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九州農政局

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プレスリリース

安定したタイラギ母貝団地の造成について(熊本県へ預託、中間育成したタイラギの還送)

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令和5年9月19日
九州農政局
農林水産省と有明海沿岸4県(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県)は、(国研)水産研究・教育機構の協力の下、タイラギの人工種苗生産、中間育成を行い、有明海に設けた母貝団地に移植する取組を実施しています。
タイラギ等の二枚貝は豪雨による海水の低塩分化に伴い、へい死することがあり、育成中の人工貝が被害を受けることもあります。このような人工種苗生産における自然災害リスクに対応するため、3県(福岡県、佐賀県、長崎県)で生産したタイラギの人工稚貝を熊本県へ預託し、豪雨に伴う海水の低塩分化リスクが比較的小さい熊本県天草海域で育成しています。
昨年度に3県(福岡県、佐賀県、長崎県)から熊本県に預託し、天草海域で育成していた人工貝について、9月28日(木曜日)に熊本県から3県(福岡県、佐賀県、長崎県)へ還送する予定です。還送された人工貝は、各県で母貝団地に移植予定です。

1.日時

  令和5年9月28日(木曜日)11時00分

2.場所

還送時(熊本県に預託されたタイラギを還送する場所)
  熊本県水産研究センター
(上天草市大矢野中2450ー2)

到着時(熊本県から還送されたタイラギが到着する3県(福岡県、佐賀県、長崎県)の場所)
  福岡県:三池港(大牟田市新港町4)
  佐賀県:佐賀県有明海水産振興センター
  長崎県:長崎県総合水産試験場

3.内容

福岡県、佐賀県及び長崎県が種苗生産したタイラギ人工貝(5mm)を昨年8月と9月に熊本県へ預託し、熊本県天草海域で中間育成したタイラギ(殻長約100mm)を3県(福岡県、佐賀県、長崎県)へ還送します。

4.参加機関

熊本県:熊本県水産研究センター
福岡県:福岡県水産海洋技術センター
佐賀県:佐賀県有明水産振興センター
長崎県:長崎県総合水産試験場

5.取材の対応

・取材は、還送時に行います。
・カメラ撮りは還送時にお願いします。
・到着時の取材対応は各県に確認をお願いします。

お問合せ先

農村振興部設計課事業調整室
  担当者:北尾
  代表:096-211-9111(内線4720)

農村振興部農地整備課
  担当者:田之上
  代表:096-211-9111(内線4776)