宮城県仙台市
開催テーマ
「食と農を考えよう!~食料自給率向上のために~」
開催日
平成21年2月19日(木曜日)
開催場所
仙台第3合同庁舎 7階 会議室
出席者
情報交流モニター等8名
東北農政局 総務部 情報推進課 課長 生駒 敬 ほか
話題提供
「食料の未来を確かなものにするために」(農林水産省作成DVD)
「農産物直売所で広がる地産地消~都市近郊の直売所の取組状況~」
(仙台農業協同組合 販売課 ファーマーズマーケット店長 鈴木 隆 氏)
主な意見
情報交流モニター等(農業者モニター)
- 転作組合で大豆を生産して8年目になります。この地域は、ほ場整備も実施していない未整理地区で生産性も低く、大豆栽培の難しさを感じています。今後は、米粉用の米に取り組みたいと考えています。低コストで生産するには農地の集積化が必要です。転作組合のような任意組合でも、直接農地の利用集積ができるよう御検討をお願いします。
- 生産している野菜は、9割以上市場に出荷しています。残りは、学校給食、地元スーパーに出荷しています。市場出荷のメリットは、恒常的に購入してくれることです。直売所では売れ残りは引き取らなければなりません。野菜の価格は市場価格で決まりますが、市場側では直売所の取扱量が多くなったことが、価格低下の要因の一つと見られているようです。直売所のニーズの高まりとともに、市場出荷の割合はますます減少してくると思われます。これまで以上に、価格対策を講じていただきますよう御検討をお願いします。
情報交流モニター等(流通加工業者モニター)
- 食品製造業者として、できるだけ地場農産物を利用したいと思っています。しかし、季節によって揃えられない農産物は卸売業者から冷凍野菜を購入せざるを得ません。国産農産物の仕入れ先の情報がもっとあればいいと思います。
情報交流モニター等(消費者モニター)
- 生協専門部の環境研究会で活動しています。地産地消の推進は環境面から見ますと、フードマイレージを低くするため、二酸化炭素の削減にもつながります。新鮮な野菜が食べられ、環境にもやさしい、こうした取組を今後も期待しています。
- 地元商店街では、空き店舗が多くなっています。今回、イベントで空き店舗に農産物直売所をつくることを企画し、生産者を募っています。しかし、希望者が少なく運営の難しさを実感しています。参加する生産者を増やすためにはネットワークが大切だと思いますので、今後もこうした交流の場があればいいと思います。
- 農産物直売所は、消費者のニーズにあった取組だと思います。しかし、市内の中心部に住んでいる者は、残念ながら身近に直売所がないため、なかなか利用できません。小さい店でもいいので、もっと、開設してほしいと思います。売り場は地域の市民センターを利用する方法もあると思います。生産者だけでなく、消費者も協力できることもあると思います。こうした場で交流を深め、情報交換をしながら行動につなげていけたらいいと思います。