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九州農政局

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肝属南部地区

  笠野原地区の概要肝属南部地区の概要 笠野原地区の概要優良農家インタビュー  

肝属南部地区の概要 

 

 

事業名

国営総合農地開発事業

事業期間

昭和61年度~平成14年度

事業費

376億7千万円

事業内容

農地造成:401ha、区画整理:143ha、農業用排水施設整備:576ha

受益面積

648ha

農家戸数

1,393戸

関係市町

鹿児島県肝属郡錦江町、南大隈町

土地改良区名

肝属南部土地改良区(TEL0994-24-5325    FAX0994-24-5586)

 

 

   肝属南部地域は、九州最南端の大隅半島南部に位置し、鹿児島県肝属郡錦江町、南大隈町の2町にまたがり、東は肝属山地、西は錦江湾、南は本土最南端の佐多岬の近くまで東西20km、南北25kmの広範に及んでいます。地形は、標高10~605mの比較的起伏の多い山間部がほとんどで、一部河川沿いにある水田のほか、台地部の畑地からなっています。
   土壌は火山灰土の砂壌土及び砂質土が主で、年平均気温4~10月期で20.8℃、11月~3月期で9.0℃と温暖な地域であり、年間雨量は2,500mm程度で比較的多いが、地形的に急峻なことから河川の発達も乏しく干ばつ被害を受けやすい条件下にあり、水利用の困難さから温暖な気候を活かしきれない零細な農業経営をやむなくされてきました。

   そこで、国営総合農地開発事業により、農地造成と区画整理を一体的に施行し、ほ場の拡大と整形化を行うとともに、換地等により農地の集積を進めることによって、大型機械導入による省力化を図るものです。

   また、農業用用排水施設を整備することによって農業生産性を高め、野菜を主体とした生産団地の形成を推進し、農業経営の安定化を図るものです。

肝属南部地区位置図

 肝属南部地区位置図 

 

肝属南部地区平面図

肝属南部地区平面図(JPG:4,663KB)

(クリックすると拡大します)

 

半ケ石頭首工

半ケ石頭首工 

 

事業地区内の作物作付の変化

肝属南部土地改良区調査

 

 

優良農家インタビュー~だいこんへの取組み~ 

 

Q:畑地かんがいにより、加工だいこんの栽培にどのような影響、効果がありましたか。 

A: 今までは、自然降雨を待って播種しており出荷時期が不安定でした。また、だいこん洗浄・防除用水のために沢水等を大型ポリタンクに積み込んで、ほ場までの運搬に係る時間が必要でした。 畑地かんがいのおかげで、計画的な散水による播種が可能となったり、タンクに汲み上げる為のポンプ燃料の節減につながっています。 


Q: 商品価値は、どう変わりましたか。 


 A:だいこんを潤沢なかんがい用水で洗浄することで、真っ白く洗浄され寒風で干しあがった商品は、これまでと比べると雲泥の差があります。他地区の農家に肩を並べるほどの商品ができたと好評を得ています。


Q:加工だいこんの前作は、何か栽培されていますか。 

A:サツマイモと葉たばこの複合経営です。 
  

(感想を述べられる錦江町の木下さん)

(感想を述べられる錦江町の木下さん)

お問合せ先

南部九州土地改良調査管理事務所

〒885-0093  宮崎県都城市志比田町4778-1
TEL:0986-23-1293  FAX:0986-27-1281

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