このページの本文へ移動

中国四国農政局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    令和元年度消費者団体等との意見交換会(岡山県)の概要


    中国四国農政局では、消費者団体等との意見交換会を岡山市で開催しました。
    概要については、以下のとおりです。

    1. 開催日時、場所

    令和2年2月19日(水曜日) 13時35分~15時50分
    岡山地方合同庁舎3階共用会議室

    2. 中国四国農政局からの情報提供

    (1)令和2年度農林水産関係予算等について
    (2)農産物のブランド化や付加価値向上の取組について
    (3)農薬の役割と安全性の確保について

    3. 出席者(順不同、敬称略)

    • 公益財団法人 岡山県学校給食会 
    • 岡山県消費者団体連絡協議会
    • JA岡山県女性組織協議会
    • 岡山市連合婦人会
    • 一般社団法人 岡山県婦人協議会
    • 公益社団法人 岡山県栄養士会
    • 岡山県栄養改善協議会
    • 岡山県生活協同組合連合会
    消費者団体等 8名
    農政局 5名
    出席者計 13名

    4. 出席者からの主な意見・要望・質問等

    • 農薬はしっかり管理されていると理解しているが、生産者は自家用と販売用の農産物を分けて栽培しており、自家用には農薬をあまり使用していないのではないか。消費者が意識を変えて、海外のように袋に入れない一個単位での販売や曲がったキュウリでも良いと考え、手に取るようにしないと、生産者も変わっていかないのではないかとのジレンマを凄く感じている。
    • 外国産の牛肉には、癌のリスクがある女性ホルモンが入っており、成長期の子どもが食べると影響を受けやすいと聞いていることから、安全性が気になる。
    • 機能性食品について、食事は全体のバランスを良く取ることが重要であり、機能性だけを取り上げて、その食品だけを摂れば効果があるということのみが先行しなければよいと考えている。
    • 食料自給率については、計画的に実現可能な数字と施策をマッチさせていく必要があり、いろいろ頑張っても日本では無理との風潮になるのはよろしくない。実質的に農業問題であり、国民全員参加で取り組む必要があると強く考えている。
    • 食品ロスについては、当団体の会員に対し、スーパーでは棚の後ろから商品を取るのではなく、手前の商品から購入するように心掛ける運動を行っている。
    • 食品ロスについて、宴会の最後は一生懸命食べようと思うが、一度食べるのを止めると、最後に食べましょうと言われても、食べられない。宴会で出された料理の持ち帰り用にパックを準備する店もあるが、ホテルなど多くの店では持ち帰りができないので、勿体ないと考えている。
    • 家庭から出るゴミは、消費者がなるべく作らないことを徹底していくことが必要であり、レジ袋も7月から有料になることから、買い物袋を必ず持って行き、レジ袋を貰わないようにすることも、当団体の会員に伝えたいと考えている。
    • 食品ロスについて、当団体では、環境浄化に努めて食品ロスを無くすことを活動目標としている。昨年、他県の活動で、「食材まるごと料理コンテスト」を開催したところ、好評であったと聞いたので、是非、当県でも取り組みたいと考えている。
    • 食品ロスについては、消費者側と販売側の両方が取り組む必要があると考えている。学校給食では、無駄を無くすため、食材の予約制を行っており、予約があれば県産物でも物量の確保は可能であるが、「いつでも注文したらある」という考え方で購入されており、この考え方を変えていくのが一番難しい。
    • 農産物のブランド化については、ブランド化をする際に、一定の基準があるのか。また、ブランド化により、どのようなメリットがあるのか。併せて、農泊の推進については、どのような取組が行われているのか。
    • 国の補助金について、どのような活動をするために、どういった補助金を使ったのかが分かる公表物があれば、活用する際の参考になる。
    • ゲノム編集技術については、安全性が実証されておらず、食品関係は、50年先に影響が出るということで、消費者は心配している。科学技術の進歩は非常に大事なことではあるが、やはり、安定するまでは、消費者への情報提供をしっかり行うことが、消費者との信頼関係を増していくことにつながるのではないかと考えている。

    5. その他(意見交換会写真等)



    (農政局からの説明)
      

    (意見交換会の様子)

    お問合せ先

    消費・安全部消費生活課
    代表:086-224-4511(内線2322)
    ダイヤルイン:086-224-9428
    FAX番号:086-224-4530

    PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
    Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

    Get Adobe Reader