このページの本文へ移動

九州農政局

メニュー

佐賀の写真館(令和6年度)

高付加価値農産物の適価販売に係る座談会(結ぶプロジェクト)を開催!(佐賀市)令和7213

佐賀県拠点では「結ぶプロジェクト」※1の取組みの一環として、高付加価値農産物を生産し、販売手法においても工夫をこらす農業者※2の皆さんにお集まりいただき、座談会を開催しました。

今回は、農政の主要課題でもある価格転嫁に関して、農業者の自由な議論から、高付加価値農産物の適価販売の状況や意見交換を通じてヒントなどを聞く試みです。

座談会では各経営体の個性が大いに発揮され、率直な意見が交わされる実りの多い会となったと感じています。私達が普段行っている「現場と農政を結ぶ業務」(農業者を訪れ個々に意見交換)とは、また違った深みのある、様々な視点からのご意見をいただけました。

今回のご意見を参考にさせていただくとともに、今後、地域性・規模・品目等に多様性ある農業者も新たに参加する意見交換の開催など、より広がりを持ち、農業者等の相乗効果が発揮されるような橋渡しに取組みます。


※1 結ぶプロジェクト:「現場と農政を結ぶ業務」を発展させ、農業者と農業者等を結び、農業者発の意欲的な取組の結実に向け拠点が伴走支援するプロジェクト
※2 株式会社サガンベジ、永尾産ち、NAKAYAMA FARM、本間農園、株式会社ちぎりファーム

座談会の模様1株式会社ちぎりファーム株式会社サガンベジ、本間農園
座談会の模様2NAKAYAMA FARM、永尾産ち九州農政局チャレンジチーム


 

生産者のこだわりをPOPで見える化(佐賀市、小城市)令和7年2月

佐賀県拠点では、「みどりの食料システム戦略」を進めるために、県内2カ所の農産物直売所に協力をいただき「生産者のこだわりを見える化(環境負荷低減した農業)」に取組んでいます。

地域資源のたい肥を利用して栽培した農産物に「たい肥を使用し育てました」とPOP表示、環境に配慮した農産物をアピールしています。
生産者が環境に配慮して栽培していることを知り、環境を守る「きっかけ」、環境配慮の必要性を消費者に意識していただきたいと考えています。

また、2月に開催された「佐賀県道の駅駅長会」に参加して、駅長の皆さんに「みどりの食料システム戦略」やPOP表示の取組みを紹介し、取組みの広がりなどへのご協力をお願いしました。


〇協力していただいている直売所
・道の駅大和そよ風館(佐賀市大和町大字梅野805そよ風館HPリンク
・小城町農産物直売所ほたるの郷(小城市小城町岩蔵81-1


○道の駅大和そよ風館
道の駅大和 そよ風館の模様1道の駅大和 そよ風館の模様2道の駅大和 そよ風館の模様3

○小城町農産物直売所ほたるの郷
ほたるの郷の模様1ほたるの郷の模様2ほたるの郷の模様3

○佐賀県道の駅駅長会

佐賀県道の駅 駅長会

 

乾田直播・ドローン活用による稲低コスト生産技術普及講習会(佐賀市)令和7129

佐賀県拠点において、乾田直播・ドローン活用実績のある株式会社舞台(ぶたい)ファーム(宮城県仙台市の農業生産法人)と九州農政局との共催で、稲低コスト生産技術の普及拡大に向けて講習会(参加者約40名)を開催しました。

株)舞台ファームの専務取締役 伊藤氏から「乾田直播、ドローン、多収穫品種によるコストダウン」と題して東北における多様な取り組みについて、また、農研機構 九州沖縄農業研究センターの片岡氏から「九州における振動ローラ式乾田直播栽培技術について」と題して、直播に取り組む際のポイントや実証についての講演が行われました。

今回の講習会で得られた情報をきっかけに乾田直播栽培に取り組んでいただくなど、今後の米生産の低コスト化へと繋がることを期待しています。

※株式会社舞台ファーム:業務内容(・野菜・お米の生産・販売・農産物加工・販売(カット野菜/ホール野菜)・農業経営に関するコンサルティング)

講習会1講習会2講習会3

 

災害用備蓄食料をフードバンク活動団体へ(佐賀県佐賀市)令和6年12月2日

九州農政局では、災害用備蓄食料をローリングストックしていますが、食品ロス削減及び生活困窮者支援等の観点から、賞味期限を迎える前に、提供を希望されるフードバンク活動団体等に提供しています。

今回、佐賀県拠点にてNPO法人フードバンクさがに「アルファ化米80袋(100g/袋)」と「ミニクラッカー96缶(75g/缶)」を提供させていただきました。

※ ローリングストック:普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品を備蓄する方法

フードバンクさがへ1フードバンクさがへ2

 

基山町長との意見交換を行いました(佐賀県三養基郡基山町)令和6年11月

基山町長と町における農政の現状と課題等について、意見交換を行いました。

松田基山町長から、町における近年の農業・農政に関するトピックスや、オーガニックビレッジの創出に取り組む計画など、今後農業者との意見交換にも大変参考となる示唆に富んだお話を伺うことができ、菊池地方参事官からは、佐賀県拠点地方参事官室での「現場と農政を結ぶ業務」の取組など紹介しました。

佐賀県拠点では、引き続き各地域の皆様と意見交換を行い、地域が抱える課題を把握すると共に課題解決に向けた取り組みを進めてまいります。

オーガニックビレッジ:有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村のこと

基山町長との意見交換

 

山田ひまわり園(佐賀県三養基郡みやき町:「山田の棚田」)令和6年11月8日

みやき町の北部、脊振山系の東部にある「山田の棚田」では、ひまわりが見頃を迎えています。

秋に咲くひまわりは、平成13年に「中山間地山田集落組合」によって棚田の風景を守るために「山田ひまわり園」として開設され、地域の方々により手入れなどが行われています。

また、令和2年には、「山田のひまわりとハゼノキ景観」が「佐賀県遺産」に認定されており、約6,000平方メートルに10万本のひまわりと真っ赤なケイトウ、鷹取山のハゼの紅葉を望む眺めは、見応えのある観光スポットとして毎年多くの観光客が訪れています。

毎年11月中旬までが見頃となっていますので、訪れてみてはいかがでしょうか。

「佐賀県遺産」:佐賀県では、“美しい景観を呈する地区”又は“地域を象徴する建造物”で貴重な資産であるものを、22世紀までも残していくべきものとして、「佐賀県遺産」に認定し、その保存、活用を支援しています。

山田ひまわり園1山田ひまわり園2山田ひまわり園3

 

「岳(たけ)の棚田」と「山谷(やまだに)のコスモス棚田」をご紹介(佐賀県有田町)令和6年10月30日

有田焼で知られる有田町の国見山系に位置する「岳の棚田」と「山谷のコスモス棚田」。両棚田は、棚田環境保全協議会などの活動によって棚田の維持・保全が行われており、休耕田ではひまわりやコスモスなどの景観作物を植栽する活動も行われ、棚田を訪れた方々に喜ばれています。

また、岳の棚田環境保全協議会では「棚田キャンプ」などのイベントにも取組まれており、令和4年の年末からは「年越しキャンプ」も企画されているところです。

国見山系を横切る国道498号沿いの展望台からは、棚田の様子を見下ろすことができ、標高が高いので条件がそろった朝は雲海を見渡すこともできます。

「山谷のコスモス棚田」のコスモスは、これから見頃を迎えようとしていますので、ぜひ一度、有田町の棚田を訪れてみてください。

 
「岳の棚田」の模様(今年はコスモスの生育が良くなかったとのことです)

岳の棚田の模様1岳の棚田の模様2

○「山谷のコスモス棚田」の模様
山谷のコスモス棚田の模様1山谷のコスモス棚田の模様3山谷のコスモス棚田の模様2

 

「タナディアンロッキー」で棚田米の収穫が始まる!(佐賀県武雄市)令和6年10月1日

武雄市若木町にある県立自然公園八幡岳の中腹、標高250mに位置する「川内(かわち)の棚田(通称「タナディアンロッキー」)」で、棚田米の収穫が始まりました。

棚田が耕作放棄地になることを防ぐために平成30年から棚田の一部で棚田オーナー制度を開始し、オーナーによる田植えや稲刈りの体験活動が行われています。
今年も、6月に棚田オーナーの皆さん(福岡市、佐賀市等)によって22区画の水田で田植えが行われ、9月29日(日曜日)に初回の収穫を迎えたところです。
105日(土曜日)、6日(日曜日)にもオーナーの皆さんによる稲刈りが予定されていますので晴れるといいですね。

なお、1117日(日曜日)には、棚田保存会の主催により棚田オーナーの皆さんと収穫の感謝を分かち合う「棚田人音楽祭(タナディアンミュージックフェスティバル)」が開催される予定で、一般の方も参加ができるようです。

一度、訪れてはいかがでしょうか。

棚田の模様1棚田の模様2棚田の模様3
棚田の模様4棚田の模様5棚田の模様6

 

「子実用とうもろこし」の収穫(佐賀県神埼市)令和6年9月9日

令和6年9月9日、()アグリベースにいやまの生産圃場(85a)において、子実用とうもろこしの収穫が行われました。

刈り取り作業は、専用の刈取用アタッチメント(スナッパーヘッダ)を装着した汎用コンバインにより行なわれていました。

8月末の台風の影響もあり、収穫は10日程遅れ、一部では倒伏等の被害を受けましたが、収穫作業は順調に実施されました。今後、収穫された子実は乾燥・調製の工程を経て畜産農家へ出荷されます。

 
〇収穫の模様

収穫の模様1収穫の模様2収穫の模様3
 

佐賀県内大規模農業者との意見交換(佐賀県佐賀市)令和6年9月10日

佐賀県内で大規模に土地利用型農業を展開されている農業者8名と意見交換を行いました。

冒頭、佐賀県酪農協議会から佐賀県の酪農経営や畜産飼料の状況について情報提供いただきました。
農業者の方々からは、地域計画の現場段階における状況や課題、そして国の支援事業への質問、地域を守り次世代に繋げていくための農業への展望等さまざまなご意見が聞かれました。

佐賀県拠点は、引き続き大規模農業者を含め各地域の皆様と意見交換を行い、地域農業の課題の解消に向けた取り組みを進めていきます。

大規模農業者との意見交換1大規模農業者との意見交換2大規模農業者との意見交換3
大規模農業者との意見交換4大規模農業者との意見交換5大規模農業者との意見交換6

 

つなぐ棚田遺産「江里山の棚田」(佐賀県小城市)令和6年9月2日

小城市の北部、天山山系中腹に位置する「江里山(えりやま)の棚田」、ここは「全国農村景観百選」(平成3年農林水産省認定)をはじめ数々の認定を受けられている県内でも有数の棚田の名所です。

最近では、令和2年に棚田地域振興法に基づく「指定棚田地域」に指定され、また、令和4年には「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に選ばれています。

現在、農業者の高齢化などもあり棚田の維持管理が難しい状況ですが、「棚田保全組合」と地元の企業ボランティアによる保全管理や地元の中高生らでつくる「江里山たなだ部」による活動(米や野菜の栽培・販売)等、地域をあげて棚田の維持・保全に取り組まれています。

また、棚田等の農地を保全する活動の一環として「地域おこし協力隊」により、バジルの栽培や広報誌(だんだんだより)の作成、配布など地域活性化に向けた取り組みが行われています。

彼岸花の咲く頃は、黄金色に実った稲穂と紅い花のコントラストの風景が広がり、毎年秋分の日には、「江里山ひがん花まつり」が開催され、多くの人で賑わいます。

※江里山たなだ部:農作業を通じて棚田の維持・保全の力になるため、地元の中高生を中心に学校の枠を超えて集まった団体。令和3年6月に設立し、現在部員数は41名


〇棚田の風景

棚田の風景1棚田の風景2棚田の風景3

〇江里口棚田保全組合長(右)と地域おこし協力隊の田中さん

江里口棚田保全組合長と地域おこし協力隊の田中さん棚田の説明看板だんだんだより

「だんだんだより」はこちらをご覧ください→https://www.city.ogi.lg.jp/main/4895.html

「七夕こしひかり」の出荷が始まりました!(佐賀県白石町)令和6年8月5日

令和6年産の「七夕こしひかり」の初出荷式がJAさが白石地区の農業倉庫で行われました。

旧暦の七夕(87日)の頃に収穫されることから「七夕こしひかり」と名付けられた白石地区のコシヒカリは、佐賀県で最も早く(今年は729日)に収穫されて県内はもとより関東、関西方面などへ出荷が行われます。

 〇出荷式の模様(10,800kg30kg×360袋)を出荷)

出荷式の模様1出荷式の模様2出荷式の模様3


今年は、214名の生産者が約125haの圃場で、県の特別栽培農産物表示制度に基づいた減農薬・減化学肥料栽培によって生産されています。

 
〇収穫の模様(730日)

収穫の模様1収穫の模様2収穫の模様3

小学校の教育研究発表会に参加しました(佐賀県佐賀市)令和6年7月24日

佐賀大学附属小学校5年生の社会科の教育研究発表会「食料自給率38%?どうするこれからの食料生産!」にアドバイザーとして参加しました。 

発表会では、児童を4グループ(1グループ8,9人)に分け、うち2グループが事前に考えた自給率を向上させるための方策案について発表し、各グループの提案に対して、他のグループから課題や改善案等が出されるなど活発な議論となっていました。
拠点職員は、議論の中で生じた疑問や質問に答えるとともに、提案に対するアドバイスを行いました。

教育研究発表会1教育研究発表会2教育研究発表会3
教育研究発表会4教育研究発表会5教育研究発表会6

夏休み明け以降さらに議論を深め「これからの食料生産のあり方」について意見文を作成し九州農政局及び新聞社に投書する予定で、多くの消費者と生産者の目にとまるようにしたいとのことです。

伊万里産梨の収穫が始まっています!(佐賀県伊万里市)令和6年7月9日

県内最大の梨の産地である伊万里市では、ハウスで栽培された梨(早生種「幸水(こうすい)」)の収穫が始まっています。

シャリシャリとした食感で歯触りが良い「幸水」は8月中旬頃まで収穫され、その後「豊水(ほうすい)」、「あきづき」、「新高(にいたか)」へと品種を変えながら11月頃まで収穫が続きます。

生産者によると、今年の梨は5月から6月頃にかけて十分な日照に恵まれ、糖度、玉太り共に良好であるとのことです。

ハウス梨ハウス梨2ハウス梨3
ハウス梨4日光を浴びる梨収穫された梨

佐賀県内の事業者等の輸出を支援!(佐賀県佐賀市)令和6年6月27日

佐賀県内の農産物等の輸出を支援する機関が集まり、連携を図るための意見交換を行いました。

この会合は、佐賀県拠点が事務局となり、令和4年から輸出促進に関する県内の支援機関が連携し、輸出に取り組む生産者・事業者に対して実質的な支援を行っています。

これまで10件の輸出相談があり、輸出するに当たっての留意事項、販売戦略、海外バイヤーとのマッチングなど支援を行い、2件で輸出拡大につながっています。


※ 佐賀県内の支援機関:佐賀県流通・貿易課、JETRO佐賀及び福岡、佐賀県商工会連合会、(株)日本政策金融公庫、(独)中小企業基盤整備機構、(株)佐賀銀行、さぎんコネクト(株)、さが県産品流通デザイン公社、九州農政局佐賀県拠点

意見交換の模様1意見交換の模様2意見交換の模様3

中田棚田(すみやまの棚田:佐賀県伊万里市)令和6年6月19日

伊万里市の南西部、国見山系中腹に位置する中田集落の田植えが終わった棚田の模様です。

すみやまの棚田全景

中田棚田では、ボランティアや地元小学生等による田植え、稲刈りなどの交流イベントが行われており、令和元年の「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」にも選定されています。

また、地元酒蔵とのコラボ商品である棚田米を原料とした純米酒「すみやま」は、フランスの日本酒品評会(純米酒の部)で金賞を2年連続で受賞(H28H29)しています。

棚田から国見山系を見上げるアジサイと棚田

今年は、伊万里実業高校フードプロジェクト部が開発中の蕎麦粉を使ったお菓子の原料として、棚田で収穫する蕎麦粉の提供が昨年に引き続き計画されており、新型コロナの影響で実施が見送られていた蕎麦打ち体験イベントも再開できるかもしれないとのことです。

 

※ 伊万里実業高校フードプロジェクト部:食を通して地域貢献活動に取り組んでいる。食育を推進する優れた取組を表彰する「第8回食育活動表彰」(R5年)で農林水産大臣賞を受賞。

収穫前の蕎麦

麦秋(ばくしゅう)を迎えた佐賀平野(佐賀県佐賀市)令和6年5月9日

佐賀市南部の麦畑では、黄金色に輝く大麦の収穫が始まっています。
全国有数の麦の産地である佐賀県は、令和5年産「二条大麦」の作付面積(収穫量)が全国1位を誇っています。
大麦の収穫は最盛期を迎えようとしており、大麦の収穫後には小麦の収穫が始まります。

※ 麦を刈り入れる季節。初夏の頃。

大麦の収穫1大麦の収穫2大麦の収穫3
大麦畑1大麦畑2大麦畑3

「七夕コシヒカリ」の田植え(佐賀県白石町)令和6年4月8日

佐賀県で一番最初に収穫される「七夕コシヒカリ」が田植えの時期を迎えています。
白石町では平成2年から作付けを続けており、減農薬・減化学肥料で栽培されています。
旧暦の七夕87日)の頃に収穫され、お盆前に新米として消費者の元へ届けられます。

七夕コシヒカリの田植え風景1七夕コシヒカリの田植え風景2七夕コシヒカリの田植え風景3 

お問合せ先

佐賀県拠点
地方参事官室
TEL:0952-23-3131(代表)