1. 地域の姿
山口県は本州の最西端にあり、北は日本海、西は響灘(ひびきなだ)、南は瀬戸内海に面し、中央部には中国山地が横断する、豊かな漁場と自然に恵まれています。
南周防農地整備事業が行われる地域は、山口県南東部の瀬戸内海を南に臨む柳井市、光市、田布施町の2市1町にまたがっており、瀬戸内海式気候に属する温暖な地域です。
本地域は、古くは縄文時代より人々の営みがあり、日本最大級の大鏡が出土した茶臼山古墳(柳井市)、県下最古と推定されている国森古墳(田布施町)など多くの重要遺跡や史跡が残されています。また、近代以降では、伊藤博文(光市)、岸信介(田布施町)、佐藤榮作(田布施町)と3人の総理大臣を輩出しており、その功績が資料館などで展示されています。
本地区の受益地の多くを占める柳井市、田布施町の人口は、平成27年の国勢調査によれば、それぞれ32,945人、15,317人であり、近隣の平生町、上関町、周防大島町とともに柳井広域都市圏を形成しています。また、光市は人口51,369人であり、周南市を含む周辺市町村とともに周南広域都市圏を形成しています。
お問合せ先
南周防農地整備事業所
〒742-1502 山口県熊毛郡田布施町大字波野585番1
電話:0820-51-1007 FAX:0820-52-1330