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中国四国農政局

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令和7年度消費者団体等との意見交換会(徳島)の概要

中国四国農政局は、消費者団体等との意見交換会を開催しています。
この度、徳島市において開催した意見交換会の概要をお知らせします。

1. 開催日時、場所

令和7年10月2日(木曜日)13時30分~15時30分
中国四国農政局徳島県拠点  2階  第1会議室

2. 出席者(順不同、敬称略)

  • 一般財団法人徳島県婦人団体連合会
  • 特定非営利活動法人徳島県消費者協会
  • 公益財団法人徳島県老人クラブ連合会
  • 徳島県生活学校連絡会
  • 公益社団法人徳島県栄養士会
  • 徳島県食生活改善推進協議会
  • 徳島県生活協同組合連合会
  • JA徳島女性組織協議会
  • 株式会社サラダクラブ
出席者計  18名
  消費者団体等    8名
  カット野菜製造販売業者    1名
  農政局    9名

3.テーマ

食品安全~加工野菜の衛生管理について~

4.農政局からの情報提供

食品の安全について~野菜の衛生管理~

5.事業者からの取組紹介

株式会社サラダクラブ
「食品の安全性について~カット野菜(パッケージサラダ)の衛生管理~」

  株式会社サラダクラブは、1999年に設立。マヨネーズドレッシングの利用機会を高めるため、カット野菜の製造販売等を展開し、国内シェアは20%、キャベツの年間使用量は一企業として国内一位である。全国11工場(うち広島県には三原工場)で国際規格FSSC22000(注)を取得。当社員は4つの約束「食卓にもっと安心・便利・彩り・エコを」を心がけながら製造している。

  • サステナビリティの取組について
      使用しない外葉や芯を肥料、飼料に変え、契約産地等で使用してもらう循環型農業を進めている。野菜未利用部有効活用率100%を実現している。
  • カット野菜(パッケージサラダ)について
      当社ではパッケージサラダという名称を用い、「野菜などを食べやすくカットし、鮮度を保持するようにパックされている、洗わずにそのまま食べられるサラダのこと」と定義し、千切りキャベツを主に使用したサラダや、多品種ミックス商品を製造販売している。
  • カット野菜の製造工程について
    不可食部除去と洗浄
      虫を人の目で葉一枚一枚検査し除去後、水流で異物を除去。 
    スライス
      刃の状態が悪いと切断面が荒れ保存時に変色しやすくなるため、刃は毎日手入れしている。
    殺菌・洗浄
      次亜塩素酸ナトリウムより殺菌効果の高い弱酸性の次亜塩素酸水を使用。殺菌後は冷水ですすぐことで残留なし。
    金属検出機
      包装した商品全てを探知機に通し、刃こぼれ等の金属異物を除去。検出品は廃棄。
    独自製法
      葉の表裏をしっかり洗浄殺菌し、千切り後やさしく洗浄する「野菜にやさしい製法」を開発し、消費期限を加工日プラス5日間にした。また窒素、二酸化炭素を封入することで野菜の酸化や変色を防止する「鮮度長持ち製法」を使用。
  • フードチェーン管理(原料、物流)について
      国内約400の契約産地から調達する野菜の品位を工場で評価し、優秀な生産者を表彰するイベントを行うことで、生産者への感謝を伝え、継続的な関係づくりを構築している。物流については、委託先との契約を結び、配送温度の記録等を確認している。販売店舗では、巡回時に陳列状態を確認するなど、関係者とのコミュニケーションを大事にしている。
  • よくあるお問合せについて
      栄養成分の流出を心配する質問には、実験映像によりビタミンCが残っていることを説明し、保存料を使用しているのではという問いには、野菜にやさしい洗浄法、炭酸水洗浄法を使うことで変色を防ぐことができ、保存料は一切使用していないと説明。

  今後も機会ある毎に説明をし、正直な物づくりを第一に継続していきたい。
  (注)「FSSC22000」とは、食品の安全性を確保するための国際的な基準として、世界食品安全イニシアチブ(GFSI)によって承認された国際認証規格。

6.出席者からの主な意見・要望・質問等   

〇カット野菜や原料野菜等に関する質問、意見等

  • カット野菜は加工日から5日間も消費期限があるので何を使用しているのか、洗わずそのまま食べて大丈夫かと心配だったが、保存料を使っていないなどの説明を聞いて安心した。
  • キャベツを刻むと苦みが出ることがあるが、キャベツのようなアブラナ科の野菜には、春先に多くの虫から身を守るために苦みが出やすくなり、冬は凍結を防ぐため甘くなる。カット野菜についても産地、気温によっては影響があることがわかった。
  • キャベツのカット野菜は、中身を袋からきれいに取り出せない。最近の食品は包装容器が工夫されているので、カット野菜もきれいに取り出せる包装の開発を期待したい。
  • 契約産地で収穫前に雹が降るなどの被害があると野菜は捨てられるのか質問したところ、野菜はデリケートで傷口から傷むため、カット野菜原料には使えないのが実情で、反対に野菜が採れ過ぎたときは、増量セールを行って捨てない工夫をしていることに納得した。
  • 徳島の野菜はニンジンなど有名な野菜があり美味しいので、カット野菜で使用してもらえれば消費につながると思う。

    〇その他の質問、意見等

    • サラダクラブの従業員教育について質問があり、年間教育計画を立て、ベテランも新人も必ず読み合わせをするマニュアルを作成し実施するとともに、外国籍の方向け動画マニュアルに翻訳機能をつけたり、双方向の社内コミュニケーションも重要視していると回答があった。
    • 当団体はリスクコミュニケーションについて何度か勉強してきたので、今回の内容は参考になり、今後に活かしていきたい。

    〇行政に対する意見・要望

    • 米不足と価格高騰は、食堂など経営を圧迫して大変な状況が続いている。早く食料・農業・農村基本計画を実施し、目標を実現してほしい。
    • 農業で経営が成り立つような制度づくりをしっかりとしてほしい。
    • 農地面積は減り、農業従事者の高齢化が進行し、周囲の農家は今後5年で米が作れなくなると話している。こんな状況まで国は放っておいたのかと言いたくなる。
    • 耕作放棄地が増え、農家の後継ぎがいないなか、包括的な国の政策を進めてほしい。

    6.その他(意見交換会写真等)



    消費・安全部長の意見交換の様子  

    意見交換会の様子

    株式会社サラダクラブ
    加瀬様による事例紹介

    意見交換の様子

    お問合せ先

    消費・安全部消費生活課
    代表:086-224-4511(内線2322)
    ダイヤルイン:086-224-9428

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