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よくあるご質問(国内旅行編)

国内旅行をされる方々からお寄せいただいたご質問の中から、よくあるものを集めてご紹介します。


Q1 沖縄に旅行を予定していますが、マンゴーやパパイヤ、パインアップルなどをお土産に持って帰ることはできないのでしょうか?
Q2 沖縄などからはサツマイモを持ち出すことができないと聞きましたが、それはなぜですか?
Q3 沖縄や奄美の紅イモやサツマイモを本土に送ってもらいたいと思うのですが、どうしたらよいでしょうか?
Q4 消毒には料金はかかるのですか?
Q5 消毒というと何か農薬や薬品などを使うのでしょうか?
Q6 サツマイモを蒸熱処理すると蒸しイモになってしまうのではないですか?
Q7 商業用ではイモの消毒はしてもらえないのですか?
Q8 シークヮーサー(ヒラミレモン)の果実は本土に持っていけますか?
Q9 シークヮーサー(ヒラミレモン)の苗木類は本土に持っていけますか?

 


 
Q1 沖縄に旅行を予定していますが、マンゴーやパパイヤ、パインアップルなどをお土産に持って帰ることはできないのでしょうか?
A 持ち帰ることができます。以前は沖縄などにはウリミバエ、ミカンコミバエという害虫が発生していたため、多くの果物や野菜の持ち出しが規制されていましたが、平成5年までにこれらミバエが根絶されたため、現在では、ほとんどの果物や野菜は自由に持ち帰ることができるようになっています。
しかし、サツマイモ(紅イモを含む)、ヨウサイなど一部の植物の持ち出しには規制があります。

 


 
Q2 沖縄などからはサツマイモを持ち出すことができないと聞きましたが、それはなぜですか?
A 沖縄をはじめ、奄美大島などの南西諸島や小笠原諸島には、サツマイモに寄生するアリモドキゾウムシやイモゾウムシなどの害虫が発生しています。これらはイモ類にたいへん大きな被害を及ぼし、さらにイモの内部を食い荒らすので、外見からはわかりにくく、発見するのが非常に困難な害虫で、本土には発生しておりません。
そのため、これら害虫が広がらないようにするため本土への持ち込みが禁止されています。
沖縄の特産である紅イモもサツマイモの一種なので持ち出すことができません。ただし、消毒したサツマイモは持ち出すことができます。

 


 
Q3 沖縄や奄美の紅イモやサツマイモを本土に送ってもらいたいと思うのですが、どうしたらよいでしょうか?
A 消毒しなければ、持ち出すことはできません。
消毒には時間がかかりますし、消毒した後にイモを入れる容器についても条件がありますので、あらかじめ那覇植物防疫事務所又は、門司植物防疫所名瀬支所にお問い合わせください。

 


 
Q4 消毒には料金はかかるのですか?
A 土産物などの個人消費用であれば、那覇植物防疫事務所又は、門司植物防疫所名瀬支所に申請すると、無料で消毒して「消毒確認証印」を押印してお返しします。

 


 
Q5 消毒というと何か農薬や薬品などを使うのでしょうか?
A 蒸熱処理といって水蒸気を使った消毒方法により、イモについている害虫を殺してしまう方法で、農薬は使用しません。

 


 
Q6 サツマイモを蒸熱処理すると蒸しイモになってしまうのではないですか?
A 蒸熱処理は47~48度という低い温度で行われていますので、イモは生の状態のままです。発芽能力も生のイモと変わりません。

 


 
Q7 商業用ではイモの消毒はしてもらえないのですか?
A 那覇植物防疫事務所門司植物防疫所名瀬支所の消毒施設は小規模な施設ですので、商業用での申請は受け付けておりません。商業用のイモの消毒については事前に那覇植物防疫事務所にお問い合わせください。

 


 
Q8 シークヮーサー(ヒラミレモン)の果実は本土に持っていけますか?
A 果実、果汁及び種子は自由に持っていけます。

 


 
Q9 シークヮーサー(ヒラミレモン)の苗木類は本土に持っていけますか?
A シークヮーサー(ヒラミレモン)を含むカンキツ類の苗木類は検査を受けたものでなければ持っていけません。検査には1年以上を要しますので、あらかじめ沖縄県那覇市にあります那覇植物防疫事務所又は、門司植物防疫所名瀬支所にお問い合わせください。