プレスリリース
遥拝(ようはい)頭首工の今夏の取水対応について
国営かんがい排水事業「八代平野地区」(別紙)により耐震化工事を実施していた遥拝頭首工(八代市)においては、本年3月及び5月の大雨で被災し、現在、取水が困難となるリスクが生じているため、これまでの経緯と現在の対応状況についてお知らせします。1. 発生場所
熊本県八代市渡町 遥拝頭首工2. 経緯
○3月23日(土曜日)~24日(日曜日)ゲート耐震化工事実施中の大雨により、施工箇所を囲う鋼矢板等が被災し、当該工事を中断(写真1)
○5月14日(火曜日)~21日(火曜日)
今夏は、工事を中断したゲート部に、堰上げのための仮設物を設置して取水量を確保することとして、連続箱型鋼製枠※を設置(写真2)
○5月27日(月曜日)~28日(火曜日)
大雨により、連続箱型鋼製枠の相当部分が流失(写真3)
※連続箱型鋼製枠:連続した箱型の鋼製金網の中に礫質土を充填した仮設物
3. 対応状況
・河川水位が低下した後、連続箱型鋼製枠の復旧に着手する予定。・復旧までの間は、ポンプ等により、できる限りの取水を行う予定。
・取水量が不足する場合は、農業用水の地区内の日割り取水等による節水に協力いただくよう、関係土地改良区に依頼中。
4. 現地写真

5.参考資料
(別紙)八代平野地区概要(PDF : 147KB)お問合せ先
九州農政局農村振興部設計課事業調整室
代表:096-211-9111(内線4720)
ダイヤルイン:096-300-6393