フォトレポート(山口県)令和3年度
山口県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。
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3月
令和3年度「飼料用米多収日本一コンテスト」中国四国農政局長賞の表彰式を開催
- 撮影場所:山口県山口市
- 撮影日:令和4年3月29日
 松岡局次長からの表彰状授与
 意見交換会の様子
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中国四国農政局は、令和4年3月29日(火曜日)に、「令和3年度飼料用米多収日本一中国四国農政局長賞の表彰式」を開催しました。
農林水産省及び一般社団法人日本飼料用米振興協会は、飼料用米生産農家の生産に係る技術水準の向上を推進するため、「飼料用米多収日本一コンテスト」を開催しており、中国四国農政局においても、管内から応募のあった経営体のうち、その取組が優秀と認められた経営体を表彰しています。
受賞された山口県山口市の海地博志氏は、平成22年産から飼料用米生産に取り組み、実需者である株式会社秋川牧園から無償提供される鶏糞堆肥での耕畜連携(資源循環)の取組など持続可能な地域循環型農業を実践されています。
表彰式後に実需者である秋川牧園も交え、具体的な飼料用米生産の取組内容や今後の課題等について意見交換が行われました。
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「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~紹介コーナーを開設、情報発信!
- 撮影場所:山口県山口市
- 撮影日:令和4年3月16日
 合同庁舎2号館展示風景
 山口県選定地区紹介
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日本の棚田の多くは、国民の食料供給にとどまらず、国土の保全、良好な景観の形成、伝統文化の継承等に大きな役割を果たしてきましたが担い手の減少等により棚田は荒廃の危機に直面しています。このような中、令和元年には棚田地域振興法が施行され、着実に棚田地域の振興に向けた取組が広がっています。
そこで、農林水産省では、棚田地域の振興に関する取組を積極的に評価し、国民の皆さまに、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的機能に対するご理解をいただくことを目的として、改めて「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ(ポスト棚田百選)」として、全国で271地区、山口県内では8地区の棚田を選定しました。
山口県拠点では、選定された8地区の取組を多くの方々に情報報発信するため、3月16日に「つなぐ棚田遺産」紹介コーナーを山口地方合同庁舎2号館玄関フロアに開設し、パネル展示を30日まで行っています。来庁された多くの皆さん、ぜひ、ご覧下さい。
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「ディスカバー農山漁村の宝」中国四国農政局選定証・奨励賞授与式開催!
- 撮影場所:山口県山口市
- 撮影日:令和4年3月15日
「楠むらづくり株式会社」が中国四国農政局長賞受賞! ~地産地消等優良活動表彰~
 武波社長(前列左から2番目)
 意見交換の様子
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令和4年3月1日、令和3年度地産地消等優良活動表彰の中国四国農政局長賞に選定された「楠むらづくり株式会社(宇部市)」の武波博行代表取締役社長に対し、山根地方参事官から表彰状を授与しました。
本表彰は、地域の創意工夫のある地産地消や国産農林水産物の消費拡大に資する優れた取組等を行っている団体等を表彰し、取組内容を広く紹介することにより、各地域での地産地消等の取組を一層推進することとしています。
楠むらづくり株式会社は、平成19年に地域住民有志の出資により設立し、宇部市より「楠こもれびの郷」の指定管理者の認定を受け、平成21年に温泉施設・農産物直売所・農家レストラン・農業研修交流施設を併設した都市交流施設をオープンしました。 また、地場農産物の加工による商品化・販売等多様な取組を行うことにより、生産者と消費者の交流が図られているほか、新規就農・移住者の研修生の受け入れを行う等により、地域課題となっている過疎、農業の担い手不足解決に向けて取り組んでいます。
【関連URL】令和3年度地産地消等優良活動表彰に係る中国四国農政局長賞の受賞者の決定及び表彰式の開催について(プレスリリース) https://www.maff.go.jp/chushi/press/ke_syoku/220127.html
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2月
「きららネット阿知須」が最優秀賞受賞! ~多面的機能発揮促進事業 中国四国農政局長表彰~
 受賞された「きららネット阿知須」の皆さん
 意見交換の様子1
 意見交換の様子2
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令和4年2月3日、山口県土地改良事業団体連合会において、令和3年度多面的機能発揮促進事業中国四国農政局長表彰を開催しました。 本表彰は、水路や農道等の地域資源の保全管理など、農業の有する多面的機能の発揮を促進する活動を支援する事業に取り組まれている組織等を対象に、優良な取組について表彰を実施しています。 令和3年度最優秀賞を受賞された「きららネット阿知須(代表 兼重隆文)」(山口市)は、農業者だけでなく地域住民や関係団体を含めた地域交流型の活動組織を構成され、そのスケールメリットを活かし地域一丸となって、「地域の農地と環境は地域で守る」をスローガンに、農用地や農業用施設などの保全活動に取り組まれています。さらには、JAや学校と連携した食育活動への取組などが評価されて表彰に至りました。 表彰式は、「多面的機能支払中国四国シンポジウムin維新の地やまぐち」の中で執り行う予定でしたが、新型コロナ感染症の急拡大により中止となったため、山口県拠点山根地方参事官から兼重代表へ表彰状が授与されました。 授与式の後、会場と岡山市の中国四国農政局をリモートで結び、山本局長との意見交換を行い、兼重代表は「今後も、やって良かったと言える環境づくりを行って行きたい。」と抱負を述べられていました。 今後も、100年後の将来へ豊かな環境と景観を引き継ぐために地域一丸となった活動が期待されます。
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1月
「ディスカバー農山漁村の宝」紹介コーナーを開設、情報発信!
- 撮影場所:山口県山口市
- 撮影日:令和4年1月24日
 合同庁舎2号館展示風景
 優良事例取組紹介
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ディスカバー農山漁村(むら)の宝は「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」を実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出し、地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良事例を選定し、全国への発信を通じて他地域へのヨコ展開を図るものです。令和3年度、山口県内では26件の応募があり、全国選定・奨励賞1団体、中国四国農政局・選定証1団体1個人、奨励賞4団体が優良事例として選定されました。 山口県拠点では、優良事例を発信するため、1月24日に「ディスカバー農山漁村の宝紹介コーナー」を山口地方合同庁舎2号館玄関フロアに開設し、受賞者の取組紹介などパネル展示を行っています。期間は、2月25日までの1ヶ月間。確定申告や農業経営基盤強化準備金の相談などで来庁された多くの皆さん、ぜひ、ご覧下さい。
なお、山口県拠点では、今後の新型コロナウイルスの状況等をみながら、山口市内で授賞式を開催する予定です。
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12月
西日本最大級のトマトハウスが萩市に完成!
- 撮影場所:山口県萩市
- 撮影日:令和3年12月18日
 ハウス外観
 ハウス内部
 山根地方参事官祝辞
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令和3年12月18日(土曜日)、山口県萩市田万川において、集落営農法人連合体「萩アグリ株式会社」の施設ハウスが完成し、落成式が行われました。 萩アグリ株式会社は、萩市の7集落営農法人が出資した法人で、JAなどが出資する農林水産業みらい基金の助成を受けて、「統合環境制御型ハウス(約60アール)」が完成しました。 このハウスは、光や温度、湿度、二酸化炭素などをセンサーで自動測定し、換気や遮光・保温を自動的に行う先進的なシステムとなっています。
当日は、小雪が舞う寒い日でしたが、来賓及び関係者約90名が出席し、落成式は盛大に行われました。 山口県拠点からも、山根地方参事官が来賓として出席し、「地域の活性化と農地持続化の実現を期待するとともに、地域農業の維持・発展に向けて後押ししたい。」と祝辞を述べました。
萩アグリ株式会社では、来春よりこのハウスで「冬春トマト」の本格的な生産を開始し、収穫量は年間最大120トンが見込まれます。JA山口県へ出荷するほか、県内外スーパーや道の駅で販売される予定です。
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農業を身近に!!~山口大学農学部講義~
- 撮影場所:山口県山口市
- 撮影日:令和3年11月29日
 山根地方参事官による講義
 講義風景
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11月29日、山口大学吉田キャンパスにおいて、農学部生物資源環境科学科1年生約50名を対象に「これからの農業は?」と題して講義を行いました。
農業とは無縁の環境で育った学生が大半で、山根地方参事官から、農林水産省の組織や仕事内容、山口県や日本の農業などについて事例を踏まえて、分かりやすく説明しました。
また、講義の途中でYouTube動画を放映し、スマート農業の取組みや山口県内で活躍されている農業法人の取組を紹介、農林水産省公式SNS「BUZZ MAFF(ばずまふ)」では農林水産省職員自らが情報発信している様子を伝えました。
学生からは、「農林水産省について知らなかったが、将来の就職先候補になった。」「YouTubeなどのSNSを活用した農業の情報発信はとても面白く、農業に親しみが持てた。」「農業に関する情報を多く知ることができ、農業の担い手になりたい気持ちがより強くなった。」などの感想が寄せられました。
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やっぱ萩の地酒でNight!
- 撮影場所:山口県萩市
- 撮影日:令和3年11月19日
 萩酒米みがき協同組合の山田代表のあいさつ
 萩市・阿武町にある酒蔵6社の地酒
 「やっぱ萩の地酒でNight!」のぼり
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11月19日、萩市商店街(田町商店街アーケード)において、「やっぱ萩の地酒でNight!」が開催されました。このイベントは、山口県萩市・阿武町にある酒蔵6社と酒米を生産する農業法人14社で組織された「萩酒米みがき協同組合」の主催で、萩地域の日本酒を広くPRすることを目的に開催され、今回4回目となりました。
「昨年はウンカの被害により収穫量が大きく減少したが、今年は大変品質の良い酒米ができ、新酒に期待して下さい。」と主催者の山田代表が挨拶されました。会場には、日本酒ファン約150人が参加し、それぞれ特色のある日本酒を堪能されていました。
6酒蔵は、本年3月にお酒の地理的表示(GI)制度に中国四国地方で初めて指定され、認定された商品に「GI萩」を表示し販売されています。
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永年に渡る統計調査へのご協力、ありがとうございます!
- 撮影場所:山口県萩市
- 撮影日:令和3年11月15日
 萩市の大枝周二さん(右)
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統計調査に対する国民のより一層の協力を得るため、政府は昭和48年に毎年10月18日を「統計の日」と定めています。
農林水産省はこの日を記念し、農林水産統計調査に永年ご協力いただいた調査農家等の皆様に感謝状を授与し、その功労を讃える取組を行っています。
令和3年11月15日、中国四国農政局山口県拠点は、農林水産大臣感謝状について、永年に渡り統計調査にご協力を頂いた萩市の大枝周二さんへ、山根地方参事官から農林水産行政の推進に不可欠である統計データの永年の提供に感謝を述べるとともに、引き続き統計調査へのご協力をお願いし、感謝状の伝達を行いました。
今年度山口県内では、農林水産大臣感謝状を5名、中国四国農政局長感謝状を11名の方に伝達します。
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~草刈はスポーツだ~mukatsuku!?草刈サミット開催
- 撮影場所:山口県長門市
- 撮影日:令和3年11月3日
 山根地方参事官のあいさつ
 山口県拠点パネル展示
 ストレッチ体操
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令和3年11月3日、長門市油谷本郷の棚田で「~草刈はスポーツだ~mukatsuku!?草刈サミット」が開催されました。急な悪天候に見舞われ、草刈競技は中止となりましたが、会場を近くの向津具公民館に変更し、セミナー等を開きました。
参加者の多くは草刈機を使ったことがない方で、最初に行われた草刈機の使用説明では「長時間の作業をどうすれば楽に行えるのか?省燃費で草刈をするには?」等、説明者が回答に戸惑う場面もありました。 その後、健康運動指導士の池永さんから、草刈がスポーツに匹敵する運動効果があることについて、パネルを用いた説明を受け、最後に、スポーツも草刈もアフターケアが大事であるため、ストレッチ体操を参加者全員で行いました。
山口県拠点も後援団体となるとともに会場に情報発信コーナーを設置し、「棚田に恋」「みどりの食料システム戦略」のパネルを展示し、情報発信を行いました。 来年は天候に恵まれ、草刈競技が行われることを期待しています。
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新規就農者定着のために、地域ぐるみのサポートを!
- 撮影場所:山口県岩国市
- 撮影日:令和3年11月2日
 話題提供する3法人の代表者
 熱心に耳を傾ける参加者
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令和3年11月2日、新規就農者の定着に向けた支援策を検討するため、岩国地区農業士会及び岩国地域新規就農サポーターズ(※)主催による「新規就農者の定着促進に係る研究会」が開催され、農業士会、市農業委員会、行政、農業法人等約40人が参加しました。
最初に、近年設立された3法人から事業展開の上で困っていること、支援して欲しいこと等について話題提供されたのち、意見交換が行われました。法人からは、「中古農機などの情報が欲しい。」「失敗から学ぶことが多いので、ヒヤリ・ハット事例を共有するシステムがあったら良い。」「新規雇用すると経営が圧迫するので金融面の支援が欲しい。」など、多数の意見が出されました。
オブザーバー参加した山口県拠点からは、「地域全体で魅力のある産地にしていただきたい。」「新規就農者を受け入れるためには、関係機関の支援や雇用者である法人の多角経営等が必要。」等の助言を行いました。
最後に、コーディネーターである岩国地域新規就農サポーターズ会長 梅川仁樹氏より、「新規就農の定着には地域ぐるみのサポート体制が重要。関係者みんなで考えて、次へしっかり繋げて行きましょう。」と述べられました。
(※)岩国地域で、豊富な技術と経験を持ち、地域の実情にも精通した各種団体が、それぞれの立場から新規就農者に対する支援を行うために設立した組織。(平成31年4月設立)
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秋晴れの中、棚田ハーブマルシェ開催!
- 撮影場所:山口県長門市
- 撮影日:令和3年10月31日
 東後畑の棚田
 ハーブ加工品の販売
 中国四国農政局情報発信コーナー
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長門市の指定棚田地域である東後畑地区において、耕作放棄地となった棚田の再生維持活動として栽培したハーブを活用した加工品と棚田の景観を存分に味わってもらおうと、10月31日、「棚田ハーブマルシェ」が開催されました。 会場ではハーブを使用したオリジナルのカレー、ジェラートなどが販売され、多くの来場者で賑わいました。
山口県拠点も後援団体となるとともに会場に情報発信コーナーを設置し、「棚田に恋」「みどりの食料システム戦略」のパネルを展示し、情報発信を行いました。併せて来場者に「棚田のイメージ」「棚田を維持するための行動」「みどりの食料システム戦略」等についてアンケートを行い、「棚田は美しい自然のイメージ」「維持するためにはリーダーの発掘や消費者の理解が大切」などの意見が寄せられました。 また、「みどりの食料システム戦略」については、初めて聞いた方が多数を占めたものの、戦略の方向性については概ね理解が示されました。
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田布施町の農業振興のために高校生が議論
- 撮影場所:山口県田布施町
- 撮影日:令和3年10月6日
 イチジク栽培農家の講演
 農業体験施設構想の風景
 ワークショップの発表風景
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10月6日、県立田布施農工高校において生物生産科2年生を対象にした「地域農業を担う若者を育てるためのフォーラム」が行われました。これは、中国四国農政局南周防農地整備事業所の若手職員が同高校及び田布施町とタイアップし実施したものです。
生徒たちは、最初に、地域おこし協力隊として田布施町に移住し特産のイチジク栽培を始めた農業者から、移住や農業を始めたきっかけなどについて講演を聞いた後、5グループに分かれ、高校近くの遊休地を活用した「農業体験施設の構想」についてワークショップを行い、とりまとめたアイデアを各グループが発表しました。
発表では、通年で体験できる栽培体系の必要性、農産物加工品の販売、キャンプによる滞在型の体験施設、草花の迷路、ニワトリの放飼いによる癒やし等、いずれも田布施町の農業振興のため、子供から高齢者までが農業の楽しさを満喫できる施設にしたいとの思いが強く表現されたものでした。ワークショップで発表された内容については、田布施町の農業振興施策の参考にされることになっています。
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~今年は豊作を期待!!~飼料用米視察会
- 撮影場所:山口県宇部市ほか
- 撮影日:令和3年9月28日
 栽培ほ場の審査風景
 情報交換の風景
 分けつの状況
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令和3年9月28日、宇部市、防府市及び山口市で、株式会社秋川牧園(養鶏業者)と飼料用米生産者による令和3年第2回飼料用米視察会が開催され、生産者をはじめ関係機関から約50名が参加しました。
秋川牧園と飼料用米生産者による「完熟鶏ふん堆肥の地域内活用」と「飼料用米の多収・低コスト化」を通じた、地域”循環型”の耕畜連携が展開されています。具体的には、生産者は、秋川牧園から無償供与を受けた鶏ふん堆肥による土作りと多収品種を作付け、生産された飼料用米を秋川牧園が全量買い取るシステムとなっています。
参加された生産者は、早朝から夕方遅くまで自らの栽培ほ場以外のほ場についても巡回視察し、栽培管理方法などを参加者の間で情報共有することで、生産技術の向上につながる有意義な視察会となりました。
過去の飼料用米多収日本一コンテストにおいて多数の入賞者を輩出しており、今年も収穫量が期待されます。
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陸上自衛隊山口駐屯地で業務説明会を実施
 講義風景
 山根地方参事官による講義
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令和3年8月5日、陸上自衛隊山口駐屯地において、退職予定の自衛官約20名を対象に「農業を職業選択肢のひとつに!」と題して説明会を行いました。
農業の担い手確保が喫緊の課題である中、退職後の新たな職業に「農業」(就農)を職業の選択の一つに加えて頂くため、農業の現状や農林水産省の新規就農支援策などについて説明。
また、実際に就農された方のエピソードなどを紹介し、新たな職種として「農業」も視野に入れて頂けるようPRしました。
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「山口あぶトマト」の出荷始まる
- 撮影場所:山口県山口市
- 撮影日:令和3年7月21日
 収穫前の「山口あぶトマト」
 ハウスの内部
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中国地方有数の夏秋トマトの生産地、萩市むつみ地域及び山口市阿東地域で「山口あぶトマト」の出荷が、6月下旬から始まりました。 山口県北部の中山間地域に位置し、夏季でも比較的冷涼な気象条件を活かした隣接する2つの地域で栽培されるブランドです。
山口あぶトマト部会では、実が割れにくい特性を持つ品種「麗夏(れいか)」を主に栽培しています。 今年は天候にも恵まれ、生育は順調に推移、11月まで収穫は続きます。
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今年もたわわに実っています!
 たわわに実る「ひかりバナナ」
 バナナの花
 試験中の露地栽培
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光市の農園で生産される「ひかりバナナ」を知っていますか?
バナナを生産するのは、光市で障害者支援施設を運営するNPO法人森林の里。
2018年から12棟のハウスで栽培を開始、今年もたくさんの実を付け、適期を迎えた房から順次収穫されています。 無農薬栽培のため皮ごと食べられることや、外国産と比べ収穫直前まで成熟させるため食感と香りが良いと評判です。生食用のほかスイーツやパン等の加工品も販売されており、光市の新たな特産品として注目されています。 法人事務局長は「ミカンやブドウのように誰でも栽培できるバナナを目指し、露地栽培にも挑戦しているところ。」と意欲的で、今後、バナナ栽培が広まることを期待されています。
【関連リンク】 NPO法人 森林の里
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1株から1果だけ!「福賀すいか」出荷始まる
- 撮影場所:山口県阿武町
- 撮影日:令和3年7月14日
 出荷された「福賀すいか」
 箱詰めされた「福賀すいか」
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県内有数のすいかの産地、阿武町福賀地区において、7月5日から「福賀すいか」の出荷が始まりました。福賀すいか部会では、8月上旬までに1万玉を出荷し、3千万円の販売を目指しています。
当部会は5戸で2ヘクタールに品種「紅大(こうだい)」を栽培しています。全員がエコファーマーの認定を受け、県内のすいかでは唯一、「エコやまぐち農産物」の認証を受けています。
福賀すいかは、1株から1果だけ収穫する栽培方法で大事に育てられ、大きい果実は13キログラムを超え、「超天」という特別規格で販売されます。今年は天候にも恵まれ、糖度も高く、中には20キログラムを超す大玉も出荷されているそうです。
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山口県立農業大学校で特別講義を実施
 講義風景
 上川主任農政推進官の講義
 福田主任農政推進官の講義
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令和3年7月1日、中国四国農政局山口県拠点は、山口県立農業大学校において、1、2年生約70名に「これからの農業は?」と題して講義を行いました。
1.農業・食料をめぐる現状、2.どこが変わる?農家と農業経営、3.就農前に考えておくべきこと、の3つのテーマについて、山口県をはじめ全国の様々な取組を紹介しながら理解を深めてもらいました。
休憩中は、AIやロボットなどの先端技術を活用した「スマート農業」の動画を上映し、先進的な農業も併せて紹介しました。
また、講義終了後、農林水産省公式SNSで情報発信している「BUZZ MAFF(ばずまふ)」の動画を流し、国家公務員ユーチューバーが農林水産業の魅力を伝えている様子に学生は見入っていました。
学生からは、「山口県の農業全体の現状や、新規就農に対する支援策が知れて良かった。」「生産のみならず、コスト・販売・経営など、多方面を見据えた今後の農業の姿について話を聞くことが出来て参考になった。」「就農に向けて、自分が何をしなければならないのかを理解した。」などの感想が寄せられました。
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お問合せ先
山口県拠点
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