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九州農政局

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プレスリリース

第1回有機栽培茶生産・輸出拡大勉強会の開催について

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令和7年9月5日
九州農政局
  • ・世界のマーケットが有機栽培の日本茶を求めているが、有機茶が全く足りていない。
  • ・茶の慣行栽培から有機栽培への転換は、技術的・経営的なリスクが伴うもの。
  • ・産地一丸となって課題の解決に取り組み、有機茶の生産・輸出拡大を推進。



九州農政局では、九州の茶生産地の更なる発展に向けて、茶生産者、茶商等お茶関係者の参加による「有機栽培茶生産・輸出拡大勉強会」を開催いたします。

1.目的

近年、生活様式の変化等により、茶の国内消費量が減少しています。一方で、欧米等では、茶の需要の拡大を背景に、特に有機抹茶が高値で取引され、供給の拡大が期待されています。
しかしながら、茶生産者にとって有機栽培への転換や輸出販売は技術的、経済的ハードルが高いことから、様々な課題を克服していくことが必要です。
このような背景を踏まえ、慣行栽培茶の生産者を中心に、有機栽培への転換に係る技術的課題等を克服するための勉強会を開催し、有機栽培への転換を後押しします。

2.参加対象者

慣行栽培茶の生産者を中心とした茶の有機栽培等に関心がある、生産者、茶商、輸出業者、自治体その他関係者

3.参加条件

参加には事前の登録が必要です。

会員制(会費無料・事前登録):登録された方へオンライン参加のURLを開催前にお送りします。
会員登録ページ:https://forms.office.com/r/HB5cvtXPS2

4.開催方法

オンライン(Microsoft Teams)

5.開催日時

令和7年9月30日(火曜日)14時00分~15時30分

6.内容

〇茶の有機栽培への転換について
   講師:農研機構 果樹茶業研究部門 茶業研究領域 茶品種育成・生産グループ 枕崎調整役兼グループ長 吉田克志
   (内容)
   ・なぜ、茶の有機栽培が必要とされるのか
   ・有機栽培に適した品種の選択
   ・病害抵抗性品種のメリット、碾茶特性、被覆栽培等
   ・抜根、土壌診断・土づくりの重要度

〇その他
   ・農政局から、支援メニューの紹介など

7.今後の予定

第2回目(令和7年10月中下旬)「有機JAS制度について」
   
第3回目(令和7年11月中下旬)「雑草対策技術について」
   
第4回目(令和7年12月中下旬)「有機茶栽培における害虫防除技術について」
   
第5回目(令和8年1月中下旬)「有機茶栽培における病害防除技術について」
   
第6回目(令和8年2月中下旬)「有機質資材の利用技術・施肥最適化について」
   
第7回目(令和8年3月中下旬)「勉強会を振り返って」
  

(参考)

有機栽培茶生産・輸出拡大プロジェクト(PDF : 1,025KB)

お問合せ先

経営・事業支援部 輸出促進課

担当者:村中、平、清水
ダイヤルイン:096-300-6331