くにみ農業ビジネス訓練所におけるワークショップ

くにみ農業ビジネス訓練所において青年等就農計画作成に向けたワークショップを開催しました(令和5年10月12日開催）

福島県伊達郡国見町のくにみ農業ビジネス訓練所では、様々な野菜づくりの実践を通じて優れた農業技術と経営感覚を備えた農業者の育成を目的に、就農希望者に1年間の研修を行っています。

東北農政局では、令和5年10月12日(木曜日)、くにみ農業ビジネス訓練所の研修生3名に対し、青年等就農計画作成に向けたワークショップを開催しました。

ワークショップでは、就農に向けた「目標」、「目標達成に向けての課題」、「その課題の解決方法」をそれぞれ付箋に書き出して、模造紙に貼り付けながらグループ内で発言していきました。地域の農業普及員の方にも話し合いに参加していただき、研修生と課題の解決方法等を考えました。

これにより、様々な人の発言からヒントを導きだし、自分自身の目標達成のための課題とその解決方法について、考えを整理することができ、ワークショップの最後には、研修生それぞれが自身の課題や解決方法について発表しました。

ワークショップの結果、資金や農地の確保、営農に必要な免許の取得等が課題であることがわかり、解決方法としては、補助事業や農地バンクの活用、農業大学校での技術研修の受講等が挙げられました。

研修生は、今回のワークショップの結果を踏まえながら、令和6年4月からの就農に向けて、青年等就農計画を今後作成していくこととなります。



なお、東北農政局では、こうしたワークショップを随時開催する予定です。「是非うちの組織でもやってみたい」という方がいらっしゃいましたら、お電話やメールにてお気軽にお問い合わせください。