水稲バケツ栽培のようす
5月28日
種まきをしました。
品種は、「日本晴」、「黒米」、「緑米」です。
6月25日
バケツの中は水がしっかりたまっています。
草丈(くさたけ:地面から葉の先までの長さ)も、30センチをこすくらいになっています。
7月13日
太陽がたくさんふりそそぎ、稲の生育は順調で、草丈は70センチ近くになりました。
8月8日
稲はすっかり大きくなりました。
もうそろそろ稲穂(いなほ)の赤ちゃんができているころなので、茎をしらべてみました。
ありました!、長さ5センチ弱のかわいい稲穂の赤ちゃんがそだっています。
稲の葉を、コブノメイガという害虫がかじっています。
8月22日
稲の穂がでました。
品種は日本晴。 穂がでることを出穂(しゅっすい)といいます。
花が咲いたなごりの、おしべが籾がらの間から見えていますが、わかりますか。
これが日本晴の花です。
稲の花は、籾殻となる部分が花びらのようなものですから、決して目立つものではありません。
矢印の先に、めしべがあります。
9月10日
全体をすっぽりと網(あみ)でおおいました。収穫を楽しみにできそうです。
去年のバケツ稲は、実るところまで行ったのですが、収穫前に一粒残らずスズメのおなかにおさまったのでした。
9月26日
「緑米」という品種の穂です。紫色の穂です。
10月2日
とうとう刈り取です。収穫の時です。
今年は豊作です。なんせ去年はスズメのおなかにおさまったのでした。
12月4日
12月だというのに刈り取ったバケツ稲の刈り株からでているヒコバエ(※1)が、元気に青々しています。
ヒコバエ(※1)とは、刈り取り後の切り株から生える2番めの穂のことです。生育の状態によっては、稲穂がつきます。