安全・安心博士の畜水産物クイズコーナー
令和6年12月

みんな元気にしとるかの?ワシじゃ、安全・安心博士じゃよ。
今日はワシと一緒に畜水産物のクイズで楽しく勉強するぞ!
少し難しいかもしれないがワシの出す問題にチャレンジじゃ◎
下の4つのジャンルで出題するので、問題を読んで[〇]か[×]を選んで押してみるのじゃ♪物事を知ることは重要じゃぞ!
豚熱編
◆もんだい1
海外で購入したおみやげの肉製品を日本へ簡単に持ち込める。


世界ではアフリカ豚熱と口蹄疫という家畜の伝染病のまん延が大きな問題となっています。 これらは、肉製品や衣服、靴などを介して感染拡大します。 おみやげや個人消費用として、肉製品や動物由来製品は日本へ持ち込むことができません。 肉製品などの畜産物の不法な持ち込みにより逮捕されることがあります。違反者は罰金又は懲役が科せられます。
◆もんだい2
野外に肉の入った食品を捨てない。


アフリカ豚熱に感染した肉の入っていたトレーをイノシシが舐めただけでも感染します。 ハイキングのお弁当やバーベキューの食べ残し等のごみは持ち帰りましょう。
◆もんだい3
豚への豚熱ウイルス感染を防止するため、登山者・キャンパーへ「靴の土は入山前、下山時にしっかり落としましょう。」などが書かれたポスターが存在する。


◆もんだい4
豚熱ウイルスは、ヒトに感染する。


豚熱ウイルスは豚、いのししの病気のなで、ヒトに感染することはありません。
◆もんだい5
豚熱ウイルスは、イノシシにも感染する怖い病気である。


豚熱ウイルスにより起こる豚、いのししの熱性伝染病で、治療法はなく、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
貝毒編
◆もんだい6
貝毒は貝自身が作り出した毒である。


餌である植物プランクトンの中に毒成分を持つものがあり、その毒成分を蓄積していきます。貝自身に毒を作り出す能力はありません。
◆もんだい7
貝毒は加熱すれば食べても大丈夫である。


毒成分は、熱に強く、加熱調理しても容易に分解しません。
◆もんだい8
定期的に貝毒の発生状況を調査している。


規制値が超える二枚貝が出荷されたり、採捕されることがないように、各県において有害プランクトンの発生状況を定期的に調査するとともに、生産者等による定期検査が行われています。
コイヘルペス編
◆もんだい9
コイヘルペスは、コイ以外の魚もかかる。


マゴイとニシキゴイ以外の魚には感染しないとされています。
◆もんだい10
コイヘルペスは、ヒトに感染する。


ヒトに感染することはありません。
仮に感染したコイを食べてもヒトに影響はありません。 コイヘルペスウイルスは、30℃以上では増殖することができないため、ヒト(体温:36~37℃)では感染は成立しません。
◆もんだい11
コイヘルペスウイルス病が発見された池や湖に生息する魚を食べても大丈夫である。


コイヘルペスウイルスは、30℃以上では増殖することができないため、ヒト(体温:36~37℃)では感染は成立しません。
鳥インフルエンザ編
◆もんだい12
高病原性鳥インフルエンザとは、鳥がかかったすべてのA型インフルエンザを指す。


国際獣疫事務局(WOAH)が作成した診断基準により高病原性鳥インフルエンザウイルスと判定されたA型インフルエンザウイルスまたはH5もしくはH7亜型のA型インフルエンザウイルスの感染による鶏、あひる、うずら、または七面鳥の疾病をいいます。
◆もんだい13
元気なヒヨコでも、鳥インフルエンザウイルスに感染する。


鳥インフルエンザウイルスは、高い致死性と伝播性があり、ヒヨコから大人のニワトリまで感染します。
◆もんだい14
鶏肉・鶏卵を食べることによってヒトに感染する。


食品に鳥インフルエンザウイルスがついたとしても、現在のところ、わが国においては、通常の調理温度で容易に死滅すること等の理由から、鶏肉・鶏卵を食べることによってヒトが感染することは考えられません。
お問合せ先
畜水産安全管理課