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中国四国農政局

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    横谷調整池で環境保全に関する校外学習を実施

    <道前道後用水農業水利事業所>

    令和6年10月29日(火曜日)、今年度から数年をかけて実施を予定している横谷調整池の耐震化工事に伴う環境配慮対策の一環として、愛媛県松山市食場町にある湯山小学校の5年生(約60人)を対象に環境保全をテーマとした校外学習を開催しました。

    耐震化工事は横谷調整池の水を完全に落とした状態(池の水を抜いた状態)で行いますが、調整池の堤体には準絶滅危惧種に指定された希少植物であるツメレンゲ、貯水池内には在来の水生生物(オイカワ、モクズガニなど)が生息しており、環境配慮の取組として工事前の移植や保護移動を行いました。

    当日は、事業所の職員等が生徒に対し、道前道後用水地区の事業内容や環境配慮の取組など、クイズを交えながら分かりやすく紹介したところ、熱心に耳を傾けながら積極的に手を挙げてクイズに答える生徒の姿が見られました。
    説明に続いては、ツメレンゲの移植、水生生物(オイカワ、モクズガニなど)の観察やビオトープへの放流が行われ、生徒たちは、興味深そうにツメレンゲや水生生物を観察し、放流体験に参加するなど、環境保全に対する理解を深めるうえで大変有意義な校外学習となりました。

    当事業所では、農政について広く興味を持っていただけるように、今後も事業PRや環境保全への意識啓発などを行っていきたいと考えております。

    ツメレンゲの移植体験の様子 放流体験の様子
    【ツメレンゲの移植体験の様子】 【放流体験の様子】

    お問合せ先

    中国四国農政局
    道前道後用水農業水利事業所
    〒791-0213
    愛媛県東温市牛渕829-1
    TEL:089-993-6454