輸出検疫カウンターの設置について

農産物を手荷物として諸外国に持ち出す場合に必要となる輸出検査の利便性を向上し、訪日旅行者による国産農産物のお土産としての持ち帰りを促進していくため、主要空港の旅客ターミナルに輸出検疫カウンターを設置しました。

現在までに、新千歳空港、成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港及び福岡空港に輸出検疫カウンターを設置し、運用を開始しています。このカウンターでは、輸出植物検査の申請受付、輸出植物検査の実施、植物検疫証明書の発給などの業務を行うほか、植物検疫全般に係るお問い合わせにもご利用いただけます。

なお、植物検疫上、手荷物として諸外国に持ち出すことができる農産物については、国（地域）及び品目によって異なります。

日本から持ち出しが可能となっている品目や、その際の手続きなど、輸出に必要な情報をまとめたリーフレットを輸出検疫カウンターなどで配布しています。また、リーフレットの電子媒体は、こちらからダウンロードできますのでご活用ください。

日本での輸出植物検査が必要な品目については、出発前に植物防疫所（輸出検疫カウンターを含む）に直接お持ち込みください。

検査を受けていただく際は、「植物等輸出検査申請書」を作成し、植物防疫官に提出していただく必要があります。申請書は当日、植物防疫所で作成することもできますが、こちらからダウンロードした様式をA4用紙で印刷し、事前に必要事項を記入していただければ、出発当日の手続にかかる時間を短縮することができます。

なお、区分別検査報告書をお持ちの場合は、事前に植物防疫所へお知らせ下さい。（区分別検査については、こちらの「2.変更点」をご参照ください。）