
1. 専門調査員の業務について
専門調査員が担当する調査には、「生産統計」と「経営統計」の2種類があります。これらの調査結果は農林水産行政の企画立案や各種施策の推進のための基礎資料として活用されます。
「生産統計」と「経営統計」の両方の業務に従事することも可能です。また、調査に必要な知識や技能を習得するための研修制度があります。
「生産統計」と「経営統計」の両方の業務に従事することも可能です。また、調査に必要な知識や技能を習得するための研修制度があります。
■ 田畑で調査を行う「生産統計」
田に出向いて、水稲の穂数・もみ数等の計測や刈取調査のほか、ほ場一筆ごとの田畑の地目・境界等の現地確認や水稲以外作物の調査票の回収・審査等を担当する業務です。また、回収した調査票の入力業務の補助等も行います。
※受け持つ業務や担当する調査区画等の数については、相談の上で決定します。
※受け持つ業務や担当する調査区画等の数については、相談の上で決定します。
■ 農家の経営状況等を調べる「経営統計」
定期的に農家等を訪問し、調査票の回収・聞き取りを行い、経営概況、農畜産物の生産に要した費用、労働時間等について、項目別にシステムに入力・審査・集計する業務です。
入力作業は、貸与されたタブレット端末(貸与台数に限りがあります)により自宅で行うことが可能です。
※受け持つ調査や担当する農家数については、相談の上で決定します。
入力作業は、貸与されたタブレット端末(貸与台数に限りがあります)により自宅で行うことが可能です。
※受け持つ調査や担当する農家数については、相談の上で決定します。
2. 専門調査員の身分について
任命期間中は、非常勤の一般職の国家公務員となります。このため、公務員としての守秘義務等の責任が伴います。
3. 収入について(報酬の目安)
受け持つ調査や農家等の数、業務の種類や数によって手当額は増減します。また、手当額に応じた所得税が源泉徴収されます。
■ 生産統計
<水田1枚当たりの平均的な業務量と報酬(例)>
●水稲の刈調査箇所の選定、畝幅・株間の実測の場合:
水田1枚当たり(3箇所)約2,600円
●水稲の穂数・もみ数等の実測の場合:
水田1枚当たり(穂数20箇所、もみ数10箇所)約3,400円
●水稲の刈取・脱穀の場合:
水田1枚当たり(約60株)約5,600円
●水稲の刈調査箇所の選定、畝幅・株間の実測の場合:
水田1枚当たり(3箇所)約2,600円
●水稲の穂数・もみ数等の実測の場合:
水田1枚当たり(穂数20箇所、もみ数10箇所)約3,400円
●水稲の刈取・脱穀の場合:
水田1枚当たり(約60株)約5,600円
■ 経営統計
<農家1件当たりの平均的な業務日数と報酬(例)>
●農産物に関する調査の場合:
1農家当たり(約16日)約16万円
●畜産物に関する調査の場合:
1農家当たり(約24日)約24万円
●農産物に関する調査の場合:
1農家当たり(約16日)約16万円
●畜産物に関する調査の場合:
1農家当たり(約24日)約24万円
4. 募集・応募について(令和7年度の募集は終了しました)
(1) 募集要件
以下の要件をすべて満たすことが求められます。
(ア) 一定の就業経験(大学院卒業後2年以上、大学卒業後4年以上、高校卒業後9年以上)を有する方
(イ) 統計調査の実務経験を一定以上有する方
(ウ) 当該統計調査を円滑に実施できる知識及び能力を有すると認められる方、または有することができると認められる方
※(ア)と(イ)には特例措置があり、(ウ)の知識等は農林水産省が主催する研修を受講することで要件を満たすことも可能です。
なお、経営統計については、パソコンの基本操作(ワードやエクセル等)ができることが望ましいです。
(ア) 一定の就業経験(大学院卒業後2年以上、大学卒業後4年以上、高校卒業後9年以上)を有する方
(イ) 統計調査の実務経験を一定以上有する方
(ウ) 当該統計調査を円滑に実施できる知識及び能力を有すると認められる方、または有することができると認められる方
※(ア)と(イ)には特例措置があり、(ウ)の知識等は農林水産省が主催する研修を受講することで要件を満たすことも可能です。
なお、経営統計については、パソコンの基本操作(ワードやエクセル等)ができることが望ましいです。
(2) 募集期間
令和7年1月28日(火曜日)から2月28日(金曜日)まで。
※令和7年度の募集は終了しました。
応募者多数の場合は募集期間内であっても募集を終了する場合があります。詳細は「問い合わせ先(募集状況)」をご確認ください。
※令和7年度の募集は終了しました。
応募者多数の場合は募集期間内であっても募集を終了する場合があります。詳細は「問い合わせ先(募集状況)」をご確認ください。
(3) 応募から実務までのスケジュール
(ア) 「問い合わせ先(募集状況)」をご確認いただき、最寄りの九州農政局各県拠点等へ応募書類をご提出ください。当該書類確認後、面接の日時と会場(場所)を連絡いたします。
(イ) 最寄りの九州農政局各県拠点等で面接を行います。(業務の概要等の説明も行います。)
(ウ) 採用となられた方には、調査や農業の知識等を修得する基礎的研修を受講していただきます。
(エ) 基礎的研修受講後、専門調査員に任命し、統計調査業務に従事していただきます。
※(ウ)の基礎的研修には、「専門調査員基礎的研修(一般)」と「専門調査員基礎的研修(農業)」の2種類があり、経験に応じて受講する必要があります。
「専門調査員基礎的研修(一般)」は採用された方全員、「専門調査員基礎的研修(農業)」は面接等により農業等の基礎知識を既に有していると認められる方を除く方が対象です。
(イ) 最寄りの九州農政局各県拠点等で面接を行います。(業務の概要等の説明も行います。)
(ウ) 採用となられた方には、調査や農業の知識等を修得する基礎的研修を受講していただきます。
(エ) 基礎的研修受講後、専門調査員に任命し、統計調査業務に従事していただきます。
※(ウ)の基礎的研修には、「専門調査員基礎的研修(一般)」と「専門調査員基礎的研修(農業)」の2種類があり、経験に応じて受講する必要があります。
「専門調査員基礎的研修(一般)」は採用された方全員、「専門調査員基礎的研修(農業)」は面接等により農業等の基礎知識を既に有していると認められる方を除く方が対象です。

(4) 応募方法等
応募を希望される方は、以下の「専門調査員申込書」と 「経歴等把握票」 をダウンロードして記入し、持参、または郵送のいずれかの方法により、最寄りの九州農政局各県拠点等へお申し込みください。
ご応募いただいた方の個人情報は厳重に管理し、本目的以外には使用しません。
● 専門調査員申込書 (EXCEL : 15KB) (PDF : 84KB)
● 経歴等把握票 (EXCEL : 21KB) (PDF : 69KB)
※「経歴等把握票」の記入の仕方 (PDF : 123KB)
ご応募いただいた方の個人情報は厳重に管理し、本目的以外には使用しません。
● 専門調査員申込書 (EXCEL : 15KB) (PDF : 84KB)
● 経歴等把握票 (EXCEL : 21KB) (PDF : 69KB)
※「経歴等把握票」の記入の仕方 (PDF : 123KB)
5. 経験者の声


調査や農業の基本的知識について習得できる基礎的な研修、調査業務のスキルアップ研修を実施しています。
また、業務の実施に当たっては、経験豊富な農林水産省職員によるサポートも行います。
また、業務の実施に当たっては、経験豊富な農林水産省職員によるサポートも行います。
6. 問い合わせ先(募集状況)
令和7年度の募集は終了しました。
募集状況 | 担当県拠点 | ||||
生産統計 | 経営統計 | 部署 | 所在地 | 連絡先 | |
福岡県 | 募集終了 | 募集終了 | 福岡県拠点統計担当 | 〒812-0018 福岡市博多区住吉3-17-21 |
092-281-8263 |
佐賀県 | 募集終了 | 募集終了 | 佐賀県拠点統計担当 | 〒840-0803 佐賀市栄町3-51 |
0952-26-4138 |
長崎県 | 募集終了 | 予定無し | 長崎県拠点統計担当 | 〒852-8106 長崎市岩川町16-16(長崎地方合同庁舎4F) |
095-845-6246 |
熊本県 | 募集終了 | 募集終了 | 統計部統計調査担当 | 〒860-8527 熊本市西区春日2丁目10番1号(熊本地方合同庁舎A棟3F) |
096-300-6578 |
大分県 | 募集終了 | 募集終了 | 大分県拠点統計担当 | 〒870-0047 大分市中島西1-2-28 |
097-532-6177 |
宮崎県 | 募集終了 | 予定無し | 宮崎県拠点統計担当 | 〒880-0801 宮崎市老松2丁目3-17 |
0985-27-1569 |
鹿児島県 | 募集終了 | 募集終了 | 鹿児島県拠点統計担当 | 〒892-0816 鹿児島市山下町13-21(鹿児島合同庁舎4F) |
099-222-7642 |
予定無し | 鹿屋駐在所統計担当 | 〒893-0064 鹿屋市西原4丁目5番1号(鹿屋合同庁舎5F) |
0994-43-4153 |
専門調査員に関するパンフレット(農林水産省へリンク)
お問合せ先
統計部 統計企画課
代表:096-211-9111(内線4917)
ダイヤルイン:096-300-6797