肝属南部地区
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肝属南部地区の概要
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肝属南部地域は、九州最南端の大隅半島南部に位置し、鹿児島県肝属郡錦江町、南大隈町の2町にまたがり、東は肝属山地、西は錦江湾、南は本土最南端の佐多岬の近くまで東西20km、南北25kmの広範に及んでいます。地形は、標高10~605mの比較的起伏の多い山間部がほとんどで、一部河川沿いにある水田のほか、台地部の畑地からなっています。 土壌は火山灰土の砂壌土及び砂質土が主で、年平均気温4~10月期で20.8℃、11月~3月期で9.0℃と温暖な地域であり、年間雨量は2,500mm程度で比較的多いが、地形的に急峻なことから河川の発達も乏しく干ばつ被害を受けやすい条件下にあり、水利用の困難さから温暖な気候を活かしきれない零細な農業経営をやむなくされてきました。 そこで、国営総合農地開発事業により、農地造成と区画整理を一体的に施行し、ほ場の拡大と整形化を行うとともに、換地等により農地の集積を進めることによって、大型機械導入による省力化を図るものです。 また、農業用用排水施設を整備することによって農業生産性を高め、野菜を主体とした生産団地の形成を推進し、農業経営の安定化を図るものです。 |
肝属南部地区位置図 |
(クリックすると拡大します) |
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肝属南部土地改良区調査 |
優良農家インタビュー~だいこんへの取組み~
Q:畑地かんがいにより、加工だいこんの栽培にどのような影響、効果がありましたか。
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(感想を述べられる錦江町の木下さん) |
お問合せ先
南部九州土地改良調査管理事務所
〒885-0093 宮崎県都城市志比田町4778-1
TEL:0986-23-1293 FAX:0986-27-1281