭和61年11月14日 61農蚕第6357号[一部改正]
昭和62年7月20日 62農蚕第4495号[一部改正]
平成03年12月19日 03農蚕第7893号[一部改正]
平成06年12月27日 06農蚕第8064号[一部改正]
平成10年4月1日 10農産第2747号[一部改正]
平成10年11月12日 10農産第8077号[一部改正]
平成18年8月10日 18消安第5395号[一部改正]
平成23年2月18日 22消安第8511号[一部改正]
 
植物防疫法施行規則(昭和25年農林省令第73号。以下「規則」という。)別表2の付表第1のハワイ諸島産ソロ種のパパイヤの生果実(以下「生果実」という。)に係る植物検疫の実施については、昭和47年5月27日農林省告示第798号(以下「告示」という。)で規定するもののほか、この細則に定めるところによる。
 
1  蒸熱処理施設
告示4の蒸熱処理施設は、次の条件を満たすものとされている。 (1)自動温湿度記録装置が設備されていること。
 (2) 自動温湿度記録装置の温度計は、積み上げられた生果実の上部、中部及び下部の生果実の中心部の温度(ただし、同一蒸熱処理施設内に複数の差圧ユニットを有する場合は、それぞれのユニットの生果実の中心部の温度。以下同じ。)並びに蒸熱処理施設内の空間温度を測定できるものであること。
 (3) 自動温湿度記録装置の湿度計は、蒸熱処理施設内の空間湿度を測定できるものであること。

2  こん包及びこん包場所
 (1) こん包
    告示6の(1)のこん包に通気孔を設ける場合は、次のいずれかの方法によるものとされている。
  ア 生果実をこん包に収納する前に包装材料(通気孔を設ける場合は、孔の直径が 1.6ミリメートル以下のものに
     限る。)で包み込んでいること。
 イ 通気孔に網(孔の直径が 1.6ミリメートル以下のものに限る。以下同じ。)が張られているこん包を使用すること。
 ウ こん包又は束ねたこん包全体を網で覆うこと。
  (2) こん包場所
告示6の(2)のこん包場所は、次の条件を満たすものとされている。
 ア 蒸熱処理施設に接続して設置されており、窓等の開口部にはすべて網が張られている等、チチュウカイミバエ、ミカン コミバエ種群及びウリミバエの侵入を防止するための設備があること。
 イ 消毒済み生果実の専用のこん包場所であること。
 ウ 3カ月に1回以上、内部が殺虫剤で消毒されていること。
 
3  保管場所及び保管期間
 (1) 告示7の保管場所は、次のいずれかの条件を満たすものとされている。
  ア 低温施設を具備した消毒済み生果実の専用の保管施設であること。
 イ 旅客待合広間に設置されていて、消毒済み生果実を陳列し、販売する小売店であること。
 (2) (1)の保管場所における保管期間は、消毒の日から8日以内とするものとされている。
 (3) (2)の保管期間を超えた消毒済み生果実については、当該こん包に係る植物検疫証明書又は植物検疫証票を抹消するものとされている。
 
4  蒸熱処理施設、こん包場所及び保管場所の調査
  植物防疫官は、告示4の蒸熱処理施設、告示6の(2)のこん包場所及び告示7の保管場所について、それぞれ1、
 2(2)及び3の(1)の条件を満たすものであることを確認するため、原則として1年に1回以上アメリカ合衆
 国植防疫機関が行う日本向け生果実の蒸熱処理施設、こん包場所及び保管場所の指定のための調査に同行し、調査
 が的確に行われていることを確認するものとする。
 
5  検査及び消毒の実施の確認
 (1) 消毒の実施の確認
     植物防疫官は、告示5の消毒の実施の確認について、次により、原則として1年に1回以上アメリカ合衆国植
    物機関と共同して行うものとする。
 ア 蒸熱処理施設において、生果実の中心部の温度が飽和蒸気により摂氏47.2度に達したことを確認すること。
 イ 生果実の中心部の温度の測定点が正確であったことを確認すること。
 ウ アメリカ合衆国植物防疫機関が記録した告示4の消毒の実施記録を確認し、消毒が的確に実施されたことを確
   認すること。
 (2) 検査の実施の確認
     植物防疫官は、告示5の検査の実施の確認について、次により、原則として1年に1回以上アメリカ合衆国植物
   防が行う検査に立会い、行うものとする。
 ア 生果実のこん包数の1パーセント以上について、検疫有害動植物がないことを確認すること。
 イ アメリカ合衆国植物防疫機関が記録した検査の記録を確認し、検査においてチチュウカイミバエ、ミカンコミ
   バエ種群及びウリミバエ等検疫有害動植物がなかったことを確認すること。
 (3) (1)の確認の結果、消毒が的確に実施されていないと判断されたとき又は(2)の確認の結果、チチュウカイ
   ミバエ、ミカンコミバエ種群及びウリミバエが発見されたときは、その原因についてアメリカ合衆国植物防疫機
   関と共同して調査し、その原因が判明するまでは、以後の輸出を停止するものとされている。
 
6  植物検疫証票
   告示6の植物検疫証票は、次の字句の内容を含むものとされている。
 
PHYTOSANITARY CERTIFICATE LABEL
  FOR SOLO-TYPE HAWAIIAN PAPAYA
     Master Certificate No.
Package No.
Date of Disinfection:
  Certified by
     (APHIS  Inspector)
 
 
7  航空携行手荷物の保管状況の確認
 (1) 植物防疫官は、航空携行手荷物の保管状況について、原則として1年に1回以上アメリカ合衆国植物防疫機関と共同して次の事項につき確認するものとする。
 ア 保管数量及び輸出数量
 イ 保管期間
 ウ 植物検疫証明書及び植物検疫証票の抹消状況
 エ 低温施設の稼動状況
 (2) アメリカ合衆国植物防疫機関は、(1)の保管状況の確認を円滑に行なうため、保管場所を管理する責任者に対し、(1)のアからエまでに掲げる事項を記録させるものとされている。
 
8  表示
 (1) 告示9の表示は、それぞれ次の字句によるものとし、こん包の側面等の見やすい場所に、容易に確認できる大きさで行うものとされている。
 ア 輸出植物検疫終了の表示
 
PPQ,APHIS,USDA
TREATED
 
 イ 仕向地の表示

 FOR JAPAN

  (2) 航空携行手荷物のこん包の表面には、次の内容を含む日本語及び英語の注意書きを表示するものとされている。
 ア 当該生果実は、日本の飛行場に到着後、直ちに植物検疫を受けなければならないこと。
 イ その検査前に封印を破ると、当該生果実の輸入が禁止されること。
 
9  輸入検査
 (1) 植物防疫官は、輸入港において、輸入された生果実及び添付されている植物検疫証明書又は植物検疫証票を確認して輸入検査を行うものとする。なお、植物検疫証票を確認して行う場合は、告示8の植物検疫証明書又はその写しが植物防疫所にあらかじめ送付されていることを確認するものとする。
 (2) 植物防疫官は、航空携行手荷物として輸入された場合において、(1)の確認を行ったときは、当該こん包の植物検疫証明書又は植物検疫証票を抹消するものとする。
 (3) 植物防疫官は、植物検疫証明書又は植物検疫証票が添付されていない場合、告示6の(3)の封印がこん包になされていない場合、告示9の表示がなされていない場合又はこん包が破損若しくは開ひされている場合には、当該生果実の廃棄又は返送を指示するものとする。
 (4) (1)、(2)及び(3)以外の輸入検査の手続及び方法は、規則及び輸入植物検疫規程(昭和25年7月8日農林省告示第 206号)によるものとする。
 (5) 植物防疫官は、チチュウカイミバエ、ミカンコミバエ種群又はウリミバエが発見された場合は、次の措置を講ずるものとする。
 ア チチュウカイミバエ、ミカンコミバエ種群又はウリミバエが発見された荷口全量の廃棄又は返送を指示すること。
 イ チチュウカイミバエ、ミカンコミバエ種群又はウリミバエが付着した原因についてアメリカ合衆国植物検疫機関と共同して調査し、その原因が判明するまでは以後の輸入検査を中止すること。