岩手県二戸市
開催テーマ
「食料自給率を考える」
開催日
平成20年9月25日(木曜日)
開催場所
二戸合同庁舎 共用会議室
出席者
情報交流モニター等4名
東北農政局次長 森 多可志
東北農政局岩手農政事務所長 吉田 秀夫 ほか
話題提供
「DVD食料の未来を確かなものにするために」 第二部上映
「土里夢農場におけるTMRの取組」((有)土里夢農場 代表取締役 澤口 松男 さん)
「本領発揮!東北農業」(岩手農政事務所農政推進課)
主な意見
話題提供者(農業者)
- せっかくある土地を有効活用し粗飼料の自給率を向上させるため、組織を立ち上げ取り組んでいます。
- 自分が作ったものに値段をつけられないシステムになっていますので、自信がある生乳を生産しても高く売れません。また、資材費は高騰していても、乳価は上がりません。これでは農産物を供給する側の経営が維持できません。このシステムを変える必要があると思います。
情報交流モニター等(農業者モニター)
- 花き生産を中心に経営しています。第一次産業の経営は、販売価格が低価格、資材費高騰で厳しい状況にあります。食の安全に関して政府は消費者を守るとしていますが、安全・安心はタダではありません。食糧生産の担い手を守る視点が必要ではないかと思います。
情報交流モニター等(流通加工業者モニター)
- 道の駅で産直を経営しています。最近企業的感覚を持って経営している農家や建設会社が産直に参入している例が出てきています。これまでの出荷先はJA(農協)が主でしたが、産直のために野菜を生産する農家が出始めており、産直へ出せないモノや余ったモノは缶詰や加工用に出荷するなど自立経営を目指した農家が出てきています。岩手県はまだ少ないですが、このような農家を支援していきたいと考えています。
情報交流モニター等(消費者モニター)
- 農家レストランを経営しています。自分で生産した農産物を手間暇かけて提供し、喜ばれています。食材は安いが人件費がかかり結果として、値段は高くなります。農業も、販売価格は低く経営が厳しくなっていることから、後継者は育たない状況です。労働費に見合った価格となるシステムが必要ではないかと思います。
- 小学生を対象におにぎり教室を開きましたが、おにぎりを作れない子供が多いようです。その親の世代が作っていないからだと思います。親の世代への食育が大切ですが、難しい状況です。せめて、次の世代を担う今の子供たちに食育を進めることが大切だと思います。このような取組で結果的に食料自給率は上がると思います。
- 消費者の意識を改革しなければならないと思います。