プレスリリース
中国四国地方農福連携推進オンラインセミナーの開催について ~刑務所出所者等から未来の農業者を~
現在、国がすすめている農福連携の支援の一環として障害者、高齢者、生活困窮者、ひきこもりの状態にある者等の働きづらさや生きづらさを感じている者の就労・社会参画の機会の確保や、犯罪や非行をした者の立ち直りに向けた取組を行っている。こうした障害者の中には、刑務所や少年院などの矯正施設から出所し(以下「刑務所出所者等」という。)働きづらさや生きづらさを感じている者も含まれており、そうした者への支援も必要となっている。また、担い手不足や高齢化が進む農業分野においては、新たな働き手の確保につながることも期待されており、農業の就労の機会の拡大につながることから広島矯正管区及び高松矯正管区(法務省)と中国四国農政局が連携し、全国で初めての取組として、以下のとおり「~刑務所出所者等から未来の農業者を~」オンラインセミナーを開催する。
1.開催の趣旨
農福連携とは、農業と福祉が連携し、農業分野での活躍を通じて、農業経営の発展とともに、障害者等に自信や生きがいを創出し、社会参画を実現する取組である。刑務所出所者等を雇用することは、再犯防止の犯罪被害の減少を図ることができ、日常の暮らしにおける安全・安心を確保するといった面でも社会的意義の大きい取組となっている。そのため、農業者がそうした者を雇用するために必要な情報を共有するために関係省庁が連携して全国初めてとなるオンラインセミナーを開催する。
2.主催者等
(1)主催
法務省広島矯正管区
法務省高松矯正管区
農林水産省中国四国農政局
(2)後援
厚生労働省中国四国厚生局
厚生労働省四国厚生支局
3.日時
令和5年9月15日(金曜日)13時30分から16時10分まで
4.参加形式
原則Web形式(Teamsでの視聴)。ただし、Teamsでの視聴環境がない方はサテライト会場での視聴が可能です。
(1)Teamsでの視聴:200名
(2)サテライト会場での視聴:20名(先着申込順)中国四国農政局香川県拠点 大会議室(5F)(香川県高松市サンポート3番33号)
5.セミナープログラム
【当日のプログラム】
1.開会の挨拶(13時30分)
中国四国農政局 農村振興部長 都築 慶剛
2.基調講演(13時35分から14時15分)
「農福連携の次のステップ~「福」の広がり+α連携~」
東海大学 文理融合学部 経営学科教授 濱田 健司氏
3.農福関連政策について(14時15分~14時45分)
(1)「農福連携について」
中国四国農政局 農村振興部 都市農村交流課長 菅井 剛
(2)「農福連携を視野に入れた再犯防止の取組」
高松矯正管区 更生支援企画課長 廣田 将和
(3)「中国地方における農福の取組」
広島矯正管区 更生支援企画課長 大谷 真吾
~~休憩(14時45分から14時50分)~~
4.事例発表(14時50分から15時50分)
(1)「少年鑑別所(法務少年支援センター)と農福連携事業所とのつながり、心理・教育的援助の先に見えるもの」
株式会社和光ワールド 執行役員兼COO 谷田 憲也氏
松山少年鑑別所 首席専門官 田中 哲司
(2)「誰もがしあわせになる「農福連携」農福連携は地域づくり」
一般社団法人こうち絆ファーム
代表理事 北村 浩彦氏
5.質疑応答(15時50分から16時05分)
6.閉会挨拶(16時05分から16時10分)
広島矯正管区 第一部長 吉弘 基成
6.参加申込方法
別紙様式に必要事項を入力の上、以下の連絡先あて、令和5年9月8日(金曜日)までに電子メールで申し込みください。
申込用紙(EXCEL : 25KB)
【連絡先】 法務省高松矯正管区
E-mail taka008※muse.ocn.ne.jp
迷惑メール対策のため「@」を「※」と表記しております。
送信の際には「@」に変更してください。
Tel:087-822-4460 Fax:087-826-1285
7.報道関係者の皆様
セミナーを取材するために参加する報道関係者の方は、上記の申込用紙に報道機関名、取材者名等を書式に従いご記入ください。
8.添付資料
お問合せ先
農村振興部 都市農村交流課
担当者:建部(2514)、原野(2563)
代表:086-224-4511
ダイヤルイン:086-224-9408
E-mail:nouhaku.chushi※maff.go.jp
迷惑メール対策のため「@」を「※」と表記しております。
送信の際には「@」に変更してください。