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中国四国農政局

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    鳥取ずいせん生産組合(鳥取市)

    (取材日:令和6年8月2日)


    代表の平木さん

    採れたての野菜

    お店に並んだ新鮮な野菜

    生産者の取組紹介

    • 有機JAS認証取得
    • 主な生産品目:さといも、さつまいも、だいこん等

    有機農業をはじめたきっかけ

    家族の健康のために有機農業をはじめました。そして、「安全な食卓を増やしたい」と思うようになり、地域へ販路を広げるため組合を立ち上げ、また消費者の信頼を得るため、平成13年に有機JAS認証を取得しました。

    苦労されたことや農業への思いなど

    ただ有機農業をやるだけでは持続させていくことが難しく、きちんと販路を見つけて、きちんと収入になる仕組みを整えることが大切です。有機農業をする仲間が欲しい、地域の人に有機の野菜を届けたいという強い思いが繋がって、 同じ思いの生産者が集まり、販路が開け、30年も頑張ることができました。 
    組合のメンバーは、元々農業をされていた方へお声がけして参加いただいた方、新聞で「有機農業をしませんか」と呼びかけて連絡をくださった方などがおります。他にも、たまたまとある待合室で隣に座っていた方と世間話をしている中で、有機農業に興味をもってくれ、組合員となった方もいました。最近では、40代の方も加わろうとしてくれています。
    環境問題に取り組まなければいけない今、有機農業が広がることを切に望んでいますが、 農業全体を考えると担い手が減少していることをとても心配しています。農業従事者は高齢化しています。農業者をいかに守っていくか、どうしたら若い方が農業をしたいと思ってくれるかが大きな課題であり、国の施策はもちろん、消費者、特に若い方へ農業がいかに大切かを知っていただきたいと考えています。

    有機農業への思い

    土には作物を育てる力があります。作物は自分の力で育ちます。土の力を生かし、自分の力で育ってくれる作物を見守り、環境を整えてあげるのが私たちの役目だと思っています。作物に寄り添い、見つめながら謙虚に楽しく栽培に取り組んでいます。
    食べて美味しいことは勿論、思いが伝わる野菜やお米を食べて欲しいです。

    お問い合わせ先や主な販売先

    • 県内の主な販売先
      イオン山陰8店舗(うち鳥取県内4店舗:鳥取店・鳥取北店・米子駅前店・日吉津店)、
      地場産プラザわったいな他

    お問合せ先

    中国四国農政局 鳥取県拠点

    代表:0857-22-3131