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中国四国農政局

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コラム:はぜろう祭り

田布施町宿井には、樹齢240年といわれるハゼの巨木があり、町の文化財に指定されています。

江戸時代、毛利藩では「米」「塩」「紙(和紙)」「ロウ(木蝋=ハゼの実ロウ)」の生産を奨励する『防長四白政策』がありました。『四白政策』の時代、田布施町近辺で採れるハゼの実はとても良質でしたが、第2次世界大戦中および戦後の食料増産政策により多くのハゼの木が切り倒されました。

四白政策のうち、塩は防府市で、紙は山口市や周南市で再現されましたが、ロウは長きに渡り再現されていませんでした。そのため、田布施町の地元住民の方が、ハゼの実ロウ復活委員会を発足させ、このハゼの木がある田布施町で、残る「一白」のロウを江戸時代の方法で再現しようと、平成9年(1997年)11月に『ハゼの実ロウ復活作戦』をスタートさせました。

現在も、この木の保存管理を自主的に行い、ロウ作りを再現し、「たぶせハゼの実ろうそくまつり」を毎年開催するなど、さまざまな取り組みを行なっています。

最近では、パラフィンのロウソクが一般的ですが、1つ1つ手作りのハゼの実ろうそくは、それぞれの個性がとても魅力的です。地元の方々の愛情から生まれた灯火は、どこまでも優しくゆらめいています。

【写真】はぜろう祭り

【写真】はぜろう祭り

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