令和2年度消費者団体等との意見交換会(岡山県)の概要
中国四国農政局では、消費者団体等との意見交換会を岡山市で開催しました。 |
1. 開催日時、場所
令和3年3月1日(月曜日) 13時25分~15時10分
岡山地方合同庁舎 共用会議室
2. 中国四国農政局からの情報提供
(1)消費者や企業等による農林水産業の支援の取組について
(2)CSF(豚熱)及びASF(アフリカ豚熱)について
(3)ジビエの安全性確保の取組について
(4)地場産農林水産物の消費の推進について
3. 出席者(順不同、敬称略)
- 岡山県消費者団体連絡協議会
- JA岡山県女性組織協議会
- 岡山市連合婦人会
- 公益社団法人 岡山県栄養士会
- 岡山県栄養改善協議会
- 公益財団法人 岡山県学校給食会
消費者団体等 | 6名 |
農政局 | 6名 |
出席者計 | 12名 |
4. 出席者からの主な意見・要望・質問等
- コロナ禍で影響を受けている生産者への協力や支援を模索しているが、直接、情報が入らないことから、生産者とどのように繋がっていけるのかが課題であり、その辺りを見える化すれば、団体や個人でも何かできることがあるのではないかと考えている。
- コロナ禍での生産者支援のマッチングについて、SNS等の情報発信を幅広くでは無く、地区を限るなどの条件を付けて行えば、関心のある人たちには情報が届くと考えられることから、そういう情報発信があれば良いのではないか。
- 現在、コロナで環境が変わり、人の行動が制限された中で、食材の販売や購入が難しくなっている。もっと情報があって、簡単に仕入れたり、買いに行ったりできればと考えている。
- 当団体では、野菜一日350グラムの摂取目標に向け、会員から野菜料理のレシピを募集し、それに少し工夫を加え、小さなレシピを作成して産直の野菜売場等に置くなど、活動を停滞させないよう、コロナ禍でもできる活動を行っている。
- 当団体では、コロナ禍により、多くの組合員の加入があったが、コロナが落ち着いた後のことを考え、販売する商品をより地場の物や購入者がストーリーを描けるような商品作りなどの工夫をすることを考えている。
- ここ数年、中食の需要が高いことから、当団体では、そのような商品の取扱いが増えているが、高齢者向けには、写真や文字が大きく、商品のアイテムを絞った専用のカタログを作成し、利用しやすさを感じてもらえるようにするなど、夕食の宅配だけではなく、自分で作れる中食の工夫も始めている。
- 当団体では、食品ロス削減の活動をしているが、食材が余っても、加工や配達まではできない。コロナ禍で食べる物に困っている方向けに、余っている食材を置いておけるコーナーがあれば、自由に持ち帰ることができることから、そういうコーナーがあれば良いと考えている。
- 学校給食について、地場産物の活用を考えているが、生産者が高齢化し、地場産物の生産が減っている状況にある。特に、重量野菜の加工品は、担い手、後継者がおらず、労働力の問題がある。学校からは使いたいとのニーズがあることから、その安定供給に向けた取組を国が中心となって進めて欲しい。
- 生産現場では、高齢化が進み、草刈り作業が難しくなっていることから、無人草刈機をリースで貸し出すような取組があれば、生産者は助かるのではないか。
5. その他(意見交換会写真等)
![]() (吉永消費・安全部長によるあいさつ) |
![]() (意見交換会の様子) |
お問合せ先
消費・安全部消費生活課
代表:086-224-4511(内線2322)
ダイヤルイン:086-224-9428
FAX番号:086-224-4530