大原トマト生産組合(倉吉市)
(取材日:令和7年6月17日)

組合長の牧野文徳さん

収穫作業の様子

「みえるらべる」を貼って販売

3重に被覆したビニールハウス
生産者の取組紹介
- 環境負荷低減の取組を「みえるらべる」で見える化
- 主な生産品目:トマト
「見える化」に取り組んだきっかけ
取組のきっかけは、県の普及員の方から声掛けをいただいたことがきっかけです。
「大原(おはら)トマト」は、私の父の代からビニールハウスを3重にカバーして、無加温栽培をしており、これが温室効果ガスの削減につながっています。「見える化」については、引き続き取り組んでいきたいです。
苦労されたことや農業への思いなど
一番苦労することは「強風」です。風の影響でハウスのビニールが破損することがあります。今は、ビニペットなどしっかりとした止め具があるので、ふだんは余り心配していませんが、春先の強い風が吹く時期は特に心配です。また、湿気の影響で「灰色かび病」にかかる場合があり、発生を防ぐために防除作業をしています。一人で作業するのは大変なので、3年ほど前に自動防除するスマート農機を導入してからは、作業が楽になりました。
今後の思いなど
現在、後継者と呼べる人はいませんが、近年、県内に「大原トマト」を栽培したいと希望する方が多くいます。
「大原トマト」は、父の代から大原地区で長年作り続けてきましたので、次の世代もこの地区で栽培し続けてほしいと思います。
主な販売先
- 旬鮮プラザ満菜館
旬鮮プラザよってみない菜
鳥取中央青果
倉吉青果
米子青果など
お問合せ先
中国四国農政局 鳥取県拠点
代表:0857-22-3131