災害応急用ポンプの利用(貸出し)について
土地改良技術事務所では、集中豪雨時の農地湛水排除や干ばつ時の用水補給など緊急時に対処するため、災害応急用ポンプを保有管理しており、用途に応じて利用(貸出し)することができます。 災害応急用ポンプの使用料は無償ですが、運搬、据付・撤去作業、運転管理費用(燃料、消耗品等にかかる費用)は利用者(借受人)の自己負担となります。ただし、大規模災害等での利用の場合には運搬・据付・撤去及び修理に要する費用が無償となる場合があります。
また、災害応急用ポンプなどの農林水産省所管に属する物品は、災害の応急復旧以外にも、教育のためや、農林水産省の委託する試験、研究のためにも利用することができます。
詳しくは、以下をご覧ください。
手引き・様式
手引き、様式を以下に掲載しておりますのでご活用ください。
- 災害応急用ポンプ設備の利用手引き(2025年版)(PDF : 3,414KB)
災害応急用ポンプ設備の利用に関する手引きです。 - 申請書等記載様式(WORD : 37KB)
申請書等の記載様式です。(申請書等記載例(PDF : 1,149KB)) - 実績報告書(様式)(EXCEL : 57KB)
実績報告書の様式です。(実績報告書(記入例)(PDF : 69KB))
災害応急用ポンプの用途別使用料
用途別使用料、貸付機関及び目的により異なり、具体的には以下の表のとおりです。
目的/貸付機関 | 農林水産省・地方公共団体 | 土地改良区等※1 | 一般団体 |
災害等※2の応急復旧 | 無償 | 無償 | 無償 |
教育のため | 無償 | ※3 | ※3 |
試験・研究及び調査 | 無償 | 無償 | ※4 |
※1 土地改良区等には、土地改良区連合、土地改良事業団体連合会、農業協同組合及び農業協同組合連合会が含まれます。
※2 災害等とは、農地または農業用施設が災害を受け、又は受けるおそれがある場合です。
※3 貸付者が適当と認めた場合は貸出しが可能です。
※4 特別な法律により設立された法人の場合は貸出しが可能です。
災害応急用ポンプ等保有及び利用(貸出し)状況について(令和7年度 最新情報)
災害応急用ポンプの保有(貸出し)状況は、下表のとおりとなっています。
- 現在の貸出し状況(令和7年8月12日時点)(PDF : 38KB)
貸出し状況の変更時に更新します。また、最新状況は下記問合せ先まで、お気軽にお問合せください。
なお、過去の災害における貸出し状況はこちらをご参照ください。
排水ポンプ車及び排水ポンプパッケージの概要
土地改良技術事務所が保有している排水ポンプ車及び排水ポンプパッケージの概要は下記のとおりとなっています。

排水ポンプ車
(20m3/min(水中ポンプ5m3/min×4台搭載)水中モーター式)

排水ポンプ車
(30m3/min(水中ポンプ5m3/min×6台搭載)水中モーター式)

小型排水ポンプ車
(4~15m3/min(水中ポンプ4m3/min×1台及び15m3/min×1台搭載)水中油圧式)

排水ポンプパッケージ
(Φ200mm×8台)による排水状況
お問合せ先
土地改良技術事務所 防災・災害対策技術課
電話番号:022-295-5545(防災・災害対策技術課直通)
防災・災害対策技術課長 080-5734-5291(夜間・休日)
災害対策技術係長 080-5734-5290(夜間・休日)