出雲市立檜山小学校児童による「生きものひっこし大作戦 」
10月9日(金曜日)、宍道湖西岸農地整備事業は、事業着手後初めてほ場整備工事を実施する「布崎団地」おいて、出雲市立檜山小学校4、5年生の児童26名を対象とした「生きものひっこし大作戦」(体験学習会)を、地元農家や関係者の協力のもと開催した。
今回の生きものひっこし大作戦は、環境調査計画検討の一環として(業務受注者:(一社)地域環境資源センター)ほ場整備工事への理解と環境意識の向上を目的とし実施したものである。児童たちが、工事区域内の水路に生息している水生生物をたも網を使用して捕獲し、種の同定を行った後、工事区域外の水路に放流を行うものであり、捕獲された水生生物は、魚類、両生類、昆虫類など併せて20種約1,300匹に及んだ。
また、プログラムの一環として、島根県立宍道湖自然館ゴビウスの職員から宍道湖やシジミ等の本地域の特性を交えた環境についての解説があり、児童たちに環境や生き物に対する知識を深めてもらった。
体験学習後に行ったアンケート調査は、今後の本事業における環境への取組を検討する上で活用したい。
生きもの捕獲の様子(布崎団地)
工事区域外の水路に放流(布崎団地)
お問合せ先
宍道湖西岸農地整備事業所
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島根県出雲市平田町2112番地1 ひらた子育て支援センター内
TEL:0853-25-8252