専門調査員について
専門調査員とは
(1)定期的に農家等を訪問し、調査票の回収・聞き取りを行い、経営概況、農畜産物の生産に要した費用、労働時間について、項目別にシステムに入力・集計する「経営統計」
(2)田に出向いて、水稲の穂数・もみ数等の計測や刈取調査のほか、ほ場1筆ごとの田畑の地目・境界等の現地確認や水稲以外作物の調査票の回収・審査等を担当する「生産統計」
に従事していただく調査員です。
希望により、「経営統計」と「生産統計」の両方の業務に従事することも可能です。また、調査に必要な知識や技能を習得するための研修制度があります。
専門調査員の方々の御協力によって得られた調査結果は、農林水産行政の企画及び立案や各種施策の円滑かつ効果的な推進のための基礎資料として活用されます。
専門調査員の仕事を希望される方や関心をお持ちの方は、募集チラシ(PDF : 704KB)及び以下の内容をご覧ください。
専門調査員に関する詳細については、お住まいの県を管轄する各県拠点等(「7.お問い合わせ先」)へお問合せください。
1.「経営統計」専門調査員の仕事内容と報酬
(1)「経営統計」専門調査員の仕事内容
定期的に農家等を訪問し、調査票の回収・聞き取りを行い、経営概況や農畜産物の生産に要した費用、労働時間等について、項目別にシステムに入力・審査・集計する業務です。
入力作業は貸与タブレット端末(貸与台数に限りがあります)により自宅でも可能です。
※受け持つ調査や担当する農家数は、相談の上、決定します。
経営統計とは(農林水産省ホームページへリンク)
(2)「経営統計」専門調査員の報酬
調査事務に従事する報酬として、所定の専門調査員手当が支給されます。
農家1件当たりの平均的な業務日数と報酬(例)
農産物に関する調査の場合:1農家当たり(約16日)約16万円
畜産物に関する調査の場合:1農家当たり(約24日)約24万円
上記は、令和6年度の手当額で計算したものです。
注:受け持つ調査や農家等の数、業務の種類や数によって手当額は増減します。
作業日数は目安であり、習熟度や調査農家の記入状況等により増減します。
なお、手当額に応じた所得税が源泉徴収されます。
2.「生産統計」専門調査員の仕事内容と報酬
(1)「生産統計」専門調査員の仕事内容
田に出向いて、水稲の穂数・もみ数等の計測や刈取調査のほか、ほ場一筆ごとの田畑の地目・境界等の現地確認や水稲以外作物の調査票の回収・審査等を行う業務です。受け持つ業務や担当する調査区画等の数は、相談の上、決定します。
生産統計とは(農林水産省ホームページへリンク)
(2)「生産統計」専門調査員の報酬
調査事務に従事する報酬として、所定の専門調査員手当が支給されます。
水田1枚当たりの平均的な業務量と報酬(例)
水稲の調査箇所の選定、畝幅・株間の実測の場合:水田1枚当たり(3箇所)約2,600円
水稲の穂数・もみ数等の実測の場合:水田1枚当たり(穂数20箇所、もみ数10箇所)約3,400円
水稲の刈取・脱穀の場合:水田1枚当たり(約60株)約5,600円
上記は、令和6年度の手当額で計算したものです。
注:受け持つ調査や農家等の数、業務の種類や数によって手当額は増減します。
なお、手当額に応じた所得税が源泉徴収されます。
3.専門調査員の身分
任命期間中は、非常勤の一般職の国家公務員となります。このため、公務員としての守秘義務(注)等の責任が伴います。
なお、任期は4月から翌年3月末までの単年度(原則1年・更新あり)です。
注:統計法第41条において、「業務に関して知り得た個人又は法人その他の団体の秘密を漏らしてはならない」と規定されて
います。
4.募集要件
次の(1)~(3)の要件を全て満たす方が応募できます。
(1) 一定の就業経験(大学院卒業後2年以上、大学卒業後4年以上、高校卒業後9年以上)を有する方
(2) 統計調査の実務経験を一定以上有する方
(3) 当該統計調査を円滑に実施できる知識等を有すると認められる方又は有することができると認められる方
(1)及び(2)には特例措置もあり、(3)の知識等は、農林水産省が主催する研修を受講することで要件を満たすことも可能です。
加えて、経営統計ではパソコンの基本操作(ワードやエクセル等)ができることが望ましいです。
5.応募方法等
(1) 提出書類
応募を希望される方は、以下の「専門調査員申込書」、「経歴等把握票」をご記入の上、お住まいの県を管轄する各県拠点等 へお申込みください。
申込みは、持参又は郵送のいずれの方法でも構いません。
応募書類到着後、書類審査を行い、募集要件を満たしていると判定された方に面接日時と面接会場(場所)の連絡をいたします。
なお、書類審査で募集要件を満たしていないと判定された方へは、その旨連絡いたします。
御応募いただいた方の個人情報は厳重に管理し、本目的以外には使用しません。
「専門調査員申込書」(EXCEL : 15KB) (PDF : 84KB)
「経歴等把握票」(EXCEL : 21KB) (PDF : 161KB)
(参考)「経歴等把握票」の記入の仕方(PDF : 123KB)
(2) 面接
中国四国農政局統計部又は最寄りの県拠点で面接を行います。
面接では、1)専門調査員の役割、身分、業務内容の説明、2)志望動機等の聴取、3)「経歴等把握票」についての確認、4)応募者からの質問等を行います。
面接の結果は、後日、お住まいの県を管轄する各県拠点等からご連絡いたします。
(3) 研修の受講
面接で合格された方は、専門調査員として従事していただく際に必要な知識、情報等をお伝えするために、合格者全員に「専門調査員基礎的研修(一般)」を、面接等の結果、農業の知識又は経験が不足していると判断された方には、「専門調査員研修(農業)」も受講していただきます。
専門調査員研修の受講後、専門調査員に任命され、担当職員の指導の下で調査に必要な技能を習得いただいてから、統計調査業務に従事していただきます。
6.募集人数及び募集期間
(1)募集人数及び担当予定地域
令和7年度専門調査員の募集は終了しました。
(2)募集期間
現在、専門調査員の募集は行っておりませんが、募集する際は本ページにてお知らせします。
7.お問い合わせ先
詳しくは、お住まいの市区町村を管轄する中国四国農政局統計部又は最寄りの県拠点にお問い合わせ下さい。
県名 | 各県域拠点等 | 所在地 | 電話番号 (内線番号) |
鳥取県 | 鳥取県拠点 統計担当 | 〒680-0845 鳥取市富安2-89-4 鳥取第1地方合同庁舎 |
0857-22-3214 (内線695) |
島根県 | 島根県拠点 統計担当 | 〒690-0001 松江市東朝日町192 |
0852-26-7704 (内線320・340) |
岡山県 | 中国四国農政局統計部 統計調査担当 |
〒700-0927 岡山市北区西古松2-6-18 西古松合同庁舎3階 |
086-899-8618 (内線521) |
広島県 | 広島県拠点 統計担当 | 〒730-0012 広島市中区上八丁堀6-30 広島合同庁舎2号館6階 |
082-228-5847 (内線501) |
山口県 | 山口県拠点 統計担当 | 〒753-0088 山口市中河原町6-16 山口地方合同庁舎 |
083-922-5465 (内線600) |
徳島県 | 徳島県拠点 統計担当 | 〒770-0943 徳島市中昭和町2-32 |
088-653-2163 (内線300) |
香川県 | 香川県拠点 統計担当 | 〒760-0019 高松市サンポート3-33 高松サンポート合同庁舎南館5階 |
087-883-6501 (内線3542) |
愛媛県 | 愛媛県拠点 統計担当 | 〒790-8519 松山市宮田町188 松山地方合同庁舎 |
089-932-1178 (内線482) |
高知県 | 高知県拠点 統計担当 | 〒780-0870 高知市本町4-3-41 高知地方合同庁舎 |
088-824-7900 (内線340) |
専門調査員についてよくある質問 (農林水産省ホームページへリンク)
お問合せ先
統計部統計企画課
代表:086-224-4511(内線2724、2721)
時間外直通:086-224-9426