フォトレポート(山口県)令和5年度
山口県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。
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5月
ファーム和の河村夫妻と意見交換を実施
- 撮影場所:山口県下松市
- 撮影日:令和5年4月27日
 ファーム和の河村夫妻
 ハウス内の様子
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令和5年4月27日(木曜日)、ファーム和の河村和彦さん、真弓さんご夫妻と意見交換をしました。 真弓さんは下松市農業委員会の農業委員としても活躍されています。和彦さんは、両親の残された農地を土日だけでは保全できなくなり、これ以上、農地を荒らしてはいけないという思いから、市役所を早期退職し就農されました。現在は、ほうれんそう、夏秋トマト、ミニトマト、パプリカ、なすなどを栽培されています。 GAPについては、就農当時から作業工程等の記録などに取り組んでおられ、消費者などの信頼も得られるのではないかという思いから、ASIAGAPを取得し東京オリンピック・パラリンピックには、トマトを納品されました。 また、エコやまぐち農産物認証のエコ100、エコ50も取得されており、自然環境に配慮した農作物の生産により持続可能な農業を次世代につなげるとともに、消費者の健康に考慮した機能性の高い農作物を提供したいと語られていました。
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女性農業者(21世紀フラワーファーム)と意見交換を実施
- 撮影場所:山口県下松市
- 撮影日:令和5年4月27日
 藤田シゲ子さん(左)と善江さん
 青パパイヤの木
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令和5年4月27日(木曜日)、21世紀フラワーファームの代表理事 藤田シゲ子さんと理事の藤田善江さん親子と意見交換をしました。 理事の善江さんは、下松市農業委員会の農業委員としても活躍されています。 21世紀フラワーファームは、平成23年に花き栽培で営農を開始され、現在、花き、ブルーベリー、青パパイヤ、レモン、いちじくなど約2ヘクタールに経営を拡大されています。 また、加工場を設けジャム、シフォンケーキを製造し、青パパイヤの葉はお茶として、また、青パパイヤの実を加工委託し、ドレッシングとして販売するなど、6次産業化にも取り組まれています。 さらに、農福連携にも積極的に取り組まれており、現在、週2回、毎回3人に堆肥の散布や剪定枝の搬出などの農作業をしてもらっています。 将来は、加工の体験ができる体験工房もやってみたいと意欲満々です。
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女性農業者(田中野菜)と意見交換を実施
- 撮影場所:山口県下松市
- 撮影日:令和5年4月27日
 田中 結さんと談笑
 元気よく育つジャガイモ
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下松市農業委員会の農業委員としても活躍されている「田中野菜」の田中 結さんと令和5年4月27(木曜日)に快晴の空の下、ほ場にお伺いして意見交換をしました。 10年前に新規就農され、栽培時に農薬や肥料を使用しないこだわりの農法で多品目の野菜を栽培されています。こだわりの農法に取り組むきっかけは、ご主人がオーストラリア留学時に出会った有機栽培農場での経験とのことです。 購入者に安心して食べてもらいたい、消費者を大切にしたいという思いで、「食卓に安心して日常的に使える野菜」をモットーに年間60品目以上を栽培しています。その中より季節の野菜10品目前後を箱に詰め定期的な顧客へ届けています。 自分のライフスタイルの中に農業があることを心がけ、楽しく農業がしたいと語られていました。
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4月
棚田の斜面(あぜ道)に咲く12万株の芝桜!
- 撮影場所:山口県周南市
- 撮影日:令和5年4月16日
 棚田一面が7色の芝桜
 見頃を迎えた芝桜
 中国四国農政局情報発信コーナー
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周南市のつなぐ棚田遺産「大道理鹿野地の棚田」の芝桜は、美しい景観を未来へつなぐため、地域の農家を中心とする大道理地区百笑倶楽部の協力によって管理されており、集落の棚田一面(1万平方メートルの法面)に広がる芝桜は、12万株に上ります。7色の芝桜のコントラストは美しく、毎年たくさんの人が訪れます。現代の生活ではどこか忘れがちな、なつかしくてあったかい宝ものがいっぱい詰まった里で、芝桜が咲き始める4月には「大道理芝桜まつり」が開催されています。 山口県拠点では、令和5年4月1日(土曜日)及び16日(日曜日)に参加し、「つなぐ棚田遺産」や「みどりの食料システム戦略」などに関連するパネルの展示やパンフレットを配布して、棚田保全の取組や農地の多面的機能の紹介、環境と調和のとれた持続可能な食料システムの大切さについて説明を行いました。 来場者からは、棚田保全や環境にやさしい持続可能な農業に取り組んでいくことが大切だとの感想が寄せられました。
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山口県拠点
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