生きもの観察会を開催
令和5年11月11日(土曜日)に「環境保全の意識向上」を目的とした啓発活動として、国営造成施設の宮川内調整池(徳島県阿波市土成町)にて「生き物観察会」を開催しました。
観察会は主に地元小学生を対象に応募者を募り、大人8名、小学生10名、幼児4名の計22名の参加者となりました。
前日まで雨も降り少し肌寒い中、水位を下げた調整池内に入り、調整池に生息する生き物の捕獲を体験したり、捕獲した生き物をプールや水槽に移して実際に触ったり、小さなお子様にはプールでミニ捕獲を体験してもらいました。
捕獲を頑張る子供たちからは「捕まえた!」といった元気な声が聞こえてきましたが、対照的に「魚が早くて捕まえられないといった声もありました。いろいろな声が聞こえてきましたが、どの参加者も熱心に魚を捕獲する姿勢が見受けられました。
捕獲した魚類をプールに移すと、子供たちは小さな網で魚を捕まえて大人に見せたり、捕獲した魚以外のひし、エビ、カニや貝といったさまざまな行き物たちに興味津々に触れていました。
捕獲した生きものたちと触れ合った後は、魚類の専門家のスタッフから捕まえた魚や貝などはどんな名前なのか、どんな特徴をしているのかなどの解説があり、子供たちは熱心に耳を傾けていました。子供たちからも、「この貝は食べられるの?」「魚に嚙まれたら痛い?」「この魚はどんなところに住んでいるの?」などといった質問が出るなど、有意義な時間となりました。
この活動を通じて、少しでも環境保全の意識の向上、生物多様性や環境を保全する大切さを学ぶきっかけになることを期待しています。
- 【開催日時】令和5年11月11日(土曜日)9時00分~11時30分
お問合せ先
中国四国農政局
吉野川北岸二期農業水利事業所
〒771-1703
徳島県阿波市阿波町東原173番地1
阿波市阿波地域交流センター2階
TEL:0883-35-6022